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何年前になるでしょう・・・・
初めて錦の里・正暦寺のもみじがとても美しいと聞いたのは・・・。
その時、友人と車で出かけてみたら、
色づいたもみじのトンネル、落ち葉の絨毯。
感激して帰ってきてから、数年。
このタイミングになかなか出会うことなくすぎていました。
友人が、「行きたい〜!」〜といっていたけど、
今年ももうタイミングをはずしたかな〜と思っていました。
今日の天気は曇り、あまりいいタイミングではなかったのですが
ガソリンを入れたついでに、ひとりでドライブしてきました。
山道は狭いのですが臨時バスも奈良駅から出ているようで
そのバスと対向が難しいので誘導の方が
所々にいらしてくださって助かりました。

渓流の流れに沿って
紅葉のトンネルはずいぶん光が漏れていましたが、
まだありました〜錦色の天井。

正暦寺

 

 

 

 

 

 

 

見ごろは終わりかな・・・・でもまだ少し楽しめそうです。
先日は、京都でしたが、山の中の奈良は落ち着きます。
人も多いとはいえ、平日ということあって、まばら・・・・・。
落ち着いて楽しめます。
奈良はいい・・・・。そんな気持ちになりました。

山全体がもみじ〜です。
ほんと!この歌詞そのままの風景です。
この山のことを歌ったのかと思うくらい・・・・・・です。

秋の夕日に〜照山もみじ〜濃いも薄いも数あるなかに〜
あ〜かや、きいろ〜の、かえでやつたや〜
・・・・・・・いろ〜にしき〜・・・・・

正暦寺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週末はきれいだったでしょうね〜。
そんな気持ちになりました。でもでもまだまだきれいでしょうか・・・・・


鐘

 

 

 

 

 

 

 

 



ご本尊ここが本堂です。今は秘仏御開扉の時期で、
珍しい仏像を見ることが出来ます。
台座に腰掛けている薬師如来さんなんです。
そういうのを椅像というそうです。
とても小さな像で、
なんともいえずかわいらしい・・・・。
11月30日まで秋の開扉の期間だそうです。

本堂

 

 

 

 

 

 

 

 


山の中にひっそりと、僧の学問の場所とした本堂がありました。
福寿院の庭園は、よく錦の里の風景に登場しますが、まだ見ごろかな〜。

庭1

 

 

 

 

 

 

 


京都には京都のよさがあるけれど、
奈良は奈良のよさがある・・・・・こんなお庭を独り占めできることは
京都ではほとんどないかも〜。
落ちつく・・・・ほっとする・・・京都のような洗練された美しさではないけれど
素朴な、ゆったりとした奈良のよさだな〜って今日は特に感じました。

でも週末はそんなわけにはいかないようですけど・・・・。

 

庭

 

 

 

 

 

 

 





孔雀明王像が、福寿院にいらっしゃいます。
孔雀に乗った仏。孔雀は毒蛇の天敵なんだとか・・・・。
災害や毒蛇から人々を守る仏として信仰されてきたそうです。
錦の里は、もうすぐ冬かな〜って思いました。


もみじ3

 

 

 

 

 

 

 

 


少し見ごろが終わった正暦寺でしたが、ひとりホッとしてきました。
自然の空気と、景色と、水の音と、風の音を感じてきました。
山の中の奈良は、すごくいい・・・・