主人公の一人語りと覚醒、演奏シーンに泣けた - アニメ『四月は君の嘘』Yun*chiの声と気持ちの良いアレンジが清々しい ─ 「アニ*ゆん~anime song cover~」 Yun*chi

2015年05月09日

ジャズのインプロビゼーションに近い電子音楽叙事詩 - 「Hyperion Suites」Serph

hyperion─ 「Hyperion Suites」 Serph ─

4月18日(土)とかなり前ですが、ちょうど自由時間ができたので渋谷タワレコに足を運んでみたら、出てるじゃないですか、Serph(サーフ)の新譜「Hyperion Suites(ハイペリオン・スイート)」

一応、クラブミュージックのジャンルですが、インストです。どちらかというとゲームミュージックのジャンルに近いかも。
ただ、Serphの音には何だかイマジネーションを刺激されて、ついつい惹かれてしまう。DJ和尚が昼間っからタワレコ1Fを沸かせている横で、ガッツリ試聴機に飛びついてしまいましたww

今回も相変わらずマニアックな音づくりと、先を読ませないプログレな音のつなぎ方は絶品!!元来のファンタジックな音にプラスして、今作はよりJazzyな印象が強く、ますます私好みのサウンドに仕上がっていました。


前作『el esperanka』(エル・エスペランカ)の時もそうだったのですが、Serphの音楽は電子音楽にもかかわらず、かなりアナログや生音な部分が多いんですよね。

デジタル的に作りこんじゃうと決まりきったフレーズの繰り返し、プリセットのドラムセットやリズムパターンになてしまうケースは多いと思うのです。ただ、今作はそういったデジタル音楽の対局を行くように、微妙にずれたリズムや生っぽい音や空気感を大事にしていて、それこそジャズのインプロビゼーションに近い音楽になっている。それが人間味を感じる部分かもしれません。

ちなみに個人的に好みの曲は4曲目「happy turner」、10曲目「hyperion」、13曲目「nous」、そして何気にピアノのメロディがハッピーエンドと哀愁を同時に感じさせる12曲目「skyrim」がイチオシだったりする。ちょっと涙腺を刺激された。ただ、残念ながらネット上に試聴はない。


■Hyperion Suites - Serph
1. hymn
2. walkin
3. monsoon
4. happy turner
5. wireless
6. analogica
7. alcyone
8. sad roboto
9. soul for toys
10. hyperion
11. blood music
12. skyrim
13. nous
14. never end












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