写会人日記

2023年10月17日

群青で泣いた夜

ブログ深夜便

夜の電車はそれでなくても寂しい。三駅間、流れる光を涙で滲ませながら谷村新司を聴いていた。

老いた足どりで 想いを巡らせ
海に向いて 一人立たずめば
我より先に逝く 不幸は許せど
残りて哀しみを 抱く身のつらさよ

空を染めてゆく この雪が静かに
海を眠らせて 貴方を眠らせる
「群青」より

直接の接点はなかったが、全くの同世代。同じ時代を生きてきた者として、この喪失は半端なく辛い。
「待っていておくれ もうすぐ還るよ」と、これも群青から引いた言葉を置いておきます。合掌。



psharuky at 23:30 │