2007年04月30日

名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー) 〜 ちょっとした遊園地で遊び尽くした気分 〜

名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)〜 ちょっとした遊園地で遊び尽くした気分 〜

『ゆれる』のあとにこれを紹介するのはどうかとも思ったのですが、まぁ重厚な作品の後には、気軽に観れるモノの方が良いかな、ということで“コナン”です。

GWと言えばコナンというくらい、この時期にあわせて作品を打ち出してくる人気アニメの映画版。休みに入った子供達の心をまとめてかっさらうこのシリーズは、東宝の収益にも大きく影響する作品と言えるでしょう。

簡単にあらすじをご紹介します。
太平洋に浮かぶ“神海島(こうみじま)”へバカンスに訪れたコナンたち一行。この神海島には、海の底に眠る古代遺跡“海底宮殿”と、実在した二人の女海賊が遺した財宝の伝説が語り継がれていた。その島でコナンたちは財宝を探すトレジャーハンターたちと出会う。そんな中、財宝を探しに海中に潜ったハンターの一人がサメに襲われるが、コナンはそこに事件のにおいを感じ、捜査を開始するのだった・・・。

さて、毎度おなじみ名探偵コナンの最新作ですが、コナンが大人の推理力をフルに発揮しながらも、それがバレないよう子供のフリをしながら、上手い具合に推理を進めていくその展開は「ああ、いつものアレ」という感じで、相変わらず楽しい。

それに加え、今回は海賊の財宝をめぐる歴史的要素を盛り込んでおり、この辺りは、最新作も公開間近の『パイレーツ・オブ・カリビアン』に影響された感も、少し見え隠れします。

そして、今回のシリーズで気になったのはその財宝探しのエピソード。二人の女海賊が残した財宝、海底宮殿、トレジャーハンターと来れば、『インディー・ジョーンズ』を思い出さずにはいられません。展開も、犯人探しより財宝探しがメインになっていたように思います。

海賊や宝探しなど様々な要素を取り込みつつ、まるで映画版『ドラえもん』のように、毎回観るものを飽きさせないように展開していくこのシリーズ。今回もちょっとした遊園地で遊び尽くした気分にさせてくれます。

いつになったらコナンが小さくなった原因でもある“黒づくめの男”たちの核心に迫るのか、という疑問は毎回残りますが、それが解決するときは、このシリーズが終了するとき。恐らくそんなもったいないことは、ビジネス展開上、許されないと思いますので、今は遊園地を楽しむとしましょう。



■YouTube「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー) 予告編」



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この記事へのコメント

1. Posted by たいむ   2007年05月01日 21:37
GAKUさん、こんばんは。
ほんと、今回の作品は「遊園地のアトラクション」に近かったですね。
「新しいコナンが始まる(動き出すかな?)」と銘打っていたことは確かだし、もしかしたら「宝探し」は、マンネリを避けるためのお試しだったのかもしれません。・・・が、結果的に失敗かな?(笑)
次回はきっと元の路線に戻るのではないかと思ってます。(希望強し)
2. Posted by GAKU   2007年05月02日 00:51
>たいむさん、こんばんは。
ちょっと思ったのですが、コナンのシリーズでは
以前も「船モノパニックアクション」や「飛行機モノ」など
時々“お試し”のような企画を映画化しているように思います。
そしてその後はもう一度“推理メイン”に戻したりして
それを繰り返しているのではないでしょうか。

つまり、コナンを使った実験的作品は当たるかどうかは一種の賭けで
当たればその路線を継承するし、ハズレればその後の採用は却下。
スタッフ側も実験を繰り返して、試行錯誤しているのではないかと。。。
私も次回は元の路線にもどしてほしいと願うばかり(同じく希望強し)

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