Kindle対応の電子書籍のみですが、「個人投資家への手紙 」という、個人投資家が書いた本が面白かったのでご紹介。


ウォーレン・バフェットのことは幾分研究していたつもりの私ですが、気づかされることがたくさんあった。


■ROE、FCF重視

これはバフェット好きなら着目しているであろう企業の評価指標ですね。

高いROEで継続して事業を行うと、株主資本が毎年増加するので、株主ウハウハな訳です。

ただし、株価にそれが反映されるかどうかは別の問題ですが、長期的に見て株価に反映されていくでしょう。


■自社株買い重視

自社株買いも同じ理由で、企業が自社の株を買って償却し、株数を減らすことで、一株あたりの株主資本が増えていくことになります。

自社株買いを行う企業は株主重視の企業と言えます。


■大型成長株重視??

そもそも、バフェットは有望成長株を見分ける能力があって、そこに大きく投資することで、資産を築いてきた印象が大きいですが、そうではないとの研究もあるそうです。

すでに大きくなっていた企業で、ブランド力が容易にくつがえらない企業、さらに上記のような株主重視の政策をとっている企業を買い続けているとのこと。

このあたりも、イメージと少し違いますね。


■配当重視??

バフェットは株を売らないことで有名ですが、なぜ次々と企業を買収できるのか?それは配当があるからです。(もちろん株式交換もするでしょうが)

配当はきまぐれな株価によらない、株主への利益還元方法であり、とくに米国などでは重視されます。


配当は二重課税だから悪だと思っていましたが、それだけで終わらせてはならないようです。



このような視点で米国株(ダウ平均に採用されるような大企業)を調べると、驚異的な利益とROEを継続して産み出し、(自社株買いなども通じて)株主資本を増やし続けていることに気づきます。配当利率も高い。

正直言って、世界で活躍する日本企業(トヨタとか、ユニクロなど)がかすむほどです。


米国株がいつでも強い理由が一つ分かった気がします。