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【追記】膝立ち画像も追加アップしました

5泊6日の動作法キャンプに初めて参加してきた。
とっっってもよかった。 (*´∀`*)

娘も、「楽しかった」「また(来年も)来たい」と言っていた。

(バイキングのご飯がおいしかったからね!)
・・・あ、やっぱりそっちですか。
shokujiup

(感想シートに「しょくどうで やきそばを食べておいしかった。」と書いていました)

一泊のお泊りなら学校でもプライベートでも経験しているが、5泊なんて初めて。
どうなることやら、とは思ったが、あまり深く考えずに飛び込んでみてよかった。(笑)



●訓練


訓練は3つの班に分かれ、それぞれにス―パバイザーの(監督的な?)先生がつき、さらにお子さんにマンツーマンで先生方がトレーナーとしてついてくださる。
教えてくださる先生方なくしてはこのキャンプは成り立たない。
それに先生方は私たち親子の前日にキャンプ入りして研修を受けているのだ。
夏休みもいろいろなお仕事があるしプライベートもあるのに、一週間もの時間を割いて私たちのために集まってくださる先生方には、もう本当に感謝しかない。
(特別支援学校の先生が多い印象でした)

娘にも、担当の女性の先生がついてくださった。
問題児の娘に本当に根気よく丁寧にお付き合いいただきました。(´;ω;`)

一日3回、初日と最終日は1回ずつの計14回の訓練が行われる。
初日はまず、訓練前の評価(撮影会)を行う。現在の姿勢を立位、座位、膝立ちでたて、よこ、後ろ向きで撮影するのだ。
その後、スーパーバイザーの先生と、写真をもとに、また親に聞き取りなどもして、訓練計画を立てていただく。

訓練の間、親は子どもと離れ、動作法の勉強会、水分補給用の飲み物の用意や掃除洗濯、の当番活動などをする。

30年以上続いているキャンプだが、昔は10泊だったそうだ。
本来は、キャンプがメインで、月に一回の訓練会(月例会)はその効果を持続させるためのメンテナンスという位置づけなのだそうだ。
つまり来年のキャンプにマイナスからスタートしないための月例会らしい。
(だからかつては、キャンプに参加しない人は月例会にも出られなかったようだ)

今は時代が変わってきて、キャンプの日数も減ったしなかなか5泊6日で参加できる人も減ってきているようだが・・・。
(今は障害児のお母さんも大抵お仕事しているからね)

●娘の課題と効果


母から見て、娘は背中が丸く姿勢が悪い。
年齢・成長と共に体のゆがみは大きくなるし体をうまく使えるようになるといいなと思って参加した。

姿勢には股関節が影響しているようで、娘は、まず右側の股関節の固さを指摘された
体をよく前後に揺らしているのは、その影響があるかもということだった。
(股関節の固い方にうまく体重を載せられない。)

座っている姿勢。
beforeは背中が丸まっている。
zaiupyou

4日目(赤い服)には、補助がなくても骨盤を立ててよい姿勢がとれるようになってきた。
最終日は本人が撮影を嫌がっており全然姿勢を意識してないにも関わらず、beforeと比べよい姿勢がとれている。

立っている姿勢。
beforeは、背中を丸め、お尻を突き出し、顔が前に出ている。
歩くときや走るときなど、前につんのめっているので転びそうである。
ritsuiupyou


6日目。
立つ訓練まではいかなかったにもかかわらず、変化が見える。
肩も下がっているし、
なんか立ち姿が前よりもかっこよくなったかな。(笑)

【追記】膝立ちの姿勢。
hizadachiup


まあ、うちの子もそうだけど写真を撮るのを嫌がる子もいるし、この撮影はあくまでおまけのようなもので、そこまでのプロセスこそが大事なんだそう。

目標はこれから1日5分、発音練習のあとにくっつけてやることだ。
習慣づけてしまえば抵抗なくやる娘だが、そこまでが大変なので、どうなるかな。

実は母も猫背であり、先生にやってもらったら娘よりもひどいと指摘された。(笑)
母も最近だいぶ体にガタがきているのを実感しているので、自分のメンテナンスもせねば。
これからは娘と一緒に私もやっていこうかなと思う。
(股関節が固いと腰痛や膝痛の元になるんだそうです)

●訓練会で学んだこと、感じたこと


・体を通して心に働きかける


動作法は、単に姿勢をよくするための訓練ではない。

付け焼刃の知識だけで書くけど(笑)、
動作法というのは、体を通して主体(本人の心)に働きかけ、体験(生活の仕方)を変えていくというものらしい。

たとえば、鬱の人なんかは、体がガチガチになっていたりする。
体をほぐしてやわらかくしていくと、心が軽くなることもある。
体と心はつながっていて、どちらか片方だけじゃダメなんだという考え方なのだと思う。

また、丸まっていたのが姿勢がよくなってきたりすると、もう少し周りの様子が目に入るようになったりする。

動作法を心理学会の先生方がやっているのは、そういうことからなんだな。

・キャンプの良さ


キャンプは、訓練だけじゃなくて、いろいろな要素が詰まっている。

集団生活だから時間で動くということ、場所もあちこち移動するから切り替えも必要。
みんなと同じご飯を食べること。はじまりと終わりのあいさつ。朝の会。早寝早起き。
みんなに役割を与えることも、キャンプでは大事にしている。(あいさつの当番とか)
障害の重さに関係なく、みんながそれをやっている。
家と違う生活、そしていろいろなお子さんやお母さん方や先生方に関わっていただいたことは、きっと娘のためになったと思う。

・育て方を振り返る


そして母にとっての課題もはっきりしてきた。
まず、いろいろなことで、母が障害を言い訳にしすぎていたかもということだ。
自閉症合併のダウン症ということで、あれができなくても仕方がない、これができなくても仕方がないと思っていた。
できなくても(現状では)仕方がないのはその通りなんだけど、それに対して母としてこうしようというものが薄かったかな、と。

以前「知的障害を言い訳にしないで」というぼやきを書いたことがあったが、それと同じことを自分もしていたなあと。
どんなに障害が重そうなお子さんでもちゃんとその子なりにやっているのを見て、そう思った。
子どもは成長するのだ。
それは今できないことを本人に厳しくぐいぐいやらせるとかそういうことでは全然なくて、出会った動作法というものをがんばっていこうと思ったのだった。

それから、これまでは娘を動かすには割とご褒美形式で(ABA的に)やってきたのだが、娘も思春期に入ってくる今、そろそろそのやり方は限界があるのかも、と痛感した今回のキャンプだった。
なかなか動けない場面があり、そういうときはご褒美でつってみたけど通用しなかった。

仕事では、娘と同じ小6の支援級のお子さんに対して、もし動けなかったとしても娘みたいにご褒美でつったりはしない。
じっくり時間をかけて本人と向き合うこと。
何がひっかかっているのか、わかろうとして探ること。
本人に納得できるように話をすること。
先生方は娘に対していつもそうしてくださった。
母としても、娘が固まって動けないときには、今後は同じようにしていこうと反省。

キャンプに来て驚いたのは、障害の重い軽いに関係なく、切り替え上手なお子さんが多いことだ。
また大きなお子さんたちは、自分なりの目標をもってキャンプにのぞんでいるのにも感心した。
キャンプが30回目とかそういうお子さんたちもいたけれど、きっとそれだけ続いているのには、本人たちが動作法をすると気持ちよくなる、体が軽くなる、といったことを(言葉にできないまでも)体で実感しているからなのだろうと思う。

将来的には、先輩お母さんryoukoさんもおっしゃっていた通り、何ができる、できないよりも、やはり「切り替え力」というものが就労含め今後の生活にとって一番カギになっていくのだろうということを思い知った。

「うちもキャンプに参加したばかりの頃は切り替えができなくて、5年くらい大変だった」とおっしゃっていた大きいお子さんのお母さまもいたので、うちも心折れずに、というかむしろ娘には必要だと心して続けていこう。

ダウン症のあるお子さん(もう成人)のお母さまが、「3歳から動作法をやっているとこうなるというのを(ダウン症のあるお子さんの親の)皆さんに見てほしかった」とおっしゃっていたのが印象的だ。
(お話が上手とか、スーパーダウンちゃんとか、そういう意味ではなく)

まあ、うちはまだスタートしたばかりだ。
最終的には体が楽になってリラクセーションが上手になって、切り替え上手になることを目指して、続けていきたいと思う。

・お母さんたちのすごさ


もうひとつ、痛感したのは、昔のお母さんたちのすごさだ。
30年以上も前にスタートしたキャンプには、当時の名残りの習慣が受け継がれている。
「今のお母さんたちはやってもらって当たり前という人が多い」と先生方が思っていると以前書いたが、昔のお母さんたちがどれだけ先生方に感謝し、それを表そうと努力してきたかというのを垣間見れた気がする。

そりゃ、教師生活が長い先生ほど、あまりの違いに首をかしげたくなるだろう。
それがいいのか悪いのかはわからないし、ゆるい方が新しい人も参加しやすくなるかもとは思うが、古いお母さんたちのパワーとすごさを目の当たりにし、純粋に感動してしまったのである。

今回お気楽に参加させていただいたけれど、そういう面でも勉強になった。

●事前準備


蛇足だけど事前準備について。
・日程表
「帰りたい帰りたい」と言うかなと思い、日程表を作って、ひとつ終わったらシールを貼り、あと何日いるとか、見通しがつくようにしようと思った。
こんな感じで、安い100円ショップのシールで。
(宿題をもっていったのはうちだけみたい。スパルタ母。^^;)
nittei

右側は大枠の日程。学校からもらっているものです。

・You Tube Kidsをダウンロード
「iPadが見たいから家に帰りたい」とか言い出しても困るので(笑)、いつも見ているかんあきチャンネルをダウンロードし、データをSDカードに入れて古いスマホに入れてもらった。(旦那に)
これはもっていってよかった。
お風呂上りから寝るまでの暇な時間に活躍したし、お友達とも一緒に見れた。
(逆にお友達のDVDを見せてもらったりもしていた)

一週間キャンプに出してくれた家族にも感謝。

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