2006年08月12日

上品な体色をした「ハナゴンベ」

ハナゴンベ名称:ハナゴンベ
英名:Hawkfish anthias
学名:Serranocirrhitus latus
購入日:06年4月上旬〜
現在のサイズ:4cm
居場所:フグ水槽
 タンクメイトで紹介するのを忘れていました。淡いピンクが綺麗なハナゴンベくんです。ちなみに2代目。初代は大掃除中に待機していたバケツから飛び出し、気づいたときには干からびていました。。。

 さて、名前にゴンベとありますが、いわゆる(泳ぎが苦手な)英名ホークフィッシュのゴンベの仲間ではなく、ハナダイの近縁種になります。ピンク系の体色で想像できますね。でも、なんで、ゴンベと付くんでしょう? ハナダイの仲間ではありますが、スマートな魚が多いハナダイのなかにあって、このちょっと丸みを帯びた寸詰まりフォルムは異質です。ここらへんに理由があるのかもしれません。

 かつてはそこそこ高かったようですが、最近はだいたい1匹4000〜8000円ぐらい。けっこうお店によってばらつきがあるのは、昔は高かったからかな。でも、それに見合った美しさを持っている魚です。

 性格はおとなしくてシャイ。でも慣れれば水槽前面に出てホバリングすることもあります。ウチではフレームに追い回されるようになってからは、ふだんは岩場の陰か水槽の奥でじっとしています。フレームより大きいマルチとは一切ケンカもないのは、フレームとハナゴンベが若干、色味が似ているからでしょうか?写真でちょっとヒレがぼろっているのは……フレームのせいです、ごめんなさいm(_ _)m

 飼育は容易です。前のコは飛び出しで落としましたが、このコはフレームにいじめられながらも逞しく?育っています。餌も人工餌をよく食べますが、固体によっては慣れづらいものもあるとのことですが、冷凍ブライン、コペあたりがあれば問題ないでしょう。また、基本的には単独遊泳のため、混泳はペア以外はダメなようです。

 いずれにせよ、「おとなしくて」「綺麗」「丈夫」と三拍子揃ったハナゴンベ。ちょっと彩りが少ないな、なんていう方にはお勧めのタンクメイトです。ただし、先住していると他のおとなしいハナダイ類にはちょっかいを出すこともあるようなので、ご注意ください。

 ということで、ハナダイの中ではベントラリスやエバンスアンティアスなんていう美魚も気になるのですが、ウチでは飼えなさそうです。まあ、フレームやらマルチやらのヤッコがいて、そもそも60cm水槽では無理がありますが(>_<)



トラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/puffer39/50662260


この記事へのコメント

ハナダイてやっぱり綺麗ですねぇ〜(^^
ゴンベって聞くとちょっと地味な魚のイメージが僕の中であったのですがこの子を見るとかなり派手なイメージです。
うちのタンクにも是非加えたい!!
Posted by BOBUZ at 2006年08月12日 23:10
ハナゴンベ、いいですよ〜。
神経質な魚が多いハナダイの中では飼育しやすいですし。
なんていうと、また急にダメになったりして!?

まあ最大で10cmぐらいになるようで、
それぐらいのサイズはなかなかふてぶてしい顔してますが(爆)
いまぐらいのサイズがいちばん綺麗でかわいいですね。
3cmくらいの固体も見たことありますが、さらにかわいいです。

ところでゴンベって地味ですか?
クダゴンベとかベニゴンベ、なかなか派手に見えますが?
Posted by UMIHITO at 2006年08月13日 01:13
ゴンベとハナゴンベは全然違うんですけどね^^;

実はクダゴンベ大好きなんですけど、二匹連続でダイブされました。
しかも、餌付いた直後に・・・(双方ともエサ取りがヘタだったので手から直接あげていました)
それ以来トラウマになっています^^ゞ
Posted by つっち at 2006年08月13日 01:40
あら、なんか書き方わるかったかな?

さて、名前にゴンベとありますが、いわゆる(泳ぎが苦手な)英名ホークフィッシュのゴンベの仲間ではなく、ハナダイの近縁種になります。

って書いておいたけど(^^;)
BOBUZさんはゴンベつながりで、って意味だと書いたのかと思いました(汗)

クダゴンベ、かわいいね。
大昔は飼っていたけど、いまは入れてないっす。
なんかゴンベは入れたいんだけどね。。。
Posted by UMIHITO at 2006年08月13日 02:46
ハナゴンベが新種として登録されたのは1949年です。沖縄で採取された個体が模式標本となったのですが、これを調べた日本人の魚類学者は、これをゴンベの一種と判断、新種Serranocirrhitus latus(ハナゴンベ)として世界に発表してしまいました。その後、このハナゴンベと、1969年に珊瑚海で採取され新種として発表されたハナダイの一種 Dactylanthias mcmichaeliとが同一種ではないかという議論が持ち上がります。1978年にランドールらが徹底的に調査した結果、両者は同一種であり、ハナダイの仲間であることが判明しました。第一発見者に敬意を表して、和名には「ゴンベ」の名前が残っているのです。
Posted by delphinus at 2006年08月25日 20:10
delphinusさん、名前の由来の情報、ありがとうございますm(_ _)m
これで飼育してからの疑問がひとつ解消しました。

ハナゴンベは名前にゴンベとついていますが、ハナダイの仲間です

ということはとうに理解しているのですが、「じゃあなんでゴンベなの?」
っていう疑問、浮いてはいたものの解決するすべもなく、
「まあ体型がゴンベっぽいから?」で素通りしてまいた(爆)

図らずも、第一発見者の方もゴンベだと思ったというのは、
体型でなんですかね?標本を識別して、なのでしょうか?

どちらにせよ、比較的深い海に棲息している魚ということですから、
発見されたという業績はすばらしいですね。
Posted by UMIHITO at 2006年08月26日 01:21
ところでSerranocirrhitusというのは、
このハナゴンベだけに付いているものなのでしょうか。
ちょっと調べたところだと他にはいなそうですね。

一方のDactylanthiasもネットで調べるかぎり、
あまり情報が出てこないですね。
Dactylanthias mcmichaeliのほうは、
学名としては削除されたのでしょうか?
Posted by UMIHITO at 2006年08月26日 01:22
ハナゴンベを「ゴンベ」と判断したのは日本でも一流の魚類学者の先生です。だから解剖学的な見地からゴンベ科に分類したと思われます。ハナゴンベは一属一種です。Serranocirrhitus属の魚はまだ見つかっていません。学名は先に付けた人に優先権がありますので、Dactylanthias mcmichaeliという学名はもはや使われません。

Serranocirrhitusはgrouper-hawk-fishという意味になるそうですから、ラテン語でもhawkfish(=ゴンベ)の名前を残したまま、属全体がゴンベ科からハタ科ハナダイ亜科に移動したことになります。
Posted by delphinus at 2006年08月26日 21:08
そうですよね。
学名をつけたりなんだりするような人が、
素人のように体型で、なんてことはあんまりないでしょう(笑)

ニシキヤッコやツノダシなど一属一種の魚もいろいろいますが、
ハナゴンベもそうだったんですね。勉強になります。

英名のHawkfish anthiasっていうのもおもしろいですね。
ゴンベを指すホークフィッシュにハナダイを指すアンティアスが合わさってる。
ま、これは伺ったお話を総合すると、
和名のハナゴンベが由来になってるんでしょうか。

ハナゴンベ=ハナダイゴンベと仮定すると、
英名はそのまんま英訳したということですね。
Posted by UMIHITO at 2006年08月27日 02:45

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶:
 
 


Copyright © 2005-2008 フグweb by UMIHITO All Rights Reserved.

フグWebに掲載されている記事・写真の無断転載を禁じます。
著作権はすべてフグweb管理人のUMIHITOに帰属します。

++Comments++
++Archives++
++Web Shopping++
ネット通販で海水魚飼育アイテム、生体を販売しているお店。宮古、パウパウ、CPは管理人も利用したことあります。他のお店も有名店を掲載しております。

養殖ライブロックで有名:CP Farm
宮古島の生体:宮古海水魚
都内最大級の総合店:パウパウ

海水魚飼育全般:ブルースポット
格安器具:charm
首都圏の大型店:トロピランド
名古屋の専門店:CEPPO
++Foods++
ウチで実際にフグ、ハコフグにあげているエサです。基本はデルマリンとメガバイトのグリーン&レッド。餌付かない場合は個体の大きさによってコペポーダかブラインシュリンプをあげています。



++Site Banar++
当サイト(ブログ)はリンクフリーですが、もしリンク貼っていただけた際にはご一報いただけますとうれしいです。また、リンクいただく際にバナーを貼ってくださる方は、下記よりお好きなモノをどうぞ(直リンでも構いませんが、できればDLしてご利用くださると幸いです)
banar

banar

banar

banar

++QRコード++
QRコード