ほのぼの3分間劇場

きょうのほのぼの
　休日の夜の普通電車はガラガラ。尼崎から乗ってきたオバちゃん二人連れ。楽しそうに喋っていたが、電車が立花に着くとオバちゃんAは「降りなあかんで」と立ち上がった。おばちゃんBは「え、もう？」と腰を上げながらこう言った「ヨッコイショウイチ」。シートから確実に15センチずっこけたわたし。周りに聞こえるようにではなく、二人の会話の一環のようで、先に降りたおばAさんは笑顔で振り返っていた。さすが尼のオバちゃんだ。普段ならおばAさんは「ほな小野田さんはどーすんのよ」とかツッコんだりしてるに違いない。尼のおばちゃんパワー恐るべし。ええ意味で。尼はまだ昭和なのね。ええ意味で。そんなことまで想像させてくれたほのぼのな一駅間なのでした。あしたもがんばろ。