写会人日記

2019年01月19日

映画「共犯者たち」にみる政権のメディア支配

野分共犯者 
 19日、この日の大阪日日新聞1面の"野分"というコラム「韓国映画『共犯者たち』は人ごとか?」というタイトルにびっくりした。この映画きょう見に行こうと思ってた映画じゃないの。なんというタイミング。"野分"は元NHKのスクープ記者で現大阪日日新聞相澤冬樹記者のコラム。この映画を語るには相澤記者ほどふさわしい人はいない。映画「共犯者たち」は韓国の放送局への露骨な政治介入と言論弾圧。それと闘うジャーナリストたちの姿を描いたドキュメンタリーだ。コラムはわかりやすく展開されていてこれを読んでより映画を見たくなった。さすがですわ相澤さん。

 うむ、これは早く行かないと満員で見れなくなる可能性がある。十三の第七藝術劇場へと急いだ。19時10分上映。着いたのは上映1時間半前。いくらなんでも大丈夫だろうと5階に上がって驚いた。狭いロビーがぎっしり満員。遅かったのか。すごい人気じゃないか侮れんぞ「共犯者たち」。地味なドキュメンタリーなのに。やっぱりみんな相澤さんのコラムを読んだのだな。しかし入れるのか。第七藝術劇場はシネコンのハシリのようなちっちゃな映画館。人数制限にかかるかも。受付に聞いてみる。「『共犯者たち』は満席ですか」「大丈夫だと思いますよ。IMG_302310分前に整理券番号順に入ってもらいます。」渡された整理券を見ると1と書いてある。1が1番とは限らんのやろな。ロビーに40人位いたから、41番とか。ま、入れるからいいか。しばらくして、「『温泉なんたら…』の入場開始します。整理券番号1番から5番の方…」「21番から25番の方」ロビーにいた人がどんどん減っていく。もう一つの会場で「温泉しかばね芸者」という映画があり、監督や女優の初日舞台挨拶があると知ったのはロビーにいた人のほとんどいなくなったころだった。
 ほんまの1番だったのね。ちらっと見えた舞台挨拶の女優さんも可愛かったし、珍妙なタイトルにちょっと惹かれたのは事実だが、そんなことで曲がるほどやわな信念ではないのだ。たとえ一人になってもと固く誓っていると、えらいもので「共犯者」チームも徐々に増え、最終的に15人ほどになって、集会所のような上映会場でつつがなく鑑賞できたのだった。
 「共犯者たち」は日本の現状と重ね合わせて強く考えさせられる映画でした。映画については項を改めて書きたいと思います。