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最近、あまりに生々しい実践的なゲーハー対策の
話題が続いたので、今回はちょっと息抜きみたいな
感じで、ちまたにあふれる「ハゲ本」をチェックする
ことにした。テキトーなチョイスではあるが、いくつか
紹介させていただきます。

(読者の感想や、版元からの紹介文などを手がかりに、
おもしろそうだから今度読んでみよっと私自身が
思ったものを、ランダムにピックアップしてみました。)

本格的な梅雨シーズンが来るまでに何冊か調達して、
雨の週末などあったら、家でゆっくりこれらの書をひもとき、
若禿げ・薄毛の過酷な人生に思いを馳せ、我が身の
不幸と呪われた運命を、しみじみかみしめたいと思って
おります...。

「ぼくらはみんなハゲている」
(藤田慎一著、太田出版)

ハゲをテーマとした深夜のドキュメンタリー番組で、
ただ単に「ハゲだから」というシンプルな理由で
担当ディレクターに抜擢された著者が、現代日本
最大のタブー「ハゲ問題」を真摯に追求。
オンエア後、「勇気づけられた」「なんでこんなものを
わざわざ放送するのか」と賛否両論の大反響を呼んだ
番組内容に、大幅な追加取材をくわえて書籍化したとか。

体当たり無料毛髪診断体験記、
米国式最先端手術の体験談、
膨張する毛髪産業・カツラメーカーの実態、
モテるハゲ&モテないハゲ、
堂々とカツラをかぶるハゲ、
カツラを脱ぎ去ったハゲ……
様々な「ハゲゆく」人たちを取り上げ、
「神はなぜハゲを創り給うたか?」という人類の根源的な
哲学的命題に迫った意欲作と高い評価を得ているようだ。

「育毛物語―実録潜入ルポ」
(双田譲治著、コモンズ)

ヘアジャーナリストという、この上なくうさんくさい
肩書きを持つ著者だが、リーブ21、アデランス、プロピア、
アートネーチャー、などの大手育毛サロンに潜入取材した
体験をまとめたのが本書。「やってきた客を逃すものか!」
といった各社のハイエナのような対応が、この本では丸ハゲ、
いや、丸ハダカにされているとか。坊主丸儲けみたいな
商魂むき出しの暗黒世界=「育毛ビジネス」の現状を
知りたい人にはお勧めの1冊となりそう...。

たとえば、リーブ21訪問時には、和田アキ子もびっくりの
238万円コースを勧められたというから、おそろしや。
プロペシアを通販でちょびちょび買ってるなんて、これに
比べたら屁みたいな出費だよね。

薄毛男の心の弱みをえぐるような「はげるなんてあなただけ
ですよ!」的なセールストークが炸裂するハゲ産業の実態は、
スティーブン・キングのホラー小説よりも怖そうだ。 

「奇蹟の発毛剤―“ロゲイン”“リアップ”“プロペシア”
 から未来の新薬まで」
(平田明隆・若松信吾著、同文書院)

アマゾンでタイトルに「プロペシア」とつく本を検索したら、
唯一ひっかかったのがこれだった。かれこれ半年ほど
お世話になってるプロペシアではあるが、さすがにこの本は
つまんなそうで読む気がしないなあ...。

「髪をよみがえらせる新薬は、なぜいま生まれたのか?
その”効く使い方”を完全解説。」とのことで、発毛剤の
メカニズムから将来のハゲ薬までを解説している医学書(?)
らしい。値段もかなり高そうす。

「育毛通」
(唐沢俊一著、早川書房)

「と学会」の創設メンバーにして、雑学の大家として
知られるエッセイストの本だけあって、いわゆる実用的な
育毛情報本ではない。「髪に関する基礎知識を完全網羅した、
おかしくもためになる雑学コラム集」とのことだ。
「現代ヘアーの基礎知識・kamidas」を加筆・修正して
出版されたものだそうだが、カミダスって...くすん。

「そもそも髪ってなんなのだ」「髪にはこんなドラマがある」
「わたしたちの生活と髪」「髪を守るにはどうするか」と
いった章立てになっており、読めば「育毛通」というよりは
「髪の毛通」になれそうだ。

そろそろ前頭部があぶなくなってきていて、ふだんは帽子を
被ってごまかしているという著者だが、いつものように、
「無責任に笑えて」「知的満足感も味わえる」本を目指した
感じだろうか?

「ハゲない、ナエない、デブらない
 30代男のメシの食べ方」
(海老久美子著、学習研究社)

これは直接ハゲそのものを扱う本ではないが、中年の
域にさしかかりつつある男心をくすぐる素晴らしい
タイトルなので、取り上げてみた。

食品パッケージの原材料名の見方を解説したり、
水をチビチビたくさん飲めとアドバイスしたり、
酒のつまみの選択方法や、仕事中のおやつの食べ方や
コンビニ&ファミレスめしとの付き合い方……等々、
我々おっさんが心に留めておくべき食に関する知識を
幅広く授けてくれる、一種のノウハウ本である。

著者は「ハゲ、ナエ、デブ」という悲劇の三悪の元凶
として「活性酸素」や「ストレス」を挙げ、どんな
食事で対処できるかを解説しているのだが、それでも
ハゲてしまったときは、「悪あがきはやめて堂々としろ!」
と血も涙もない情け無用のコメントでしめているらしい。

「HAGEてからでは遅すぎる」
(HAGE防止研究プロジェクト編、小学館)

この本もタイトルに惹かれた。私の場合、これから読んでも
ほとんど「遅すぎ」というか「手遅れ」のような気がするが、
抜け始める前の幸せだった日々を思い出しながら、「思えば
遠くへ来たもんだ」みたいな気分で読んでみたい1冊だ。

深い悟りと諦念すら感じる宣伝文句も渋くてCOOL!

「厳密に言えばハゲは病気ではない。遅かれ早かれ毛髪は
抜け落ちて、男性はだれでもいずれ、必ず薄毛(または白髪)
になる宿命にある。だが、一年でも一カ月でも、ハゲ始める
のを遅くするために、男たちは涙ぐましい努力をし、養毛剤や
カツラに走るのだ。若いうちから毛髪の手入れをし、髪に効く
食事を心がけ、髪にダメージを与えないライフスタイルを
実践することで、ハゲはかなり防げる。この本にはそのための
知恵がつまっている。」

3年、いや、せめて2年前にこの本に出会いたかった。

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