まぁ予告とおりに初釣りなる物に行って来た訳でありますが…。
情報としても昨年程はフィーバーした様子のない日本海のショアからサゴシを狙いに毎度お馴染みのヨシヲ君と行ってまいったわけですが、行ってまいったもまいるも何も、今年もこのコンビはまいったちゃんの困ったちゃんコンビなのでしょうか?
現場に夜明けころ到着し波止の先端目指して歩くも先行者が四人程。
僕は豆腐の外向きからスタートしヨシヲ君は下の内向きからから始めます。
日が上がりはじめても誰にも反応がなくやはり情報がないからあんまり釣れてないんやなぁと思いながらも波止の先端でジグを投げてるおっちゃんとおじいちゃんの二人がダブルヒット!しかもその二人は連発でサゴシを掛けてました!
やっと朝の時合いか!とシャクル手に力が入りますがその二人以外はノーバイト。
釣座が釣果に影響することはあたりまえで、同じ波止場にいながら釣れたり釣れなかったりすることは慣れっこではありますが、ただ指をくわえて見ているだけと言う虚しい状況はやはり釣り人として辛いものであります…。
一度時合いが引いたのですが先端でやっているおじいちゃんにだけ単発のヒットがあり、そのおじいちゃんにライターを借りたりしながらお喋りして、しれぇ〜とポイントを譲ってもらったりしたのですがもちろんのこと僕のジグにはかすりもせずでした…。
この時点で僕に釣れる魚は今日はいないと思ってしまい、おじいちゃんは表層速巻きで食わせているもあまり周りを気にせずにボトムから中層をいつものジャークで攻めるのですがやはり先端でおじいちゃんがサゴシをヒットさせひょいひょい抜き上げていきます…。
朝の約二時間で波止で7〜8本のサゴシが水揚げされたのですが全て波止の先端での釣果でした。
いくら挨拶して打ち解けたからと言っても後行の僕達が先行者を割って先端を攻め続けると言うのは失礼な話しなので若干諦めモードに入った僕とヨシヲ君でしたが、ヨシヲ君が駐車料金徴収の音海の名物ばあちゃんから『小学校裏でケンサキがええ調子や!』と言う情報を入手。
ヨシヲ:『キヨ、小学校裏行こう!』
僕:『ケンサキか?確かに旨いな!』
ヨシヲ:『ほな行こか!』
僕:『しかしエギングタックルないわ…』
ヨシヲ:『オレはあるからエギングしてくるわ』
とヨシヲ君は『エギングの為に生まれてきたシーバスロッド!』と不可思議な事を言い切る愛竿のアルテサーノにエギをセットして波止の付け根のシャローでエギング開始。
いくら音海やからといってもこの時期の早朝の外気温は‐2℃とかになる訳でアオリなんて釣れるのか?と僕は疑問に感じたまま冷たい北風にさらされっぱなしで氷つくように冷やされた防波堤でご就寝…。
冷凍庫の中で寝てたかのように体が冷えきって寒さに震えながら目覚めヨシヲ君の方を見るとなんと!かわいいサイズながらアオリイカをぶら下げて帰って来たのでした!!
風の強い内浦湾で無風に近い状態でエギをしっかりアプローチすればイカはスレてはいない!とヨシヲ君は判断し調子に乗ってまたシャローでアオリをゲット!中々やるじゃない!とヨシヲ君に声をかけるも彼は『雪景色の音海でアオリなんておつですね!』と妙に腹の立つコメントを残しエギングを終了したのでした…。
その後数回サゴシのナブラが出たりとチャンスタイムがあったりはしたのですがやはりかすりもせず、老人ジガーに敗北と言う二文字を背中に貼られ、それを背負ったまま雪景色の音海をあとにする僕とヨシヲ君の2人でございました…。
まぁ想定内のお話ではありましたが、負け惜しみなんて言うつもりもないのですが、やはり初釣りはニジマス釣りに限ります…。。
あると思います。
なにがやねん!!