写会人日記

2020年10月03日

菩薩降臨 山口百恵ラストコンサート

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 NHKBSでちょうど40年前の山口百恵のさよならコンサートの放送があった。まさかきょう菩薩に会えるとは。ありがとうNHK。菩薩、あの沈んだ目は菩薩に違いなく山口百恵は衆生救済のために現れたのだった(「山口百恵は菩薩である」平岡正明)。
 山口百恵という引き金を引けば、わたしら、単発銃ではなくマシンガン、際限なく記憶の弾は飛び出してくる。初めて振り付けがついた「プレイバックpart2」。心配したがNHKでちゃんと聴けた。たしか歌詞のポルシェがどうのこうのでNHKとはなんかあった記憶がある。また週刊誌の「モモエロジー」で野坂昭如が百恵を絶賛していたことも。激写山口百恵の篠山紀信に嫉妬してたこともあった。それから三浦友和と共演一作目の「伊豆の踊り子」を百恵ちゃんの裸シーンが見られるというので友達と見にいったことも。温泉場で衝立から裸で飛び出して学生さーんと呼ぶシーンなのだが、相当なロングショットでよくわからず「あれ山口百恵か?」などと一晩話し合ったことも。その後の文芸路線はちょっとちゃうな百恵ちゃん。というのがわたしら百恵ファンの統一見解。なにしろ三浦友和との共演シリーズだったからね。そこかもね。映画、ドラマといろいろ出てたが、やはり「山口百恵は運命的に歌手」(平岡正明)なのだ。それゆえマイクを置いた瞬間に山口百恵は終わる。五木寛之は「”少女菩薩歌手”の背後に見え隠れするものは、新たな日中米三国同盟の包囲線の中に備蓄される組織されたエネルギーの後光である」と大絶賛していた。ちょっと難解だが異議なしなのだ。まだまだ弾は尽きないがどうすればいい。そう、引き金から指を離せばいいのね。なーる。
 Thank you for your everything さよならのかわりに。