2005年06月27日

株、下値メドは1万1300円近辺・小林氏――配当利回りに着目2005/06/27

, 12:05, 日経速報ニュース, 410文字

【NQN】小林治重・丸和証券調査情報部長 原油高による企業収益の悪化懸念がじわじわと株式市場に広がっており、27日前場の日経平均株価は続落した。最近の原油高が投機筋主導というよりは、実需筋中心の買いによるものであることを考えると、原油相場は当面、大きく下げるとは考えにくく、輸出企業を中心とした業績悪化懸念も簡単には払しょくできないだろう。もっとも、日本では、内需主導による景気回復期待が根強いため、株式相場が急落するとも考えにくい。今週の日経平均の下値は、25日移動平均(24日時点で1万1313円63銭)近辺、上値は1万1500円程度とみている。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催や日銀の6月の企業短期経済観測調査(短観)の発表など、今週は重要日程が目白押しで、週前半は積極的な買いが入りにくい。しかし、配当利回りの面で投資妙味のある銘柄には、ディフェンシブ(防御)的な性格もあり、継続的に資金が流入しそうだ。


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