働く主婦の独り言

自閉症合併のダウン症(DS-ASD)の娘を育てています。

無料シェア教材等一覧

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【更新情報】12/5 算数手作りプリント追加。
11/24 歌絵本追加。
11/20助詞カードに語順固定の易しいバージョン追加。
11/13助詞カード・ プリントその2追加。
11/6算数カード追加。
11/4コミュニケーションボード(文字盤)追加。
10/30生理手順表追加。



娘用に作ったものなのでお子さん用に自由にカスタマイズしてください。

※データのみなので、プリントアウトしたり必要に応じて厚紙(無地はがきなど)に貼ったりラミネートしたりの作業は必要です。
※リンクのおかしいところがありましたらぜひ教えてください。
※編集可能ファイルはワードやラベル屋さんHOMEで編集できます。
※イラストの多くはいらすとやさんのものをお借りしています。この場を借りて感謝申し上げます。
(一部自分や家族がかいたものがあります)

このページは随時更新する予定です。

無料シェア教材

<国語>


●漢字カード (ダウンロード

内容やリストについては漢字カードその1(一年生+基本漢字)漢字カードその2(二年生+α)をご覧ください。
いらすとやさんのイラストを了承を得てお借りしています。

●文法を学ぶ絵カード
文法絵カードその1(受け身、使役、自他動詞)(ダウンロード
文法絵カードその2(助詞)(「がを」、「にを」、「にと」、「をで」)と疑問詞(ダウンロード

文法絵カードその3(助詞)(ダウンロードNEW


内容やリストについては過去記事(文法絵カードその1その2その3疑問詞)をご覧ください。

●語彙を増やす絵カード
その1 歌絵本(ダウンロードNEW過去記事
その2は準備中

●三語文絵カード(準備中)

●四コマお話づくりカードダウンロード
過去記事はこちら

●手作り国語プリントダウンロード
疑問詞、助詞、文法などを学ぶ自作プリントです。
イラスト付きとそうでないものがあります。
随時増やしていきます。

●漢字なぞりカード(準備中)

<算数>


●数字なぞり書きダウンロード

ラミネートしてホワイトボードペンで書き、ティッシュで消すものです。
大きいものと小さいものがあります。(過去記事

●買い物練習カードダウンロード
過去記事はこちら

●お金学習カード
お金学習カード、お金トランプ、おつり計算カード、お金の歌のカードです。

お金学習カード(ダウンロード

お金トランプ(ダウンロード

おつり練習カード(ダウンロード

過去記事や使い方についてはこちら

●算数カード(ダウンロード
数に関する手遊び歌や数の概念を学ぶカードです。(過去記事NEW

●手作り算数プリントダウンロードNEW

10までの足し算・引き算/繰り上がり足し算・筆算(過去記事
5のスキップカウント/あと何分?(時計)(過去記事

お金学習プリント(過去記事

買い物練習プリント
(準備中)

その他は準備中

<生活>


●性教育絵本ダウンロード
過去記事はこちら
女の子用です。手順表もあります。NEW


●お風呂手順表
(ダウンロード
過去記事はこちら

●コミュニケーションボード(文字盤:50音表)(ダウンロードNEW
娘が意思表示に指さして使うもので、量産してラミネートして各所に置いてもらってます。(過去記事)A4とA5サイズあり。大きい方が本人は指しやすいようです。

●当ブログの電子本

(メールで要望いただいたので作成しました。6冊あります)
ダウンロード

※2016年5月当時までの記事が入っています
※epubという拡張子のファイルです。これが読めるリーダーで読んでください。
(1)発音向上のために
(口のマッサージ、離乳食、発音向上のためにのカテゴリーの記事が入っています)
(2)ダウン症児の算数
(3)ダウン症児の国語
(4)代替コミュニケーション
(5)自立に向けて
(6)ことばの療育(本ブログのことばの療育、おもちゃとことば、手作り教材の中のことばに関する記事が入っています)


著作権の了承のないイラストを使った個人用絵カードなど

以下のものはダウンロードできません。
どんなものか見たい方は個別にメールください。

しゃべるカードその1

鳥の鳴き声図鑑(今年のクリスマス)

手作り教材:場所かるた

歯磨きカード

用途かるた(なぞなぞあそび)

牛乳パックでミニ絵本:2語文絵本

接続詞の絵本(けれど、たら、から)

You Tubeで歌絵本(歌カード)作り

動詞絵カード(絵本)

「うごきのことばえじてん」を購入された方のみにお見せしています。
眼科検査手順カード


つぶやき(長文)

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「母の気持ち」目次はこちら
きょうだいカテゴリー(目次なし)


障害児育児関係ないつぶやきです。スルー推奨。

*           *            *

高校生の姉ちゃんが不登校になっていた。

小中学校の不登校だったらもうちょっとゆっくり見守れるのだが、これまでも単発でちょくちょく休んでいたので、留年が目と鼻の先だった。

(もともとその傾向はある子だった。保育園で登園拒否して幼稚園に転園したこともあるし、中学校もときどき学校が嫌になってずる休みはしていたけどなんとか卒業までこぎつけた。
私も「適度なガス抜きは必要。心の風邪をひいたときはゆっくり休ませる。無理して行かせると積もり積もって大爆発になる」という考えだったので特にうるさく言わなかったし。)

本人が行きたくないというのなら、今は高卒の資格をとる方法はいろいろあるんだし1) 、
長い人生、一年や二年寄り道したってどうってことないとは50過ぎのおばはんとしては思っている。

が、本人はこの学校を卒業したい気持ちなのだ。
そうなるとリミットが限られているので、「今日はどうする?」と声をかけざるを得ない。
そして「明日は行く」と言って明日の準備もし、目覚ましもかけ、朝も目が覚めているのに、身体が動かないのである。

地元の不登校の親の会にコンタクトをとると、「不登校とはそういうものですよ」と言われた。
行かなければ、と頭で思っても体がついてこないものなのだ、と。

その方の息子さんは今もう40代だが、小学校1年生から不登校だったそうだ。
当時は「学校には無理して行かなくてもよい」などという考えも広まっておらず、「学校とは行くものだ」「親が引きずってでも行かせろ」という考えが主流だった。

お母さんは、毎日車で小学校まで送った。が、本人は石のように硬直していたという。
無理して行かせた結果、病気になってしまったそうだ。
こじらせてしまったので、そこから立ち直るのが大変だったと。
うちの子は小学校は3年までしか行ってない。
中学校も三年間ではじめの3日しか行かなかったの。
でも今は、東京の一等地に店を構え、儲かってしょうがいないくらい繁盛していると。結婚もして自分の家ももっていると。

だから大丈夫、と言ってくれた。
親たちが反省に基づき、不登校の居場所を作るために、25年前に立ち上げたのがその会だったのだそうだ。

*            *            *

実は私も高2の頃、精神の危機に瀕し、高校を中退して働こうかと思ったことがある。
(学校を辞めたいと思っていたのだから長女とはちょっと違うが)

長男も、やはり精神の危機に瀕していたことがある。
いわゆる障害児ではなくても、自立して大人になっていくということは、いや、生きているだけでも本当に大変な(そして立派な)ことなんだと思う

そしてそういう精神の危機は、のちに絶対に本人の力になると私は思っている。
回り道してこなかった人よりも、回り道した人の方が、より経験が多い分、より人間の幅が広くなる、そう思っているのだ。
私も、つらかったこの頃に考えたことや感じたことが、今の自分の基盤となっていることは確かだ。

私の場合、過去記事にも書いた、家事のために父親に部活をやめさせられた頃、いろんなことに無気力になっていた。

進学校だったから、受験勉強のために部活をやめる人はけっこういて、自分はそんなんじゃないというプライドがあったから、変な意地で、みんなが部活をやっている時間帯は絶対に勉強しないという誓いをたてていた。(笑)

まあ、無気力になっていたので成績もどんどん下がり、大好きだった英語ですら定期テストで白紙答案を出したりして、先生に呼び出されたりしていた。

(いい先生ばかりで、白紙答案を叱られるどころか「何か悩み事があるのか?よかったら話してくれないか?とみな心配してくれた)

精神が不安定で、母がある日ぶらっと「ただいま〜」と帰ってくる、という妄想に憑りつかれていたのもこの頃。
小学生よりも、高校生のこの時期が、一番母にいてほしかった。

高校に行っても話の合う友達がいなくて、寂しくて、泣きながら帰ってきて、家庭はゴタゴタして喧嘩ばかりで居場所がなくて、よく教会に行ってはシスター的な人に悩みを聞いてもらっていた。
(死んだ母の姉でもあった。)

あの頃どうして学校をやめなかったのかなあ。
やはり話を聞いてくれた人がいたというのが大きいかも。
「この人なら絶対私の話を聞いてくれる」と思ったから、わざわざ話をしに出かけていったんだなあ。

今の長女には、そういう相手がいないということだ。
頭ごなしにものを言ったことはないつもりだけど、親だと言いにくいのかもしれない。
長男はかなり荒れたが、長女は反抗期らしい反抗期はなく、言いたいことはすべて飲み込んでしまって言わないタイプである。
親でなくても、誰か、吐き出せる相手がいるといいのだが。

それから、将来の夢があったこと。

私が高校中退して働こうと思ったとき、仕事は選べないだろうからなんでも我慢してやるとして、好きな英語は家で自分で勉強すればいいやと思っていた。
でも、大学で英語を学ぶという可能性を考えたとき、心にぱっと火がともった感じがした。
(親は「女は大学なんて行かなくていい」という考えだったけど、近くの大学だったらお金がなくても奨学金で通えたので)
そうだ大学に行こうという目標ができたとき、中退の考えは消えてしまった。
そのあとの一年間は、浪人不可で一校しか受験できなかったからプレッシャーもあったけれど、とても充実していた。

長女にも目標がある。
学歴は必要とされない種類の目標だが、それを学ぶ専門に入るにはやはり高卒は条件である。(認定試験でもいいんだけど)

目標への思いが、生きる力になっていくとよいのだけど。

*        *         *

子どもが不登校になったとき、親は仕事を辞めた方がいいのか?ということだが、ネットで見る限り、小学校低学年は母親にそばにいてもらいたい場合もあり、辞めた方がいいケースも多いらしいけど、高校生とかでは辞めたからといってよくなるケースはほとんどなく、却ってよくない場合もあるとは書かれていた。
(あなたのために仕事を辞めたのよ、などというプレッシャーになるとよくないし)

ただ、月〜土で仕事をしていると本人と全然かかわる時間がないのと、私が帰ってくるのが遅いので、それまで本人は一日中ネットしかやることがないのもよくないと思った。

いろいろ話したり気分転換に連れだしたり各種支援とつながったりするには、私が動けるようにしておかないと、と思い、すっぱり辞めた。

実は長女のことだけではなく、今実父の体の具合もよくない(保育園と一緒で、高齢者のデイサービスも本人に熱があるとお迎えに行かねばならないのだ。そして父の場合肺炎を4回ほどやっているので、熱があって病院に行くと一日検査やら点滴となる。)。
職場にもけっこう迷惑をかけていた。

それと世話になった教会ではシスター的な人たちも高齢化していて、(母の姉ももう90歳超え)、唯一車の運転のできる人が病気になったりとして今困っているので、私もいつでも手伝いに行けるようにと思って、それもあって辞めた。

ただ、長女のことがなかったら辞める踏ん切りはつかなかっただろうと思い、そして長女となかなかコミュニケーションがとれないことはずっと心にかかっていたことでもあったので、これをチャンスととらえることにしている。

*              *             *

そろそろ年間レベルの単位不認定が出そうな今朝、急に長女は学校に行った。

私がしゃべったあれこれよりも、長女の心を動かしたのは
これだったのかもしれない。


『君の名は』と同じ監督のアニメだそうだ。

スーツを着て電車に乗ろうとホームで待つけれど、人間関係でつまづいていて怖くてどうしても職場に行けない女性のお話。
いろんな映画、本、音楽、そういうものは、親の話よりも説得力のあるものだ。
(自分で選んで借りてきたものです。ビデオ屋に誘ったのは私だけど)

まあ、いつまたどうなるかはわからないが、不登校の親の会の方がおっしゃった言葉
「生きてさえいればなんとかなる。
学校より命の方が大事ですよ」

ということ、そしてできるだけ長女に愛情が伝わるように努力しようと思ったのだった。

<注>


1)たとえば通信制高校、定時制高校、そして専門や大学に進学したいなら昔の大検にあたる「高等学校卒業程度認定試験」というのも受けられる。
それは学歴としては認められないが、長女の行きたい専門に入る資格は得られる。
年に2回実施しており、16歳から受けられるから、パスすればみんなより学年が遅れずに専門学校や大学に入学できる。

シェア教材あり:疑問詞を理解する

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さて、前回記事にした言語評価で疑問詞がほぼ全滅なのを受けて(笑)、小3の終わりごろから疑問詞を学ぶ学習を始めた。

英検5級の学習でもまずは疑問詞を押さえないと話にならない。
疑問詞がわからないと質問に答えられないからだ。

過去にずいぶん教材を作って疑問詞の学習をし、娘もだいぶやりとりできるようになっていたと思っていたが、かなり前後の関係やよく聞かれる質問と答えをパターン化して覚えていたようで、疑問詞そのものの意味は危うかったようだ。

まずは疑問詞そのものの意味を理解するところから。

こんな絵カードを作成。
「だれ」「いつ」「どこ」「どうやって」のカード。(「どうやって?」はおまけ。)
gimoncard


疑問詞そのもののイメージを持つためだ。
これでかるたとりをし、こちらが「いつ?」「どこ?」「だれ?」と言ってカードを選べるように練習する。

イラストはいつものいらすとやさんから。ありがとうございます。

それからコロロ発達療育センターで出している自閉症児のための疑問詞ワーク
いつ どこ だれ (自閉症児のためのコミュニケーションワーク) に基づいて学習した。



これは答えに基づいて疑問詞を理解するメソッドだ。

答えのカードをたくさん用意しておく。
gimonshi2


答えのカードは、上のワークを買うとついていて切り取って使えるようになっているが、娘用には、娘がよく行く場所、デイサービスの名前、学校の先生や友達・家族の名前などを作り足した。
(100円ショップ無地はがきをテキトーに切ってマジックで書いた)

これを、「いつ」「どこ」「だれ」に沿って分類させる練習をするのだ。

gimon01


はじめは、2種類ずつにして、慣れてきたら3種類に分類させた。

(やはり「いつ」が一番難しい。抽象的だからかな)
文字を読む前のお子さんには、顔写真や場所の写真やイラストなどでもいいと思う。

その後、上のコロロ発達療育センターのワーク、または自作のプリントを使って、「いつ」「どこ」「だれ」の質問に答える練習をした。

(「いつ」は「時間」だよ、「どこ」は「場所」だよ、「だれ」は「人」だよ、などと声かけしてました)

自作プリント。
(質問文や答えの文がヒントにならないように気をつけました)
gimon02


わからなかったら、ヒントとして「花子さん」「きのう」「電車」「動物園」を丸で囲ってやる。
助詞を書く欄をつけないと平気で省略するので(笑)助詞を入れる別枠を設けた。

自作プリントと疑問詞カードのダウンロードはこちらから。(編集可能ファイル(ワードとラベル屋さん)もあり)

https://drive.google.com/drive/folders/0B31fHTDqXEGbTDM5Sjl0MFR3aGs?usp=sharing
全15枚のプリント。これからも作り足すと思う。

並行して、実践練習。
娘の支援学校では学期ごとに学校の様子の写真をアルバムにしてくれる。
娘はそのアルバムを見るのが大好きなので、アルバムを開きながら「どこ?」「だれ?」などとやりとりもした。

まあそんなこんなの学習を積むうち、一応メインの「いつ」「どこ」「だれ」はマスターしたと思う。(?)
今は助詞つきの疑問詞の学習をしている。
これには助詞がちゃんとわかっていることが前提となるが、助詞の学習もしているので、数こなすうち、わかるようになるかな?と思う。

最近の娘のことばと言語評価

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東京のSTの先生に指導をいただいて、動画にもアップしたように、娘の発音がとてもよくなってきた。
タ行が出るようになった動画 

ガ行が出るようになった動画
 
カ行が出るようになった動画

(現在は、ツの練習をしている。たまに出せるようになってきた)

学校の先生やデイの先生にも、聞き取ってもらえることが多くなってきた。

それに伴って娘に大きな変化が見えてきた。
それは、話し言葉への自信がみなぎってきたことだ。(笑)

これまで、発音が悪すぎたので母の私も何言ってるかわからないことが多く、そういうときは文字盤を指したり書いたりしてもらうことで、最終的には100%言ってることをわかってやれた。

しかしこのごろでは、言ってることがわからなくて「ちょっと文字で書いて」といっても、拒否するようになったのである!

これまでは「ハイハイ、どーせ私の発音は悪いもんね。書かなきゃわかんないんでしょ」という感じだったのだろう。
それが、このごろは「いやいや、私、話し言葉でもいける人なんで」という風になってきたのだろう、何度でも言い直してあくまでも音声で伝えようとするのだ。

そして、動画では私のあとにリピートしているから話すテンポはちょうどよくなっているが、普段自分からしゃべることばはくちゃくちゃっと縮まっていて、それも聞き取りにくさの原因になっている。

例えていえば、「ありがとうございます」が「あざーす」になるようなものだ。
「トイレに行ってきまーす」が「とまーす」くらいにくっついている。
「ゆっくりはっきりしゃべらないと、わからないよ」とくどく言っていたので、最近では、「と、い、れ、に、い、って、き、ま、す」と一文字一文字区切って言うようになった。

(全然自然な会話ではないが確かにその方がこちらも聞き取りやすい)

問題は、まだ不明瞭な、出せない音がいくつかあること。
娘「い」
私「い?」
娘「ぬ」(
私「ぬ?」
娘「が」
私「が?」
・・・という感じで、一文字一文字確認しながら会話が進む。
途中まだ出せない音が含まれていると面倒である。
聞き間違うと「ちがう!」「ちがう!」といって正解するまで次の文字に進めない。全体像がわからないので推測もできず、はなはだめんどくさいことになってきている。^^;

(特に人名当てクイズは大変。
娘は現在4カ所のデイに日替わりで通っているが、それぞれの場所のお友達の名前をフルネームでよく覚えていて、名前を教えてくれるのだが、文脈関係ないので聞き取るのは難しいのだ)

STの先生のお話によると、リピートしたり音読したりのときと、自発語(自分で考えてしゃべること)のときとは、使う脳の容量が全然違うらしい
自発語では言う内容を考えたり文を組み立てたり順番に音を送り出したりということに脳の容量をたくさん使ってしまうのでしゃべることばのスピードまで気を回す余裕がない?(ちょっと自己流に解釈してるかもですが)ということのようだ。

*            *           *

さて、STでは、言語評価というものをして今後の学習に生かせるようにしてくれる。

私は他県から通っていて時間がないので、家で言語評価をしてその結果を先生にもっていく、という形をとっている。

言語評価の本は自分で買いました。
●LCスケール

アマゾンで買えたので、STなどが受けられないご家庭では、(ちょっと高いけど)我が子にやってみるのもいいかもしれない。

言語評価をすると、娘の弱点がよくわかる。
LCスケールでは、言語の発達を
ことば芽生え期
一語文期
語連鎖移行・前期
語連鎖移行・後期
語操作期
発展・前期
発展・後期


と分けている。
我が子が上のうちどの段階なのかが分かるのだ。

娘の場合、しゃべるのは一語文がほとんどだったりあまり外ではしゃべらなかったりだが、言語評価をすると発展・前期には到達していたようだ。

ただ、まだまだ言語の理解があやふやなので、この結果を参考に学習していきたいと思っている。

詳しい検査結果は限定記事で公開するが、特に娘は疑問詞がほぼ全滅状態だった。
だから質問をはぐらかしてばかりいるのか。(笑)

「だれ」「いつ」「どこ」はわかっていると思っていたが、たいていの質問では、
「花子さんはきのうお父さんと動物園に行きました。」
Q「花子さんはきのうお父さんとどこに行きましたか?」という感じで、「どこ」そのものの意味がわかっていなくても、抜けている単語を答えると正解してしまう、という側面がある

この評価では
「花子さんはきのうお父さんと動物園に行きました。」という文なら
「だれが行きましたか?」「どこへ行きましたか?」「いつ行きましたか?」という感じで、質問文がヒントにならないように工夫されているのである。

ともあれ、その後家庭学習でも疑問詞を集中的にやったところ、半年以上経ってもう一度やってみたら今度は疑問詞は全問正解だった。
やりとりもずいぶんできるようになった。

こうして、我が子の弱点を知ってそれを補強していく形で学習を重ねていくことで、コミュニケーション力を伸ばしていけると思う。

(疑問詞を学ぶために作った手作り教材は別記事としてシェアしたいと思う)

今は、やはり助詞が弱点なので、いつ、どこ、だれがわかっても、「だれが」「だれに」「だれと」というような、助詞つきの疑問詞になると弱いことを指摘していただいた。
(やはり「が」「に」「を」あたりが弱い。)

これを学習する助詞カードを新たに作った。受け身文の理解とかはまだまだその先につけるべき力だな〜と思うので、ちょっと早かったかな。

他にも「〇〇したらどうしますか?」的な問題は質問の意味そのものが全然わかっておらず、これも今後学習したいところだ。

だいたい娘の場合、質問文と答えの文をセットで何度もパターン学習することで質問の意味と答え方を理解していく。
以前からずっと「どうして?」の質問に答える練習をしていたのだが、このごろになってようやく「どうして猫がすきなの?」「ほえないからです」など、自分の言葉で答えられるようになってきた。

これからは他の質問にも慣れていけるといいと思う。

●語彙テスト
もうひとつ、語彙テストというのもやった。

これはリストだけもらってきて家でネットの写真を集めてカードを作った。
(見たい方はメールくださればお見せできます)
写真を見せて、「これなに?」と聞いてことばで答えてもらうテストである。

アイロン あさがお  あひる いか いぬ いのしし うし うちわ えび   おの  おまめ おいも 
か かさ  かたつむり かぶとむし かめ  カラス  カンガルー きりん きんぎょ   くま  くも くり 
サイ さくら  ざぶとん サメ  サル しか   シーソー  じてんしゃ   しまうま   スイカ セミ せんぬき ぞう
  だいこん  たけのこ だちょう たぬき ちりとり  ツバメ ツル  手 テレビ トンボ
 なす にしきごい  にわとり   のこぎり
 はさみ はと ひつじ  ひよこ   ふぐ ぶどう  ヘリコプター ペンギン ピアノ 
 まくら  まつ(松) めがね  みみ むかで
やかん やぎ やま      ゆみや ゆり  ヨット
ライオン  らくだ れいぞうこ ろうそく
 ワニ
 
これについては、
●できたもの
ぶどう かさ  だいこん
ちりとり  えび  あひる だちょう
アイロン ふぐ  はさみ  はと  ヘリコプター
ひつじ ひよこ いか
おいも  いぬ じてんしゃ  か  かぶとむし
かめ  カンガルー  カラス  かたつむり
きんぎょ  きりん  にしきごい  くま  くも
くり  まくら  おまめ めがね  みみ
なす  にわとり  のこぎり ペンギン ピアノ
ライオン れいぞうこ  ろうそく  サイ
さくら  サメ  サル  セミ  シーソー
しか   スイカ   手 テレビ トンボ ツバメ ツル  
うちわ  うし  ワニ   やま    ゆみや  

●すぐ言い換えてできたもの
しまうま(うま、と言ってすぐ言い直した)
ヨット(ふね、と言ってすぐ言い直した)
たけのこ(最初植物の竹の写真を見て「ささのは」と言ったので食べるたけのこの写真を見せたら言えた)
 
●ヒントを出してわかったもの
「あさがお」(「あ」とヒントを出してわかった)
「まつ」(「ま」とヒントを出してわかった)
「らくだ」(はじめ「うま」といい、「せなかにこぶがふたつあるね」とヒントを出すとわかった)
「たぬき」(はじめリアルな写真を見て「あらいぐま」といい、漫画を見せるとわかった)
「ゆり」(「ゆ」とヒントを出してわかった)

●間違えたもの
いのしし→(迷って「ぶた」と言った)
むかで→(「むし」と言った)
せんぬき→(「ネクタイ」(形が似ていた))
やぎ→(「ひつじ」と言った。)
やかん→(「ポット」と言った。間違いではない?)

生き物が好きで図鑑などよく眺めていることもあり、動物や鳥や魚の名前などはわりと語彙が多いと思う。もっとマイナーな生き物の名前もわかる。
が、植物や虫は好きではないのであまり詳しくない。(笑)

*          *         *

他にも、視覚優位の娘は聴覚が弱いということでもあり、聴覚処理の力が上がってくればもっと聞いたことばを記憶にとどめてアウトプットする力にもなるということで、STでいただいた宿題として聞き取りの練習をしている。

以前紹介した「きくきくドリル」というもの。(過去記事

これを実施してみて、娘はいかに聴く力が弱いかがよくわかった。
そして普段、いかに本人の理解を超えた話しかけをしていたかがわかり、反省した。(^^;
娘は3語文あたりは復唱したり書き取ったりはけっこうできる。
(例:「だれが花瓶をわったのですか?」 「泣きながら走っているのはだれですか?」「りすが木から降りようとしています」くらいの長さの文)
ところが、もうひとつ要素が加わって4語文になると途端に崩れてきて、一語くらいしか復唱できなかったりするのである。
容量オーバーでプチパニックという感じだろう。

こんなに短い文章でも一度に記憶にとどめておくことが難しいのなら、普段容量オーバーが続くと心のシャッターを降ろして周りに対してスルーを決め込むことになるのだと思う。

この結果を得て、学校の懇談会でも、「なるべく3語文くらいの短さで、ゆっくり、はっきり話しかけてください」とお願いした。

家でも、話しかけ方を変えるように心がけている。
このごろ言葉が伸びてきたように思うのは、そのためかな?と思う。

*             *       *

先日コミュニケーションの講演会に出てきて、講師の言語聴覚士の先生もおっしゃっていた。

ことばのシャワー(もとは「ことばのお風呂」)という表現を今は誤解して理解している人が多いと。
ことばにどっぷり浸かり、たくさんのことばを浴びる環境にいればことばが育つという意味に理解している人がいるかもしれないが、それは間違いだそうだ。
「ことばのお風呂」の本来の意味は、本人がリラックスしてあったかい、心地よいと感じられる言語環境のことを指すのであって、それは本人がどの発達段階かによって変わってくるそうだ。

たとえば、クレーン(親の手をとってほしいものを取らせる)の前期の段階にいる子供(先生は「うっすら三項関係」と呼んでいる、まだ本人と物の間に第三者の(親の)存在があまり入ってきておらず、母親の目を見ない段階)に、パラレルトークと呼ばれる、子供の行動をことばにして実況中継したり(「くつをはいたね、ぼうしもかぶったね」)本人の気持ちを言語化したり(おいしいね、あったかいね)という話しかけをしても、無駄な努力に終わるのだそうだ。
実際そのような話しかけを療育センターのクレーン前期の子供たちにしても、全然伸びていかなかったと。
なぜならまだ親など第三者の存在が本人の眼中に入ってきていないからだそうだ。
その段階の子には別のアプローチをしなければならないのだ。

話は飛ぶが、娘が大勢の中にいるとき、こちらが話しかけてもまったく無視しているのは、やはり容量の関係があるのかなと思う。

イメージ図を作ってみた。

静かな環境では、娘の受容器はことばをキャッチできる。
shigeki


しかし騒がしい環境や刺激の多い環境では、娘の受容器は飽和状態で、そこにことばをかぶせかけても、キャッチできない。
shigeki2

だから耳が聞こえていないかのように、言葉がけに反応しなくなってしまうのかなと思う。
ことばの長さやスピード、内容についても、娘が全くキャッチできなければいくら浴びせても仕方がないので、キャッチできるようなボールを投げてやることを心掛けたいと思う。

以下は限定記事。
障害児を育てている親御さんか支援者の方、限定記事の申請方法はこちらです。続きを読む

成長記録(9歳11ヶ月〜10歳0か月)(小4・4月〜5月)

はじめに・サイトマップはこちら
成長記録目次はこちら

ようやく10歳に追いつきました。

10歳のお誕生日。プレゼントは鍵盤ハーモニカでした。
IMG_3246

お料理始めました。猫柄エプロンでテンションアップ!?
料理は興味津々です。
IMG_2903

毎朝母子でバス通学をしています。(乗り換えあり)2台目のバスを降りたらお母さんに報告メールを送るお約束。(キッズケータイを使っています。過去記事
1745c

お友達とのからみ。
お友達親子とランチしたり、ブロ友さん親子と上野動物園に行ったり、障害児ママ友親子と人形劇を観に行ったり。
(人形劇の結果はさんざんでしたが・・・過去記事

学校やデイではお友達とボードゲームやカルタを楽しむ姿が見られました!
お友達とゲームする日が来るなんて!うれしいです。
1745d

生き物とのからみ。
相変わらずの生き物好き。猫カフェで猫におやつをあげたり、
池の鯉にえさをあげたり、公園でハトを追いかけたり。
1745a

支援学校では絵本の世界を体験しながら楽しむ学習をすることがあります。
今回は11ぴきのねこ。猫になりきってダンスをしたり、魚つりをしたり、いかだに乗って大きな魚をつかまえに行ったり・・・。
さいごは絵本の通り、魚を食べすぎてたぬきのお腹になっています。(笑)
1745b

図工の時間。農園の看板を作ったり、こいのぼりを作ったり。
IMG_3244

バイオリンの演奏を聴きました。
電車に乗ろう!の学習では毎日駅員さんから切符を買って電車に乗りました。
教室での読み聞かせも喜んで聴いているようです。
1745e


4年生は何かと節目の年。
幼児体型だった身体つきも変わってきました。
(このあたりのことはプライベート記事に)
父親とお風呂に入るのをやめ、母と入るようになりました。
おこづかい制をはじめたり、お料理をはじめたり、毎日路線バスを使っての通学を始めたり(母同伴だけど)、東京まで言語療法に通い始めたり・・・といろいろな試みをスタートしました。
デイサービスも一カ所しか使っていなかったのを3つに増やしました。
そのひとつはお料理クラブです。

・・・と新しいスタートを切ったのですが、過去記事にも書いたように、週4日使っていたデイサービスがまさかの突然の閉鎖。
月曜に電話が来て「明日から閉鎖になります」と。
その前の週には、「また来週ね〜!」とお別れしたばかりだというのに・・・。
スタッフの方も何も知らされていなかったようです。

というわけでこの時期はいろいろあたふた。(^^;

職場に一時間早く行って早退して娘を3時に迎えに行く日々。
実父が入退院を繰り返しているので、お休みをもらったと思えば?と旦那などは言ってくれました。
まあ、職場には迷惑かけて肩身が狭いしでなかなかメンタル的にハードモードでしたが朝のバス通学練習は続けていました。
仕事の開始時間が早まったので娘が寝坊すると帰りにタクシーを使わなければならない日も多かったですが・・・。

10歳の誕生日の様子は過去記事に。

<できるようになったこと>


・バス通学練習は順調。私は尾行するだけで、ひとりで全部できる。
ただ、降りるとき乗客全員にバイバイしてから降りるようになり^^;バスを待たせるのが問題。(注意したら今はしなくなりました)
・バスから降りたら母にメールすることになっている。
はじめ「おかあさんちゃんとおりたよ」と打っていたのが
→「おかあさんバスちゃんとおりたよ」になり
→「おかあさんバスからちゃんとおりたよ」に進化した。
乗り過ごしたときは「おかあさんバスすごしちゃった」と打てた。

・カラオケに姉ちゃんと3人で行ったとき、末娘がトイレに行って私がついていくと姉ちゃんがひとりで寂しく歌っていないといけない。そこで「終わったら〇〇番のお部屋にきてね」といって帰ってきたらちゃんと戻ってきた。
飲み物もひとりで取りに行ってひとりでもどってこれた。(ただし「スカッシュ」の意味がわからず炭酸を入れてきてしまったが)
・デイで人生ゲームをやったそう。
それまで見ていることが多かったが、実際に参加できたというのでうれしかった。
人生ゲームて!!うちでも買おうかな、人生ゲーム(笑)

<学習>


●タイピング練習スタート。
目標はパソコンで日記が書けるようになること。
(高等部卒業くらいまでには・・・)
まずは中段のキーを、
10本の指全部を使って打っている。(訂正…8本指です。親指はスペースキーですね)(ここのサイトで練習しています)
http://pokedebi.com/game/cocoflash/quickcocoa+.html

ピアノも習ったことがないし不器用なので、中指と薬指の使い分けが難しい。(笑)

●算数

そろばんをはじめた。
(繰り上がりのある足し算とない足し算と引き算が混乱しているため。
また別途記事に書く予定)
5のスキップカウントとあと何分?を教え始めた。
過去記事

●発音練習
ガ行がきれいに出せるようになってきた。
(音声動画はこちら)
https://youtu.be/bqMwf5c5lUU
カ行の練習を始めた。

<ことば>


東京の言語療法で宿題を出され、LCスケールという言語コミュニケーション評価をやってみた。
(別記事で書く予定)

・疑問詞の「どこ?」を応用できるようになった。
語録は限定記事で。

<読書>


とうとうゾロリにハマった!!
『かいけつゾロリのきょうふのゆうえんち』
『かいけつゾロリぜったいぜつめい』
このふたつはわかりやすくてよかった。
ゲラゲラ笑っている。

ただゾロリは基本「男の子向け」で、なかなかピンとくるテーマのゾロリ本が見つからない。
(いつもほぼ貸し出し中だし)

<音楽>


カラオケ大好き。学校でカラオケをするとクラスで一番大きいくらいの声で歌うこともあるそうでびっくり。
家で行ったカラオケで娘が選んで歌った曲は全22曲。
(そこはかとなく昭和の香りが)

ハナミズキ
つばさをください
恋のアメリカンフットボール(フィンガー5)
ぽいぽいぽい
春の小川(童謡)
ファッションモンスター(ぱみゅぱみゅ)
PONPONPON(ぱみゅぱみゅ)
危険なふたり(沢田研二)
LIFE IS SHOW TIME
あしたてんきになーれ
勝手にしやがれ(沢田研二)
プリン賛歌(おじゃる丸)
ふりそでーしょん(ぱみゅぱみゅ)
恋の大予言(フィンガー5)
きみに100パーセント(ぱみゅぱみゅ)
CANDY CANDY(ぱみゅぱみゅ)
恋をいたしましょう(おじゃる丸の電ボ)
恋のダイヤル6700(フィンガー5)
TOKIO(沢田研二)
Let it go ありのままに
つけまつける(ぱみゅぱみゅ)
ノンタンといっしょ

語録と日記の記録は限定記事で。
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働く主婦

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