写会人日記

2024年06月03日

Ahn jun (アンジュン)の日本初個展「重力へ」

image
image

image
image

image
image

image
 はて? じゃなくて、さて、入江泰吉記念写真美術館での続き。大久保千広ー入江泰吉ときて最後はAhn jun (アンジュン)の日本初個展「重力へ」。まず代表的なビルから空へ飛び出す女性(本人)の写真のインパクトに驚かされる。ソウルですね。青瓦台(チョンワデ)、北岳山(プガクサン)も見えます。過去(地面)ー現在(高層ビルの端)ー未来(空)を表した一連の作品はスリリングで高所嫌いの吉川さんはこわ〜と言いながら遠くから見ていました。セルフ・ポートレイトなのでここに写っている女性は全部アンジュンさんです。もう一つの作品群は反重力を表現したもので。岩や石、りんごが浮かぶ作品に「どこかで見たと思ったら、ルネ・マグリットだな」と吉川さん。シュールレアリスムの有名な画家ですね。こちらはわたしにはピンとこないのでちょっとスルー。でもとってもいいですアンジュンさん。
「現在とは、未来と過去の間の、とても短い一瞬のことです。
つまり私たちは皆、何らかの端の上に生きているのです。
生と死の間、そして理想と現実の間に。」アン・ジュン
それから入江泰吉記念写真美術館自体も黒川紀章さん設計のおしゃれな素晴らしい建物です。1Fカフェのピザトーストも美味しいし。ぜひ〜。

psharuky at 23:00 │