2016年12月24日

転職求人倍率2016年11月分

株式会社リクルートキャリアから11月度の転職求人倍率が発表されています。
概況は以下の通りとなっています。

・2016年11月の転職求人倍率は、前月差+0.01ポイントの1.81倍。求人数・登録者数は増加し、ともに過去最高。
・ 職種別にみると前月と比べ求人数は34職種中21職種が増加、登録者数では34職種中22職種が増加。

・ 求人数は前月比101.8%、前年同月比121.5%

・ 登録者数は前月比101.0%、前年同月比109.5%

業界最大手のリクルートキャリアさんの転職求人倍率は高いですが、グラフのとおり、厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況　有効求人倍率」も2015年7月に1倍を超えその後右肩上がりであることがわかりますね。
量が増えていることは間違いないでしょうから、働く条件や業務内容など、質的な情報も調べてみたいと思っています。
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2016年12月11日

労働力調査2016年10月分

総務省統計局より「労働力調査2016年10月」が発表されています。
概況は以下のとおりとなっています。

【就業者】

・就業者数は6495万人。前年同月に比べ63万人の増加。23か月連続の増加

・雇用者数は5793万人。前年同月に比べ89万人の増加。46か月連続の増加

・正規の職員・従業員数は3405万人。前年同月に比べ74万人の増加。23か月連続の増加。

　非正規の職員・従業員数は2028万人。前年同月に比べ31万人の増加。11か月連続の増加

・主な産業別就業者を前年同月と比べると、「医療，福祉」「製造業」などが増加

【就業率】

・就業率は58.6%。前年同月に比べ0.6ポイントの上昇

【完全失業者】

・完全失業者数は195万人。前年同月に比べ13万人の減少。77か月連続の減少

・求職理由別に前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が5万人の減少。「自発的な離職(自己都合)」が4万人の減少

【完全失業率】

・完全失業率(季節調整値)は3.0%。前月と同率

【非労働力人口】

・非労働力人口は4386万人。前年同月に比べ51万人の減少。17か月連続の減少

統計局ホームページ　労働力調査

すべての数値が雇用拡大を表しています。
正規雇用も非正規雇用も改善しているようです。
様々な『働き方』がありますが、『正規雇用』を望んでいる方のうちどれくらいが『非正規雇用』や『失業中』であるのか、データを探してみたいと思います。
また、採用する側（企業等）も『正規雇用』と『非正規雇用』のメリット・デメリットがあると思います。
採用する側、される側のニーズやスキルがうまくマッチングできれば、お互いの生産性は高まるのではないかと感じます。

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2016年12月03日

大学等卒業予定者の就職内定状況調査2016年10月

文部科学省のホームページに来春卒業予定の大学生等の就職内定状況の調査データが発表されています。
概要は以下の通りです。

－内定率の概要－
大学等の就職内定率は、大学（学部）は71.2％（前年同期比4.7ポイント増）、短期大学は41.6％（同8.4ポイント増）、大学等（大学、短期大学、高等専門学校）全体では69.6％（同4.9ポイント増）、また専修学校（専門課程）を含めると68.0％（同5.0ポイント増）。
文部科学省平成28年の報道発表

調査開始以来過去最高となった昨年度よりもさらに高い状況となっています。
下の図は昨年度までの就職率の推移グラフです。
高卒は2010年以降、大卒は2011以降上昇トレンドになっています。
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高卒であっても大卒であっても、ほとんどの学生さんが就職できる状況であるのは間違いありませんね。
人手不足が続いていますので、極端な売り手市場が今後もずっと続くことになります。

優れた労働力の確保は難しい時代ですね。
女性や高齢者の活用、外国人労働力の活用を急がなければ、大変なことになりそうです。

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