2005年05月14日

ハコフグは白点病になりやすい」について考えてみる

 たかだか飼育歴1年。しかもyg(幼魚)サイズの飼育歴しかなく、実際何匹も死なせています。設備もたいしたものではなく、いまいるハコフグたちを満足させる飼育ができているか、といわれれば「ごめんなさい」といわざるをえない飼育者ですが、とりあえずこのGWを過ぎてハコフグ飼育1年が過ぎたので、この1年の経験から感じたことを書いていこうと思います。まずはハコフグが非常にかかりやすい、といわれる白点病について、です。

 これまで飼育したハコフグは、コンゴウフグ(没)→二代目コンゴウフグ(没)→シマウミスズメ(健在)→ミナミハコフグ(没)→ハコフグ(健在)、ラクダハコフグ(健在)→ミナミハコフグ。すべて2〜3僉文愁潺淵澆錬鵜僉縫汽ぅ困任后

 没となった3匹のキッカケが白点病でした。また、二代目コンゴーフグ以外の2匹は購入後2〜3週間で亡くなったことを考えると、ハコフグは白点病にかかりやすく、病気に弱いと思われます(小さいうちはとくに)。死因と思われることをさらに細かく書くと、初代コンゴーフグは白点病による体力低下、二代目は白点病治療の薬浴で体力を奪われて、ミナミハコフグは白点病と白カビ病?が併発しての最期でした(死因の一つには、わたしの経験不足および不適切な対処、も十分に上げられますが)

 じゃあ白点とハコフグは切っても切れない縁かというと、実はいまの飼育環境下ではほとんど白点になっていません。なので、白点病はある程度は予防できるんじゃないかな、と思うようになりました(また発病しまくったら考えあらためます爆)。

 新しい魚を入れた際にちょこっと出ることはありますが、たいていは2〜3コ付くくらいで次の日には消えています。いま思えば、白点がつきまくったのは、水量10Lの超小型水槽で飼育していたとき。それもとくに多かったのは夏場です。
 クーラーはなく、水を冷ますのは小型扇風機(ガンガン蒸発するので毎晩足し水)。昼には30℃近いこともザラでした。夜には26℃くらいになるわけですし、少ない水量のせいもあって水質も不安定。フグにしてみれば劣悪な環境だったといわざるを得ません。これでは「発病してくれ」というようなものです。温度変化、水質変化によって、魚の基礎体力も衰えていたと思います。

 しかし、水槽を(世間的にはまだまだ小型水槽の部類に入りますが)45僖ーバーフロー(総水量50Lほど)にしてからは白点病になる機会が目に見えて減りました。ある程度の水量と、また、秋〜冬〜春と水温が安定することが水質環境の安定化につながり、これによって白点の発病率を下げられた、と思っています。

 また、殺菌灯がとても重要であることがわかりました。購入前は非常に疑心暗鬼でしたが……。ウチでは、殺菌灯をつけてから1匹も白点病で死なせていません(っていうか発病もほとんどないです)。殺菌灯の前にはヨウ素殺菌筒(「筒」です)をつけていましたが、効果のほどはわかりませんでした。金額面での差はありますが、経験上ではその効き目の差は歴然でした。

 で、結論(注!いまのところ、の)。ハコフグ幼魚の飼育において、まず最初に気をつけるべき白点病は、ある程度の水量と安定した水温&水質、そして殺菌灯を使うことでかなり発病率を減らせるんじゃないかな、ということです。ウチで3匹亡くなったハコフグすべての死因は白点病ですから、発病のリスクを避けることができれば、さらにハコフグたちと長い期間を過ごせるようになるんじゃないかな、と思っています。
 安定した水質というのは海水魚飼育するうえでは当然のことですが、なにも飼育難度の高い魚のように神経質になる必要はないと思っています。ウチでは特別なことは何もしていません。毎日2Lぐらいずつ水換えしていますが、それぐらいです。アンモニアや亜硝酸などはいちおう試薬で計りますが、まあ、魚の数自体は多くないですから問題が出たことはないです。

 ということで、是が非でもクーラーを買わなければ行けないのです!! 実はいまはクーラーがないので、夏に向けて戦々恐々……。フグたちに快適な生活をしてもらうためにも、高いとか言って……言いたいけど……言ってられません!

 おまけ。7匹飼育した経験上で種類として白点病にかかりやすいと思う順は(あくまで勝手なランキングです)、コンゴウフグ→ミナミハコフグ→ハコフグ→ラクダハコフグ→シマウミスズメ、です。コンゴーは環境の影響が多かったとはいえ、2匹失っていますから1位になってしまいます。

 ちなみに自分がやった白点治療の中でもっとも効いたな、と思う方法はこちらこちらあたりをどーぞ。


※本稿はわたしの飼育経験をもとにして書いたものです。学術的な証明も裏付けも一切ありません。あくまで一マリンアクアリストによる「一例」として読んでいただければと思います。また、これはあくまで「今現在」の考えです。今後の飼育状況如何によって、いくらでも考えは改まります(爆)

トラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/puffer39/21907586


この記事へのトラックバック

1. 殺菌灯(カミハタ製)  [ 熱帯魚情報局 ]   2005年05月21日 09:08
■ 殺菌灯(カミハタ製) ■ UV殺菌灯 ターボツイスト3×9W ¥14800 特 長 ●プ.

この記事へのコメント

初めまして。

いつも楽しくは意見させて頂いております。
ハコフグいっぱい上手に飼育されていて羨ましいです。
白点についてのコメント大変に勉強になりました。
今後の参考にさせていただきますね。
自分もシマウミスズメ探してるんですが
なかなか見つかりませんねー。
Posted by 院長 at 2005年05月16日 14:16
初めまして!書き込みありがとうございますm(_ _)m

お名前はつっちさんのところや、
ヒガクマさんのところで存じ上げとります。
サイト拝見させていただきましたけど、
すごい大充実ですね。
今後ともよろしくお願いします〜。

こちらの記事ですが、
なんだかあらためて読んでみると、
「フグは簡単」みたいになってて、
それはそれでちょっと違うかなあ、
と反省中だったりします。
実際、わたしは3匹死なせていますし。。
「難しいことは難しいけど、飼えないことはない」
みたいなノリにしたかったんですが……
日本語ってむずかしいっす。。
Posted by UMIHITO at 2005年05月18日 20:00
レスまで頂き感激です。
うちのサイトも見て頂いたみたいでありがとうございます。
逆にうちのサイトは「フグは難しい」と敷居を高くしているようで反省です。
今は難しいのか普通なのか良くわからなくなりました。^^!
「難しいことは難しいけど、飼えないことはない」
が正解なような気がしますネ。
白点に対するコメントも同感!という感じで・・・。
綺麗なHPで今後も参考にさせて頂きまーす。
ブックマークに登録させて頂いてますよ。

これからもよろしくお願い致します。
Posted by 院長 at 2005年05月19日 16:06
こちらのほうこそご訪問ありがとうございます。
しょせんブログなので、
サイトとしては日記以外あまり中身がありませんが……。

フグは……どうなんでしょうね。
初心者向け雑誌によくある、
「30センチで気軽に飼える」というのは違うかな、
とは思うんですけど飼い方次第かな、という気もします。
まあ、自分がうまく飼えている、
っていうことではないんですけど。
やっぱり死なせてますし……。

本当にフグのことを考えたら、
45センチという小さい水槽で、
しかも混泳というのはやっぱりストレスかな、
と日々慚愧の念に耐えないのですが……
ついつい増やしてしまうんです(爆)
Posted by UMIHITO at 2005年05月20日 01:55
小さい水槽はやっぱダメですね最初は60CMがベストでは?
Posted by 博多っコ at 2005年10月25日 21:50
そうですねえ。
90だと、逆にどこにいるかわからなくなるかも?
ということでいちおう60購入計画はあります。
でも、本体このままで、レフジウム層をたくさんつけてみようかな、
とも考えております。
単独飼育水槽を連結するイメージですかね。どうなるかわかりませんが(爆)
Posted by UMIHITO at 2005年10月26日 23:44

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶:
 
 


Copyright © 2005-2008 フグweb by UMIHITO All Rights Reserved.

フグWebに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。
著作権はすべてフグweb管理人のUMIHITOに帰属します。

++Comments++
++Archives++
++Web Shopping++
ネット通販で海水魚飼育アイテム、生体を販売しているお店。宮古、パウパウ、CPは管理人も利用したことあります。他のお店も有名店を掲載しております。

養殖ライブロックで有名:CP Farm
宮古島の生体:宮古海水魚
都内最大級の総合店:パウパウ

海水魚飼育全般:ブルースポット
格安器具:charm
首都圏の大型店:トロピランド
名古屋の専門店:CEPPO
++Foods++
ウチで実際にフグ、ハコフグにあげているエサです。基本はデルマリンとメガバイトのグリーン&レッド。餌付かない場合は個体の大きさによってコペポーダかブラインシュリンプをあげています。



++Site Banar++
当サイト(ブログ)はリンクフリーですが、もしリンク貼っていただけた際にはご一報いただけますとうれしいです。また、リンクいただく際にバナーを貼ってくださる方は、下記よりお好きなモノをどうぞ(直リンでも構いませんが、できればDLしてご利用くださると幸いです)
banar

banar

banar

banar

++QRコード++
QRコード