写会人日記

2017年08月08日

MCM 「極妻の来襲」

IMG_0101「この落とし前、どうつけるつもりや」そんなセリフが聞こえてきそうなシーンです。婦人公論のB/Wグラフの撮影でスタジオにやって来たかたせ梨乃。ちょうど「極道の妻たち」の撮影中。この映画の彼女はご存知のように強烈な役どころ。役から抜けきれない(抜けきらない)ままのオフショットとなったわけです。30年ほど前ですか。かたせさん、脂の乗り切った30歳のころ。YAMAHAの印象的なCMからのファンだったわたしは、はしゃいでスタジオや中之島、水晶橋などいろいろ引っ張って行っていつもよりたくさん撮影しました。写真はわたしの前の前のスタジオ。彼女の後ろにはモノクロフィルムの自動現像機が見えます。ライカで撮影、自現機で現像、暗室で引き伸ばしというのが定番のプロセス。やり始めるとすぐ時間が経って、徹夜なんてザラ。よく言えば実験に没頭する化学の教授のようでしたね。一枚の写真に命を込めていた時代でした。
MCM:My Classic Moment =古きよき時