写会人日記

2024年08月08日

八月や六日九日十五日

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八月や六日九日十五日 
諫見勝則(いさみ かつのり)

八月は鎮魂慰霊の月です。


 加えて8月9日(1963)は2012年に急逝したあの歌姫ホイットニー・ヒューストンの誕生日なのです。そして彼女が初来日した空港で最初に撮影したのがわたしなのですね。’86年11月伊丹国際空港。ボーディングブリッジの出口で待ち構えていると、スチュワデスさんが興奮して飛び出してきて「ホイットニーですね!もう来ますよ」とわたしともう一人のカメラマンに告げた。映画「ボディーガード」を先取りしたかのように両脇に屈強なボディガードを従えて現れたホイットニーはサングラス越しに微笑む。撮影は今と違って超アナログ。ニコンF3と2mで固定した24ミリ。絞りは8、シャッターは125、フィルムはTRI-X、ASA800。サンパックストロボを光らせ体でピントを合わせながら後ずさりする。てな感じの撮影方法でした。しかしネガが見つからない(というか探せていない)ので、下手な絵でご辛抱いただきます。ネガが見つかったらまたご報告いたしますね。
ホイットニーよ、永遠なれ

psharuky at 23:30 │