Yun*chiの声と気持ちの良いアレンジが清々しい ─ 「アニ*ゆん~anime song cover~」 Yun*chi一般ウケしない<毒>が中和されて<個性>となる ─ 展覧会「蜷川実花:Self-image」

2015年05月10日

生粋のJazzとは違う新しい音に浸る ─『UNDERGROUND』 fox capture plan

underground_fcp─ 『UNDERGROUND』 fox capture plan ─

以前からずっと気になってたJazzユニット”fox capture plan(フォックス・キャプチャー・プラン)”。アルバムも欲しいと思いつつ、まず「Attack on fox」「疾走する閃光」がどうしても聴きたかった。

ただ、今までのを全部集めるのはさすがにお金がかかりすぎるし、ベスト盤を待とうと思っていた矢先、渋谷タワレコでDVD付『UNDERGROUND』が発売されてるじゃないですか!これは即購入です。

聴いたことなかった楽曲も多く含まれるアルバムですが、1曲目「beyond the beyond」からメルテンのピアノが気持ちいい。「Adam’s Apple」「Time to think」なども時間を忘れられる空間に浸れるこの感覚と、生粋のJazzとは違う新しい音づくりは、fox capture planならではかもしれません。


また、あらためてアルバムを通して聴くと、fox capture planはjazzユニットというよりは、フュージョンに近いのではないだろうかと思う。ベースはウッドベース、ドラムも生音なのでjazz形式を取っているものの、メロディ展開やアレンジでは以前よく聴いていたT-SQUAREやDIMENSIONなどフュージョン音楽を思い出しました。

そして、これも聴きたかったYMOカバー「Tong Poo」について。
2分以降からピアノソロで原曲メロディを引用しつつもFCP風に崩しまくってるのがいい。カバーやRemixって今まで”焼き直し”感があって毛嫌いしていた時もあったんですけど、アレンジャーによって全く別曲として生まれ変わる瞬間があって、FCPのカバーも「こうなるか!」という驚きと新鮮さがたまりません。


というわけでそんなリスナーの想いを知ってか知らずか、2015年7月にはカバーアルバム『COVERMIND』が発売されるようです。以前にもアルバム収録されてて気になってたbjorkの「Hyperballad」、oasisの「Wonderwalln」はもとより、一番気になってるのはUnderworldの「Born Slippy」

まさかのアンダーワールドでっせ!!いやーどうなるんだろ。超楽しみ!GoGo Penguinの「Garden Dog Barbecue」みたく、ドラムンベースになってるのか。アンビエントな感じで酔わせてくれるのか。そんな感じで今後も注目していきたいfox capture planです。


■『UNDERGROUND』 - fox capture plan
ディスク:1 (CD)
 1. beyond the beyond
 2. 地下の世界に流れる時間
 3. Adam’s Apple
 4. Time to think
 5. Tonight Tonight

ディスク:2 (DVD)
 1. into the wall
 2. 疾走する閃光
 3. Elementary Stream
 4. unsolved
 5. capture the Initial “F”
 6. 衝動の粒子
 7. white ambience
 8. this wall
 9. RISING
 10. Tong Poo
 11. Attack on fox






■Tong Poo (YMO cover)- fox capture plan



■疾走する閃光 - fox capture plan



■Attack on fox - fox capture plan


prototype_cr at 07:56│Comments(0)TrackBack(0)mixiチェック 音楽 

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Yun*chiの声と気持ちの良いアレンジが清々しい ─ 「アニ*ゆん~anime song cover~」 Yun*chi一般ウケしない<毒>が中和されて<個性>となる ─ 展覧会「蜷川実花:Self-image」