写会人日記

2018年11月15日

桜田大臣がMr.ビーン(※)に見えてきた

19aced4ac899d7b20ecf719ef2be4799749b26c1 金銭絡みのスキャンダルは攻めやすい。数字できっちり追い込めるからで、ただ「無能」というスキャンダルはなかなか厄介だ。「おまえはアホか」というツッコミしかできない。追い込みにくい。そもそもなんでこんなアホがという基礎段階なので、攻め手があるようでない。桜田義孝オリンピック・パラリンピック担当大臣である。
 桜田先生は大臣就任直後の蓮舫議員の「ご自身がオリパラ担当大臣にふさわしいと考えるところはどこですか?」という質問に、「なぜ閣僚に選ばれたのか分からない」とこたえたのである。蓮舫議員以下居並ぶ国会議員の冷たい視線に動揺したのか、その後先生、パラリンピックが言えず、パラパラ、パラピク、パパパッパ。すでに汗だく。蓮舫議員は気の毒に思ったか、答えやすそうな質問をなげる。「国の関連予算は、いくらだと思ってます?」桜田先生待ってましたとばかりに答えます。「1500円でございます!」吉本新喜劇なら、全員きれいにズッコケるところだが、国会議員先生もマジボケなだけに受け手がない。すぐに桜田先生「1500億円」と訂正するが、正確には「1700億円」。この二重の間違いの原因について先生はこう言います「「事前通告されていない質問だったので残念だ」。だが蓮舫議員は「事前通告していました」とはなしていて。桜田大臣も「(調べたら)事前通告されてました」と認めた。つまり、オリンピックどころかな〜んも調べとらんかったわけ。それで蓮舫議員の前に立つとはええ度胸。そこは認めましょ。いやしかしほんま笑わせてくれます。
 だがそれだけやない。桜田大臣そない簡単には引っ込みません。桜田大臣はサイバーセキュリティ担当閣僚も兼務しており、今井雅人議員の「大臣は、サイバーセキュリティーについて、知見・経験はありますか」という質問に「国民目線のセキュリティ対策が大事」というワケワカラン答え。さらに今井議員の「自分でパソコンを使ってはる?」という問いに「「わたしは25歳から独立して仕事をしているので、パソコン仕事は部下がします。わたしは自分でパソコンを打つことはない」今井議員は「え、え〜、パソコン触ったことのない人がサイバーセキュリティ対策担当。信じられない」
まあとんでもない大臣もいたもので、だがこの大臣、海外には受けてるようでこのくだりをフランスの通信社が配信した。「日本のサイバーセキュリティ大臣はコンピューターを一度も使ったことがないそうだ。ハッカーがこの桜田大臣を標的にすれば、彼は彼からのいかなる情報も盗むことができない。考えてみればこれは最高のセキュリティなのかもしれない」
願わくばこの通信社の配信を桜田大臣が目にしないことを。「ほれみなさい、フランスはわたしがふさわしいと褒めてるではないか」と言い出しかねないから。

(※)ミスター・ビーン: コメディアン、ローワン・アトキンソンが演じる変なおっさん。そんなに面白くない。Mr.サクラダのほうが上かも(私見)。