グローバル・ファンド・アップデート第4号2013年01月02日
<グローバル・ファンド・アップデート第×号 掲載記事>

世界基金関係紹介

日本、2012年の一年間に世界基金に3.43億ドルを拠出
=拠出額としては最高額に=



日本政府は、12月14日までに世界基金に本年度(2012年度)当初予算から1.27億ドル(=約103億円)を拠出しました。これにより、2012年(暦年)の我が国の拠出額は、2012年3月末までに昨年度(2011年度)の補正予算から支出された2.16億ドル(=約192億円)とあわせて3.43億ドルとなり、過去最高を記録しました。これにより、2010年に菅直人総理(当時)が国連総会で約束した「菅コミットメント」に基づく世界基金への拠出予定額「当面8億ドル」のうち4.57億ドルが支出されたこととなり、残りは、あと3.43億ドルとなります。



2012年(暦年)での世界基金への我が国の拠出が膨らんだ理由として大きいのは、2011年(暦年)の拠出が震災によるODA削減の影響で大きく下がったことです。2011年(暦年)中に2011年度の当初予算から支出予定だった世界基金への拠出金が、震災によるODA削減で100%減額され、2011年(暦年)の支出が、2010年度補正予算からの1.14億ドルにとどまりました。この遅れを挽回するために、特に2011年度の補正予算を相当程度増額したことが、2012年における史上最高額の拠出に繋がりました。

世界基金の声明では、玄葉光一郎外務大臣(当時)は、この拠出について、「これは(世界基金の新事務局長に選ばれた)マーク・ダイブル氏の新たなリーダーシップへの我々の力強い支援を意味する。世界基金の創設国として、三大感染症と闘い、MDGsを達成するために、世界基金とともに働くことにコミットする」と述べています。

菅コミットメントの達成のために今後必要な拠出額は、2012年の拠出額と同じ3.43億ドル。玄葉前外務大臣が述べたように、改革を終えた世界基金の新しいリーダーシップへの支援を強化し、あと3年足らずとなったMDGsの達成に向けて世界基金を機能させるためには、菅コミットメントを早急に完遂するとともに、2013年の増資会議において、相当額の新たなコミットメントを行う必要があります。


projectring at 02:00│ グローバル・ファンド・アップデート第4号 

Copyright© Japan AIDS & Society Association. All Rights Reserved.