2011年07月

2011年07月18日

新たな美しき勇気

サッカーファンの軽々しさには、とても感心できない私だが
午前3時半から試合中継のTVに向かった
それはこれまでの試合に、折れない心を何度も見て来たからだった

アメリカはやはり強かった
でも、なでしこジャパンは前進した
試合に対し真摯だった

大抵、最初の1失点で気持ちの上で6割試合を決められてしまう
ましてや必死で同点に追いついた後の、駄目押しとも言うべき勝ち越し点には、
勝負あったの感があり、それに全身を支配されてしまうものだ
しかしそれに屈すること無く、コーナーからのボールに外足を合わせ
ボールをゴールに運んだ

この澤選手のゴールに見られるように
今回のW杯では、日本のスマートなゴールは無かった
何れの試合のゴールも、勝利に執着した捨て身のゴールばかりだったと思う
ここ暫くの間で我々が失くして来たものを見た気がした

最終的にPKでは、その心の差が形になったと思う


オンリーワンの言い訳ではなく、納得のナンバーワンにこそ価値がある
誰しも心の中では見栄や言い訳ではなく、実力にのみ価値を見出している
今必要なのは、そんな自分たちの心の奥底を見つめる勇気だと思う
1番を目指す気持ちとは、
実際に事を突き詰める者達にのみ体感することを許された真実なのだと思う
且つ相互に切磋琢磨する心を生み出す公明な姿勢でもあるのだと思う


表彰式で澤選手が掲げたトロフィーに伸びる選手たちの手を見ましたか?
自分たちが高みに到達した証に触れようとする選手の無垢な手
どんなにすばらしい感動的な映画よりも、素直で力のある美しいシーンでした






2011年07月09日

中国の足音

政党政治に蔓延る矮小認識のみ拡大される現在、メディアも含め、大局を見据える度量が求めらるとしみじみ思う

今頃タレント議員を閣僚から外しても、これまでに失った時間や本来の政治機会を取り戻す事など叶わない
大衆迎合のツケが回ってきたのだ
いったい、今の政治屋連は、どれほどサラリーマン気質で素人だったのか
今更ながらわれわれ有権者の眼力の無さを含めて恥じ、襟を正さねばならないと思う

そんな弱体化した日本を値踏みし、中国はアジア圏での覇権に向かい、傍若無人に、しかし確実に歩みを進めている
中国という集合体の「国際認識の無いところ」「見識の浅いところ」「他者を慮らないところ」=「短絡的で独善的であるところ」が、今、力に変わってしまう懸念が払拭できない

どんなにゆがんだ価値観であっても、その見識レベルを疑う事を知らない者が馬車馬のように走り出してしまえば、結果の良し悪しにかかわらず何らかの答えが出てしまう事を、われわれは十分踏まえ、且つそれに対処せねばならないと考える

人という生き物にとって何よりも難しいことは、
来るべき未来を予見し、日常の微細な事柄に敏感に反応、解析しながらそれらに対処し、将来に備えてゆくという地道な姿勢を堅持することである

今、それがまったくできていない