写会人日記

2022年05月06日

📕読まずに死ねるか。瀬戸内寂聴「99年、ありのままに生きて」

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 これはもうね、何をおいても読んでもらいたいです。瀬戸内先生の波乱万丈の一生をいろいろな角度から辿ることのできる決定本「99年、ありのままに生きて」(中央公論新社刊 1760円税込 5月10日発売)。婦人公論と先生は同時代を生きた姉妹のような間柄。「婦人公論はわたしより少しお姉さんなのね」ともおっしゃってましたね。婦人公論に掲載されたエッセイ、対談、評論はすごい数になるけれどその中から厳選しての収録。したがって内容は濃い。そしておもしろい。
 そう、婦人公論がお姉さんだとしたら先生、先に逝ったらあきませんやん、とそういいたい。わたしなんか先生、永遠に生きると思っていました。いや永遠に死なないと思ってました。一緒か。
 この表紙や自撮りの撮影は昨年の6月30日。まさか最後の撮影になるとは思ってもみなかった。このときは来年の5月15日の”百歳祭”はどんな写真(自撮り含む)を撮ろうかなどとと考えてました。まだ信じられないし信じようとすれば泣きそうになる。そんなときは「笑顔はその人の一番いい顔」との先生の言葉を思い出して"いい顔"で対処することにしている。それにしても瀬戸内先生の笑顔は世界一の"いい顔"。みんながこんな"いい顔"ができて対話ができれば諍いや紛争もなくなると思う。とりあえずわたしはいい顔を携えて「切に生きる」ことにします。
 瀬戸内先生ほんとうにありがとうございました。
 この「99年、…」は本年度の「必読書」ですね。

psharuky at 23:18 │