グアテマラのコロナ、ワクチン、出入国
最新情報(2022年1月2日更新)
 

注意・・このページの情報は頻繁に変更していたり実際の運用と異なっていたりしている場合がありますので参考程度にしてお読みください。また別の情報などお持ちの方はご一報頂けると有難いです。


目次

.グアテマラ国内のコロナの状況

.グアテマラ、アウロラ国際空港にての入国、隔離無し

.メキシコからの陸路による出入国

.国内のワクチン接種状況、外国人でも接種可能か?

.アンティグア市におけるスペイン語学校開校状況

6.メキシコ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマへの入国がコロナワクチン証明書所持で可能かどうか?
7.在グアテマラ日本大使館からの情報(2022年1月1日)

 

1.グアテマラ国内のコロナの状況

 グアテマラではコロナのことをCOVID19(コビッ ディエシヌエベ)もしくはコビッと表現されています。
 現在のCOVID19の状況は人口1800万人程度のなか新規感染者数が毎日200人ほど、死亡者数が毎日1,2人程度となっています。サンプル数が少ないので実際とは異なるとは思いますがデルタ株が100%という報道もされました。一部オミクロン株があるかとは思いますが、そこまで検査できないのが実情です。
 アンティグア市にてはマスクの着用率は95%以上とかなり高い方で、役所、スーパー、レストランや交通機関などを利用する場合はマスクの着用が義務付けされています。生活などするにあたってあまり厳しめの制限はありません。ワクチンの接種率が1回接種38.7%、2回接種済みが27.4%とまだまだ低く、特に地方では反対の住民も多いようです。3回目の接種が始まっています


.グアテマラ、アウロラ国際空港にての入国、隔離無し

 

 アウロラ国際空港は2020年9月18日より空港を再開しています。国際線もまだまだ少ないですが少しずつ便数が増えています。

 COVID19関連での入国のための必要書類ですが旅行者向けには下記2点が必要です。入国後の隔離はありません。
2022年1月10日からワクチン接種証明書かつ陰性証明書が必要と変更になります。

・・グアテマラ到着時に72時間以内のPCR検査もしくは抗原検査陰性証明書

 

・・コロナワクチン必要回数接種完了後2週間経過しているワクチン接種証明書

ちなみにユナイテッド航空のHPに中米諸国を含む入国可能な状況が記載されています。

 このPCR検査もしくは抗原検査の陰性証明書ですが日本で検査を受けるとなると、成田空港などでも取得は可能ですがかなり高額なようです。メキシコシティーの国際空港内で比較的安めにグアテマラ入国に有効な抗原検査が受けられるようです。

 また、メキシコ国内の薬局Farmacias del Ahorroで2000円程度で抗原検査が受けられるそうです。

 

 ちなみに日本入国の際の証明書もここメキシコ国際空港で取得可能という連絡も来ています。

 

 またメキシコは入国の際に空路の場合、陰性証明書などの提示は不要となっています。

 

.メキシコからの陸路による出入国

 

 2021年3月にメキシコ政府発表で不法移民対策としてグアテマラ、ベリーズとの国境を閉鎖するとの報道があり、またそれを延長するという報道がさらにされました。この発表ではメキシコのグアテマラ側への国境は閉鎖ということなのですが、実際はメキシコ側からグアテマラへ、またグアテマラ側からメキシコへと両国の国境は通行できる状況になっています。
 旅行者が多く利用するタパチュラの国境ではTICAバスという国際バスが運行していますし、実際、日本人が出入国をしています。またメキシコ側サンクリストバル デラスカサスからの国境とグアテマラ側ラメシージャの国境間も日本人渡航者が往復しています。サンクリストバル デラスカサスからアンティグア行きの旅行者向けシャトルバスですが行き来しています。
 メキシコからグアテマラに入国する際はワクチン接種証明書かつ抗原検査(PCRでも可)の陰性証明書が必要です。
 逆のグアテマラからメキシコは陰性証明書が必要ではないはずですが、ラメシージャの国境で要求されている実際の状況があるのでスムーズに通行したい方は、是非前もって準備ください。その時の担当者による可能性もあります。一部の国境のみですべての国境ではない可能性もあります。
 またアンティグアにて無料にて抗原検査証明を出してくれる機関もあることも確認済みです。
 

.国内のワクチン接種状況、外国人でも接種可能か?

 

 グアテマラでもワクチン接種が始まっています。WHOの枠組みからのものとアメリカ、イスラエルなどの国からの寄付によるもの、ロシアから購入したものなど様々なワクチンが入ってきています。

 具体的には、イギリスのアストラゼネカ製、アメリカのモデルナ製、ロシア製のスプートニクVと最近ではアメリカのファイザー製となっています。

 他の国と同じように高齢者、医療従事者などから接種が始まり、最近では12歳以上の方が申込、受付できるようになっています。接種開始のころは接種しないという方が多かったり、接種した後に死亡したという話(実際はどうだかわかりませんが)が蔓延していたので敬遠する方が多かったですが、最近の感染者数増加によって、ワクチン会場も数時間待ちとなる場合もあるようです。

 ワクチン会場によってワクチンの種類が異なり、接種対象ならばどの会場でも、接種可能になっています。どこで何のワクチンを接種できるかどうか検索できるHPも立ち上がっています。(お問い合わせを)

 前もって登録と予約してください。ということでしたが、会場に直接行って身分証明書(DPI)の提示よって受け付け、並んで接種という流れになっています。

 接種対象者はグアテマラ人と外国人永住者ということでしたが、一般旅行者の外国人でもパスポートを持参すれば接種可能という報告を多数受けています。外国人旅行者でも実際は可能です。

 

 


.アンティグア市におけるスペイン語学校開校状況

 

 アンティグア市内では外国人向けのスペイン語学校は再開しているところが多いです。マンツーマンの授業のため感染対策の面で苦労することが多いようですが、海外からの旅行者がワクチン接種済みという方が多くなってきたので学校側も少しずつ受け入れています。ただ学校のドアなどを開けている所は少なく、営業している感じがありません。前もって連絡して見学などにいかないと担当者がいない場合もあります。
 今年に入ってから日本人のスペイン語留学者もかなり少ないですが勉強に来ています。

 

6.メキシコ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマへの入国がコロナワクチン証明書所持で可能かどうか?

 メキシコ、中米地域でコロナワクチン接種証明書を所持している場合、ニカラグアを除く国で入国が可能となっています。空路入国と陸路入国によって条件が異なっているところもあります。これらの情報は頻繁に変更になる可能性があります。また出発地、経由地などによって別の規制がある場合があります。ご自身の責任のもとにこの情報をご利用ください。

 メキシコ・・もともと入国関して厳しい規制はしてきませんでした。空路入国関してPCR検査などの陰性証明書必要はありません。グアテマラとの国境ラメシージャにてメキシコの入国時、健康申告のフォーム記入に際に抗原検査陰性の証明書を要求されてる事例はあります。


 ベリーズ・・入国2週間前までに接種したコロナワクチンで入国が可能とのことです。
     実際はPCR検査と隔離が必要だったという話もあります
  情報元 在ベリーズ日本大使館

 エルサルバドル・・入国に関してワクチン接種証明書も陰性証明書も必要なくなりました。

  情報元 各新聞

 ホンジュラス・・詳細は不明ですがコロナワクチン接種証明書で入国可能とのことです。陸路での入国の場合、国際バスTICAバスPullmanturからはワクチン接種証明書で入国可能という回答を受けました。
  情報元 在ホンジュラス日本大使館

 ニカラグア・・ 入国72時間前以内に実施されたPCR検査の陰性証明書(英語またはスペイン語)が必要


 コスタリカ・・ 出発72時間前にPASE DE SALUD https://salud.go.cr)のオンラインで記入が必要。また、コロナで治療、入院のための海外旅行保険の加入が義務でしたが、2021年8月1日より18歳未満は免除、また、入国前14日より前のコロナワクチン(Moderna, Pfizer-BioNTech, AstraZeneca o Johnson & Johnson)接種証明書を所持している場合も免除されるということです。
  情報元(スペイン語) Instituto Costarricense de Turismo


 パナマ・・コロナワクチン接種者はPCR検査陰性証明書など免除ですが、高リスク感染国からの渡航には十分注意が必要です。
  情報元 在パナマ日本大使館 


 7.在グアテマラ日本大使館からの情報
(2022年1月1日メールにて)


◆ワクチン接種証明書携行の他に、グアテマラ行きの便への搭乗前72時間以内に実施したPCRまたは抗原検査の陰性結果の携行が新たに求められます。


◆上記新規則は、2022年1月10日から適用される予定です。


◆米国経由で入国される場合は、米国が定めている規制を併せて遵守する必要があります。


 27日、グアテマラ保健省からグアテマラ入国時における必要事項の変更が公表されました。以下新規則は、2022年1月10日から適用される予定です。


【グアテマラ入国時における必要事項】

 以下2つの条件(1)および(2)を同時に満たす必要があります。

(1)ワクチン接種証明書の携行(12歳以上)

 ・ワクチン接種が2回(1回接種型のジョンソン・エンド・ジョンソンは1回)完了してから2週間が経過している必要があります。

 ・対象年齢:12歳以上

 ・グアテマラが承認しているワクチンの種別(製造会社)

  正式には発表されていませんが、当国ではアストラゼネカ、モデルナ、ファイザー、スプートニクVのワクチンが接種されており、これらのワクチンは承認されていると言えます。また、グアテマラ政府(保健省)発行のワクチン接種証明書に加え、日本政府(地方自治体)が発行する予防接種証明書も既にグアテマラ政府により承認されています。

(2)PCR検査または抗原検査の陰性結果の携行(10歳以上)

 ・グアテマラ行きの便への搭乗前72時間以内に行われたPCR検査または抗原検査の陰性結果の携行が求められます。

 ・検体採取の方法

  鼻咽頭または中咽頭から採取したもの。唾液に関しては、PCR検査のみ認められています。

 ・対象年齢:10歳以上

 ・検査結果を携行しない場合

  到着した空港内にて検査は実施されますが、陽性の結果が出た場合、グアテマラへの入国が拒否されますのでご注意ください。

※ 例外規定

 グアテマラの滞在資格保持者及びグアテマラ人は、ワクチン接種証明書またはPCR検査等の陰性結果のいずれかの携行で入国できるとされています。ただし、現場で勤務する係官が規則に基づかない、独自の判断をすることを全く否定できませんので、ご注意ください。


【注意事項】

 ○米国を経由して、グアテマラに入国をお考えの方へ

  空路での米国入国(経由含む)には、「出発1日前以内に実施した検査の陰性結果提示」に加え、「ワクチン接種証明の提示」および「米国滞在時連絡先情報の提供」が必要になります。詳細は、以下リンクをご確認ください。

 ・在アメリカ合衆国日本国大使館・領事メール(11月2日付)

  https://www.us.emb-japan.go.jp/j/announcement/20211102importantmessagecoronavirus.pdf 

 ・在アメリカ合衆国日本国大使館・領事メール(12月3日付け)

  https://www.us.emb-japan.go.jp/j/announcement/20211203importantmessagecoronavirus.pdf 

 ○お問い合わせ

  当国へ入国の際は、以下保健省や移民庁連絡先、またはご利用になる民間航空会社に直接問い合わせるなどして、最新の情報を収集するよう努めてください。

 ・グアテマラ保健省

  電話:+502-2444-7474

  ホームページ:https://www.mspas.gob.gt/

 ・グアテマラ移民庁出入国管理課

  電話:+502-2322-5095


 このメールは、「在留届」および「たびレジ」に届けられたメールアドレスに自動的に配信されています。


在グアテマラ日本国大使館

電話:2382-7300(代)