フグ飼育のまとめ(随時暫定版)

2006年01月09日

ハコフグ、フグの「エサ」について

 フグ(ハコフグ)飼育のうえで気づいたことのまとめ、今回はエサについて書いてみたいと思います。フツー、フグのイメージとして「大食漢」「なんでも食べる」というのがあると思います。実際、ウチで飼育してきたフグたちも「ほとんど」はなんでも食べます。そう「ほとんど」は食べるんですが、「すべて」ではないんです。
 いろんなハコフグ類、キンチャクフグ類、フグ類を飼育してきましたが、これまで餌を食べなかったフグは2匹。ハナキンチャクフグとミナミハコフグです。ともにウチに来てひとつも餌を食べずに亡くなりました。。。続きを読む

2005年10月15日

ハコフグたち、三者三様の性格(性質?)を考えてみる

 現在、ウチの水槽には3匹のハコフグがいます。シマウミスズメは昨年8月購入で1年と2ヵ月、ラクダハコフグは今年2月購入で8ヵ月飼育、ミナミハコフグは今年4月購入で約半年飼育中です。

 この間、様々な組み合わせで飼っているわけですが、そのなかから、なんとなく個々人(というのか?)の性格がわかってきました(そりゃそうだ)。これが、それぞれの性格=そのフグ自体の特性であるかどうかまではわかりませんが、なんとなく合っているのかなあ、という気もします。ハコフグ飼育されている方は、違いなどありましたら教えてほしいです。

シマウミスズメ:いちばんよく泳ぎます。行動力があるんでしょうか?一定の場所にいることは少なく、よく水槽内のあちこちを所狭しと行ったりきたりしてます。それと関係あるのか、好奇心旺盛で?オオシライトゴカイ、ケヤリムシ、コウキケヤリなどは、まず最初にコイツがつんつんはじめます。ときにはスターポリプにもちょっかい出してるようで、逆に毒の影響を受けないのか心配になります(笑)。あと、粟、なかくて泡が大好きで、一日中、泡を探しては食って?います。これも好奇心の表れ?いやしいだけ?
 また、ベジタリアンなのか、いちばん海藻をよく食べてました(ほかのハコフグはカサノリだけでしたが、こいつはヘライワヅタやウミブドウも食べちゃいます)。

ラクダハコフグ:いちばんいやしいです(*^_^*)。エサのときは、まず目まで水面に出して、スポイトから(ちなみにばらまくこともありますが、基本的にはスポイトでエサをあげています)直接吸い取っていきます(これはシマウミもやりますが、「勢い」が段違い)。その際、水をピュッピュッと吹き飛ばすのも、ハコフグのなかでは一番です(ウチにいるので一番スゴイのはサザナミフグ)。
 あと、とにかく元気ですね。泳ぎ方がせわしないというか、ヒレの動きが速い早い(笑)。ただ、行動スペースはさほど大きくないのか、ほとんどの場合は水槽の前面上方、角あたりで行ったりきたりしています。縄張りにこだわるタイプなんでしょうか?

ミナミハコフグ:いちばん、おっとりしているように思います。っていうか、単純にノロい、トロい(爆)。おとなしいというのは、いちばん後に水槽に入って、いちばん小さいのも関係あるかもしれませんが、とにかくふだん、泳ぐスピードはトロトロ。ヒレの動きは、ラクダの半分ぐらいじゃないかというぐらいです(苦笑)。しかも、ちょっと見ていると、数分間「ぼーっ」と同じ場所にとどまっていることもしばしば。具合が悪いんじゃないかと思うときもありますが、餌食いは元気元気です。

 ちなみに三者の関係は、やはりサイズ差というか、個体差が大きく影響しているようで、いまはシマウミスズメ→ラクダハコフグ→ミナミハコフグの順番です(現字、シマウミとラクダはほとんど同サイズなので、入れた順番かもしれません)。
 一時はミナミがシマウミにちょっかいを出す「じゃんけん現象」もありましたが、どうやら力関係ははっきりしたようですね。追いかけ方でいちばん激しいのはラクダでしょうか。ハコフグの中では気性が激しいほうという話を聞いたことありますが、あながち嘘ではないのかな、と思うときがあります。一度追いかけ始めると、けっこう長い時間をかけています。ただいずれも、ふだんはヒレを齧り取ったりというほどまではありません(といいつつ、一度だけラクダがミナミのヒレをちょっとかじったことはありますけど)。
 ということで、いまはただでさえ狭い水槽をセパレータで二つに分け、片方にシマウミ、もう片方にラクダ、大きめに取ったシマウミのほうのスペースに隔離ケースを入れてミナミを飼育しています。やっぱり、ハコフグ同士の混泳は難しい、という感想です。

2005年05月14日

ハコフグは白点病になりやすい」について考えてみる

 たかだか飼育歴1年。しかもyg(幼魚)サイズの飼育歴しかなく、実際何匹も死なせています。設備もたいしたものではなく、いまいるハコフグたちを満足させる飼育ができているか、といわれれば「ごめんなさい」といわざるをえない飼育者ですが、とりあえずこのGWを過ぎてハコフグ飼育1年が過ぎたので、この1年の経験から感じたことを書いていこうと思います。まずはハコフグが非常にかかりやすい、といわれる白点病について、です。

 これまで飼育したハコフグは、コンゴウフグ(没)→二代目コンゴウフグ(没)→シマウミスズメ(健在)→ミナミハコフグ(没)→ハコフグ(健在)、ラクダハコフグ(健在)→ミナミハコフグ。すべて2〜3僉文愁潺淵澆錬鵜僉縫汽ぅ困任后

 没となった3匹のキッカケが白点病でした。また、二代目コンゴーフグ以外の2匹は購入後2〜3週間で亡くなったことを考えると、ハコフグは白点病にかかりやすく、病気に弱いと思われます(小さいうちはとくに)。死因と思われることをさらに細かく書くと、初代コンゴーフグは白点病による体力低下、二代目は白点病治療の薬浴で体力を奪われて、ミナミハコフグは白点病と白カビ病?が併発しての最期でした(死因の一つには、わたしの経験不足および不適切な対処、も十分に上げられますが)

 じゃあ白点とハコフグは切っても切れない縁かというと、実はいまの飼育環境下ではほとんど白点になっていません。なので、白点病はある程度は予防できるんじゃないかな、と思うようになりました(また発病しまくったら考えあらためます爆)。

 新しい魚を入れた際にちょこっと出ることはありますが、たいていは2〜3コ付くくらいで次の日には消えています。いま思えば、白点がつきまくったのは、水量10Lの超小型水槽で飼育していたとき。それもとくに多かったのは夏場です。
 クーラーはなく、水を冷ますのは小型扇風機(ガンガン蒸発するので毎晩足し水)。昼には30℃近いこともザラでした。夜には26℃くらいになるわけですし、少ない水量のせいもあって水質も不安定。フグにしてみれば劣悪な環境だったといわざるを得ません。これでは「発病してくれ」というようなものです。温度変化、水質変化によって、魚の基礎体力も衰えていたと思います。

 しかし、水槽を(世間的にはまだまだ小型水槽の部類に入りますが)45僖ーバーフロー(総水量50Lほど)にしてからは白点病になる機会が目に見えて減りました。ある程度の水量と、また、秋〜冬〜春と水温が安定することが水質環境の安定化につながり、これによって白点の発病率を下げられた、と思っています。

 また、殺菌灯がとても重要であることがわかりました。購入前は非常に疑心暗鬼でしたが……。ウチでは、殺菌灯をつけてから1匹も白点病で死なせていません(っていうか発病もほとんどないです)。殺菌灯の前にはヨウ素殺菌筒(「筒」です)をつけていましたが、効果のほどはわかりませんでした。金額面での差はありますが、経験上ではその効き目の差は歴然でした。

 で、結論(注!いまのところ、の)。ハコフグ幼魚の飼育において、まず最初に気をつけるべき白点病は、ある程度の水量と安定した水温&水質、そして殺菌灯を使うことでかなり発病率を減らせるんじゃないかな、ということです。ウチで3匹亡くなったハコフグすべての死因は白点病ですから、発病のリスクを避けることができれば、さらにハコフグたちと長い期間を過ごせるようになるんじゃないかな、と思っています。
 安定した水質というのは海水魚飼育するうえでは当然のことですが、なにも飼育難度の高い魚のように神経質になる必要はないと思っています。ウチでは特別なことは何もしていません。毎日2Lぐらいずつ水換えしていますが、それぐらいです。アンモニアや亜硝酸などはいちおう試薬で計りますが、まあ、魚の数自体は多くないですから問題が出たことはないです。

 ということで、是が非でもクーラーを買わなければ行けないのです!! 実はいまはクーラーがないので、夏に向けて戦々恐々……。フグたちに快適な生活をしてもらうためにも、高いとか言って……言いたいけど……言ってられません!

 おまけ。7匹飼育した経験上で種類として白点病にかかりやすいと思う順は(あくまで勝手なランキングです)、コンゴウフグ→ミナミハコフグ→ハコフグ→ラクダハコフグ→シマウミスズメ、です。コンゴーは環境の影響が多かったとはいえ、2匹失っていますから1位になってしまいます。

 ちなみに自分がやった白点治療の中でもっとも効いたな、と思う方法はこちらこちらあたりをどーぞ。


※本稿はわたしの飼育経験をもとにして書いたものです。学術的な証明も裏付けも一切ありません。あくまで一マリンアクアリストによる「一例」として読んでいただければと思います。また、これはあくまで「今現在」の考えです。今後の飼育状況如何によって、いくらでも考えは改まります(爆)


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ウチで実際にフグ、ハコフグにあげているエサです。基本はデルマリンとメガバイトのグリーン&レッド。餌付かない場合は個体の大きさによってコペポーダかブラインシュリンプをあげています。



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