Googleは、中国向けのGoogle.cnサイトを閉鎖し、検閲のない中国語の検索サービスを提供する予定のGoogle.com.hk(香港)へとユーザーをリダイレクトしている。

Googleは1月に、中国における事業方針へ変更を加えることを最初に表明しており、中国における検索結果の検閲を廃止する意向を示して、それが中国政府に受け入れられない場合にはGoogle.cnを閉鎖する可能性も示唆していた。

同発表は、同社に対して仕掛けられたサイバー攻撃が引き金となっており、中国政府は否定してきたものの、複数のセキュリティ専門家は、同攻撃が中国政府のために活動するハッカーによってなされたと見ている。一連のサイバー攻撃は、30以上の米国企業に対して仕掛けられたとされ、Googleは、同社の知的財産権の一部が盗み出されたことを明らかにしている。

--CNNニュースより

Googleが中国から撤退をしました。
巨大市場・巨大なインターネットユーザの国である中国市場を捨てることは、非常に大きな決断だと思いますが、自分たちの企業理念に沿った行動を取ったという点で偉大です。

ここでGoogleの企業理念を見てみましょう。

「Google、10の企業理念」
“最高” に甘んじない
  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

  2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

  3. 遅いより速い方がいい。

  4. ウェブでも民主主義は機能する。

  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。

  7. 外にはいつも情報がもっとある。

  8. 情報のニーズはすべての国境を越える。

  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。

  10. すばらしい、では足りない。


Googleの説明文とは違うのですが、以下のようにとらえてみました。

4.ウェブでも民主主義は機能する。
中国政府の検閲は民主主義に反しています。
Googleはインターネット企業がインターネット(とその利用者)の自由を守るための役割を、世界最大のインターネット企業として果たそうとしています。

6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
中国政府の悪事(?)に加担しなくとも、正しい行いをしていれば、世間から正当性が認められるでしょう。

7.外にはいつも情報がもっとある。
中国国民にも外に目を向けて欲しい。
というより、Puffettの友人の中国人に言わせると、「みんな香港のメディアを観てるから、自国の現状を中からわかっている」となります。

8.情報のニーズはすべての国境を越える。
インターネットだからこそ、ニーズがあるからこそ、国外からでも活動ができると踏んだのでしょう。


とまあ、曲解と言われればそれまでなのですが。

世の役にたとうとして誕生し、創業者とそれに共感した人々の夢を背負っている企業。
企業の社会的責任とは、まずは企業理念(企業が果たそうとするミッションであり、ビジョン)に則った行動を取ることにあるのではないでしょうか。


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