呼吸するが如くカレー4

四杯目はハシゴしてみました。

この日はレトルトカレー消費としました。選んだのは、静岡の御当地カレーであるところの桜海老カレーと、茨城は水戸のイイジマが出しているローズポークカレーです。

1705260217052605桜海老カレーは三島市の(有)フォーションIKFってところで出しているようで、あれ三島なら最近しょっちゅう行ってるけど見掛けないぞ、てな気分に。もう売ってないのか、それとも売ってる場所が限られてるのか。御当地カレーってどこでも売ってる訳じゃないので、後者の可能性も高そうで難しいです。
こちらはポタージュのようなカレーでしたが、桜海老の姿がちらほら見えます。味は甘くて、その上で意外としっかり辛いのが好感です。海老の風味は強烈で、姿が見える海老以上に海老が溶け込んでるように思えます。更にココナッツの風味と生姜の風味が濃く、トータルで上手くバランスが取れてます。そう、浜松の出世城カレーもこうすればいいのに。やっぱ半端はいかんですよ半端は。

1705260117052604ローズポークカレーは中辛。これも結構甘くて、そしてピリッと辛い。いいですね、今回は二種選択で二種とも大当たりの気分です。まあこっちは最初から当りと確信してたんですが。
粘性の強いルウは奇を衒わない王道レトルトカレーの雰囲気ですが、全てをハイグレードにするとこうなる、て味と風味。肉も流石イイジマって感じで噛み応えも味わい甲斐、やはりイイジマのレトルトにハズレはありません。自信持ってお勧めできます。

17052603二つを混ぜると味に厚みが増して獣肉と魚介の見事な競演。これまた稀に見る大成功の部類だったぞ、と満足して食事を終えました。

帰り道沿いにはロティボティがあります。今年2月の開店以降ずっと気になってたので寄ってみました。
17052501ロティボティはその昔、みむらというカフェで、白いんげんのカレーってのが看板に出ており、いつか寄ろうと思ってたお店です。こんな形で寄ることになろうとは。みむらはとうに潰れて何年間もずっと廃墟同様だったのですが、この度パキスタン料理のお店として蘇ったのです。
結局寄れなかったので店内入るのも初めてですが、小奇麗でありつつも以前のチャスカの様な雰囲気をそこはかとなく感じる、なんだか不思議な客室でした。入口から左手にレジがあり、その更に左奥に厨房と言う構造が旧チャスカと似てるからでしょうか。それとも店内の装飾品がそう思わせるんでしょうか。

時間が金曜の15時近くと、なかなかに微妙な時間でしたので、取り敢えず何か出来ます?と訊いてみました。すると「パヤとナンができる」「OK?」「OK!」て感じでスムーズに注文成立。後日ランチメニューがあることも知りましたが、この時はメニューもなく出されるがままスタイルなのかな、なんて思ってました。

17052502さっと出て来たサラダに続き、パヤとナンもさほど待つ事無くやって来ました。サラダは複数種の生野菜という点で細やかですが、盛り方はアバウトで楽しげ。日本向けのお店とパキスタン人向けのお店の中間を見るような気分です。




1705250417052506しかしパヤを見た瞬間、ここは日本人向けのお店じゃないな、と認識を確定させました。この油の層の厚さは尋常じゃありません。この油が美味しいんだよ、と力説するパキスタン人の姿が脳裏に浮かびます。表面には生姜、底の方には大ぶりの肉の塊が沈んでおり、この肉を引き上げてかぶりつくと、肉と言うよりコラーゲンの塊食べてるみたいでした。女性にお勧めすべきか否か悩ましい一皿です。
17052503ナンは涙滴型でなく丸いもので、塩味。久し振りにこの手のナン食べたなあと思いつつ。

カレーは深めの鉢で結構な量があります。これで800円てのは1080円が一般的なパキスタン料理店のパキスタン料理ランチと較べると素晴らしい割安感があります。料理も素朴&食べ応えがありという好みのライン。機会あれば、ではなく機会は作ってでもまた寄りたいお店です。

ロティボティ、場所はこちら。R354を岩井から境へ向かうと、利根川大橋有料道路へ向かう交差点の少し先左側にあります。ストリートビューだとまだカフェの名残が見えます。

坂東市みむら338

境町出張でしたので、隣街のスパイスガーデンへ行きました。
ワジラさん、顔を見るなり「スバ アルット アウルッダク ウェーワー」と。ゆっくり考えれば解るんですが、いきなりだと一瞬の間が空いてしまいます。それでも何とか返そうとして、ウェーワーの所で噛んでしまいワジラさんからフォローが入りました。

奥様が「スリランカプレートですか?」と確認。勿論です、と返す私。メニュー捲る前の話ですが、問題ありません。
カウンターでは常連さんと思しきお客さん、ワジラさん御夫妻とにこやかにお話しながらプレート食べてます。聞こえてくる話では、つい先日までスリランカに帰国されてたらしいです。今回はナイスタイミングだったみたい。

1705240117052402この日のプレートは白身魚~鰆ですかねえ~のカレー、パリップ、人参のホッダ、青菜~なんだっけ~のマッルン、ハールマッソーテルダーラ(というより揚げ物)、ミクスチャ、茹で卵の乗ったバスマティとスープと揚げパパダムという組合せ。
17052403カレーはしっかりワジラさんのスパイス使いですが、タマリンドかゴラカが多目にプラスで酸味が強め。魚の身が酸味で引き立つように感じました。
17052405揚げ物が二種類プレートに乗ってくるのは珍しい気がしますが、食感に幅が出て面白いです。ミクスチャ良く作ったシュワさんでも、カレーに乗せることはしなかったなあと思い出しつつパリポリ。
17052404食後はワタラッパンにプラスしてドドル。先程聞こえてきたスリランカ帰省の話にプラスして、正月と弟さんの御結婚で二週間ほどスリランカに帰省されてたとのお話。成程ドドルはその時作ったんですね。
1705240617052407食べ終わろうかというタイミングでワジラさんが「ちょっと待ってね」と奥に引っ込んで持って来てくれたのはヘラパ。ほんの数日前にシナモンガーデンで作って貰ったという話が出て気になってたのでした。これもそんなに日持ちしないということで、ホントにナイスタイミングの訪問だったようです。
ヘラパはコラッカンという豆の粉で作った餅状の生地の中にココナッツ餡を入れてキャンダ(コラキャンダのキャンダとは違うそうで)という葉で包んで蒸し上げたもの。甘いよ、とワジラさん。成程、生地の違うココナッツナンみたいな感じ。コラッカンは身体にいい、だから皆食べる、と奥様。日本のスリランカ料理店でもこういうのをもっと出してくれたら楽しいのに。

17052301いわきの仕事が15時頃に終わったので、帰りに湯本へ寄ってみました。ハラル食堂、16時までなら営業してる筈、と前を走ってみたところOPEN札が出てます。やった、と湯本駅前の駐車場に車突っ込んで向かうと、扉には鍵が掛かっててOPEN札が中のテーブルの上に。あああ。
車を取って、再び通り掛かるとまたOPEN札。翻弄されてるなー、と思いつつ駅前に戻って車置いて再度やってきました。今度は札もそのままでああよかった。

店内はカウンター4席とテーブル6席位。白基調の明るい店内。スタッフは男性が一名。日本人のようですが、ここってミャンマー人の御夫妻がやってらしたのでは?
後で教えて頂いたのですが、ミャンマー人御夫妻は辞めてしまわれたそうです。それでスタッフが足りなくなって4月から営業時間を変更、ということのようです。この時間帯は日本人のシェフお一人で全て対応してますが、昼間の忙しい時間帯はタイ人が8人程スタッフに居て、交代で接客に当ってるそうです。けど全員ムスリムじゃないのだとか。
お願いしたのはモヒンガ650円とチャム200円のホット。モヒンガは「魚の出汁とナンプラーで味付けするミャンマー独自のヌードル料理」チャムは「コーヒーをミルクティーで割ったマレーシアドリンク」だそうです。最初アイスをお願いしたら、今はアイスができないとのこと。

1705230217052303モヒンガは豆とマグロのスープ。レモンの酸味とパクチーの香りが程好くマッチして、ウマいですよこれ。現地ではナマズ使うことが多いそうで、そうすると生臭くて日本人にはかなり食べ辛い味になるそうです。「気になるようでしたら東京のミャンマー料理店で「ナマズ使ってますか?」と確認した上で頼んでみて下さい」と。ツナ使うのは日本人でも食べ易いように、という工夫ですが、向こうの人は生臭いのを美味しいと感じるそうで。成程食文化の違いは面白いです。
17052304麺は素麺みたいですね、と訊いてみたところ、ほぼ同じだそうです。ほぼってことは少し違うんですかね。そこも少し突っ込んで聞きたかったですねえ。
他に半割茹で卵と豆、豆はテンペかなと思ったら豆を戻して茹でて固めて天婦羅にしたものだとか。



1705230517052306デザートの皿が付いており、寒天ゼリーとココナッツミルクの牛乳かんみたいなの。二種貼り合わせという点で小男鹿を連想します。淡い甘さで冷たくて夏向きのデザートでした。
チャムは見た目ベトナムコーヒーみたいな茶褐色。飲むとへええ、と面白い香り。甘くて飲み易い飲み物でした。

なかなかに珍しく、また面白い経験ができました。また寄ってみたいと思います。
ムスリム観光客に安心して食事をして欲しい、という目的があること、母体が大きいので当面店を閉めることはない、少なくとも東京オリンピックまでは大丈夫といったお話も聞かせて下さいました。頑張って下さい~。

なーんかここ暫く頭痛が治まんないです。生活に支障ある程痛い訳じゃないんですが、ずおーんって感じで重くて気が滅入ります。カレー食べて元気出しましょうか。

17052201この日はいわき出張、ギリギリまで資料作ってて時間が無かったということもあり、お店で昼食採るのは諦めました。そこで寄ったのは、ずっと気になってたR6沿いの弁当屋さんです。
外観はガソリンスタンドですが、それは廃業済みたい。外には弁当の幟が出ており、事務室で調理を行ってる様子。それだけで経営成り立ってるようにも見えないのが不思議ですが、もう一年以上前から続いてます。色々と謎を感じるお店ですが、その正体やいかに、と乗り込みました。

謎は直ぐに解けました。店名はからしま仕出し部、すぐ隣のパチンコ店からしまの出先ということでした。店内はガソリンスタンドのそれを居抜きで使っており、巨大な液晶テレビの存在感が強烈です。
弁当はカレー弁当とから揚弁当と焼肉弁当各500円、そしてセットメニューが焼肉弁当+半カレー、から揚弁当+半カレー各750円というメニュー。ここは唐揚も食べておくべきだろ、とから揚弁当+半カレーをお願いしました。

1705220217052203唐揚揚げるので10分位待ってね、とおばちゃん。事務室みたいな雰囲気の中、テレビ見ながら待ちました。この感覚、場違いな居抜き物件のインド料理店にも通づるものがあります、面白い。
出来上がった弁当は、唐揚&御飯の2パックにカレーライスの入った円筒容器。うわー、御飯&御飯ですよ。セットだから御飯は一つだろうと思ってたら意表を突かれました。
17052204カレーは濃厚なビーフカレーで、胡椒の辛さが心地良し。普通の人にはやや辛目に感じられるんじゃないかってくらいの辛さでした。硬めに炊き上げた御飯との組合せってのも素敵でした。
唐揚は衣少な目で塩味。ストレートに鶏の味が感じられるもので揚がり方も好み。カレーと唐揚の相性もよくて、こりゃ時間の無い時この選択肢はなかなかいいぞ、と思ったのでした。

↑このページのトップヘ