2024年08月26日
大規模修繕工事 住人収賄
私の住むマンションは藤和不動産が開発し,その後三菱地所が管理会社として引き継いだ物件である.昨今声高に言われている「大規模修繕工事」の誘導〜暴利構造が現在あからさまな状況に至っている.
三菱地所コミュニティは予算に絡む重要案件のある度に,建設関連に疎く責任感の希薄な住人を住人管理組合長に選出するよう事を進めている.なぜ管理会社がそんな人選に明るいのか・・ご想像の通り,住人の一人が管理組合と管理会社の間に入り,住人代表であるかのような動きをしているからである.要はその住人が我々の修繕工事積立金から金銭横流しを受けているのである.これは不動産会社の不満退職者から伝え聞いた内容である.
「住人が住人の積立金から金銭を取る」・・・抜本的にこの下衆な感性には異常さを感じるが,その人物の社会的な信頼度や地位の無さから来る尊大さ,基本教養レヴェルを考察するとその様子には合点の行くところがある.
このマンションでは従来,我々の支出に比較し提供される内容(工事)に乖離が大きかった.私は甲工事にも関連する意匠設計をしているので業界の重層下請構造は理解し,金銭の流れも傍らから見て来ているので,そのバランスの異常さは従来より管理会社に指摘して来た.どうやら管理会社はその住人のみに回答することで事を済ませたとしている様子が見られる.三菱地所コミュニティはやはりこの住人の自己認定の強さ,越権を好む様子やその背景の劣等感を金銭を用い利用している様子が透けて見える.
”論議”とは理性や教養の有るところで初めて成り立つ.この住人ではそれが不能であることを管理会社は悪用している.来年,大規模修繕工事の予定である為,住人組合長に面談し話を確認したところ「私はわからないから不動産経験者の5階の〇〇さんと管理会社のコンサルタントさんを信頼して任せている」との事.これらすべてが同じ穴の狢であることすら解っていないなんとも責任自覚のない回答が返ってきた.この業界はこの住人認識に永年あぐらをかき悪用して来ている.「民間事業であるから」と,法制約からの逃げを言う不動産業者があるが,大規模修繕工事の積立金は複数住民が一つの目的に向けて積み立てる予算であり公的側面を有した資金である.法的対策の遅れは状況放置複雑化の助長ともなっている.