写会人日記

2019年07月06日

芋たこなんきんお聖さん

IMG_9490 いま発売中の婦人公論に林真理子さんの田辺聖子先生追悼文が掲載されている。田辺聖子先生をモデルにした「芋たこなんきん」という朝ドラがあった。タイトルは日本の女の好物という意味で、林真理子さんはこれに「田辺聖子」を付け加えたいと書く。田辺作品は日本の女性の大好物というわけだ。さすがにうまいことをいう。「芋たこなんきんお聖さん」。「『女子どもの読みもの』とされた恋愛小説を見事文学にまで高め、多くの読者を獲得した…」と林真理子さん。
 田辺先生の大阪弁は他の言葉では置き換わらない独特の洒落た世界を作り出す。
 本に、話に、たくさんの大阪弁と出会えるのが楽しかった。知ってる言葉もあれば、思い出す言葉、全く知らない言葉もあった。大坂のいや日本の至宝だった。直接にはもう聞けないけれどこれからは本の中に埋もれている宝をゆっくり拾っていきたいと思う。