写会人日記

2021年12月14日

読まずに死ねるか「寂聴さん追悼記事」(婦人公論)

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📖読まずに死ねるか
きょう14日発売の婦人公論に先ごろ亡くなられた瀬戸内寂聴さん追悼の緊急特集が掲載されています。この婦人公論を手にして、お亡くなりになったのだなとぼんやりと思いはするけれど、まだ信じられません。瀬戸内先生はずっと死なないと思ってました。いや、死なないとも思ってなくて、存在するのが当然でいなくなることなど考えたことがなかった。6月30日に撮影した時はすごくお元気で、来年の5月15日には百歳祭ですね、なんて言ってたのに。
追悼特集は、南果歩さん、横尾忠則さん、澤地久枝さんら長く深くお付き合いのあったお三方の追悼文。そして婦人公論で語った名言金言をまとめた「希望を与えてくれる瀬戸内寂聴さんのことば」が掲載されています。その言葉のほとんどを直に聞けたのは何ものにも代えがたい自分の宝です。そのなかで選べばやはりこの言葉です。
「大切なのは、笑顔でいること。
仏教では『和顔施』という言葉があります。
相手に笑顔を施すというのが一つの徳になる。
幸せというのは笑顔に集まってくるもの」
と、わたしが先生の笑顔を世界一と名付けた所以です。先生の笑顔で救われた人はどれだけいるか数え切れないでしょう。もちろんわたしもその一人。願わくば先生のようにいい笑顔ができるようになり、幸せを集めそれを返せるような人間になりたい。道はまだまだ遠いけれど。
6月30日撮影時の2ショットを追加させていただきます。
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psharuky at 01:00 │