写会人日記

2021年11月30日

或る落陽

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 生きるということはこんな強烈な悲しみにも耐えなければいけないのか。きょうがん闘病中のモデルの優子ちゃんが亡くなった。大阪コレクションでのコシノヒロコのショーで出会って以来20余年。一番古く一番親しいモデルだった。もうほんとにしんどい。
 いつもアグレッシブな姿勢を崩さなかった彼女。ヘタった姿など見たことがない。がん闘病中も弱音を吐いたのを聞いたこともない。辛くないわけはないはずなのに、いつも明るかった。みんなを元気にさせてくれた。
 毎年作っていたね。干支にちなんだ年賀状用の凝った写真。来年は寅年だからトラを借りてこようかな。11月中にはトラないといね。なんて言ってた。そんな約束もしていたのに。それから撮り足してgirls2をつくる約束もしたね。これに関してはなんとか約束を果たそうと考えている。
 そして「池田」愛の強い彼女でした。池田市をPRするウディ・アレンみたいなかっこいい動画をつくろうと結構日にちをかけてやりました。がそれも未完(これは怠惰なわたしのせいですが)。やり残したことが多いのになんでやねん、なんでおらんようになるねん。と叫びつつ、ま、未完成でもそれはそれで作品だ。ということでここにアップして優子ちゃんを偲びたいと思います。


 考えてみれば、太陽が沈むのは昇るためなのだな。そう考えると、多少は胸の痛みもやわらぐ、かなと思ったけれど、そう浅くはない、この気持ちの空洞。埋まる日はもう来そうにないが、悲しみを携えて生きていく以外にはわたしらに道はないのだ。


psharuky at 23:56 │