働く主婦の独り言

自閉症合併のダウン症(DS-ASD)の娘を育てています。

お口のマッサージ

5章 お口のマッサージとあごの体操など その2

発音向上のために目次はこちら


【追記】コメントで教えていただいた商品を2つ追加しました。いずれも国内で買えるものです。

Nobody Ever Told Me (or my Mother) That!』by Diane Bahr, Mr. CCC-SLP
(タイトル訳:「誰も教えてくれなかったこと〜ほ乳瓶から呼吸まで、健全な発話のために必要なこと」
を読んでいくシリーズ続き。
(よい発話(発音)のために、赤ちゃんの時期から口の発達を助けるための本)

<マッサージのやり方・つづき>


レッスン6−8は、赤ちゃんの口の中に指を突っ込んで、口をマッサージする。
(感染症が疑われる場合には手袋着用が望ましい。手袋については前回書いた)

レッスン6)赤ちゃんの舌をマッサージする


massage11
まずは親の指を吸わせてみることから始める。
指の向きは、指の爪を上、指の腹が下向きがお勧めだそう。
逆にすると赤ちゃんのまだやわらかくてこれから形が変わる硬口蓋の真ん中を押してしまうリスクがあるからだ。
(硬口蓋は鼻腔や副鼻腔の床の部分でもあり、硬口蓋が高くて狭くなると鼻腔や副鼻腔も変形してしまうという)

指を赤ちゃんに吸わせながら、そのリズムを感じ取り(一秒に1〜2回のリズム)、そのリズムに合わせて、指を吸わせながら舌のマッサージができる。
massage12
ちょっとヘタな図ではわかりにくいが、舌の真ん中がくぼんでいるのが理想的。
(赤ちゃんの舌が親の指の周りにカップ状または溝を作っている状態)
舌がこのような形になっていることが授乳するときに大事であるということで、逆に舌の真ん中が盛り上がっているようだとよい授乳や飲み込むスキルにはつながらないそうだ。
その場合、吸っている間舌がカップ状または溝状になるように取り組む必要がある。

massage13
舌のマッサージは、「舌のウォーキング」と呼ばれるもので、赤ちゃんの舌を小幅に奥から手前の方向へとなでながら奥へ進む(舌の先の方から始め、舌の中央の方へ(奥の方へ)進んでいく)。
(奥から手前の向きへなでながら奥へ進むと、ちょうど指が歩いているように見えることから)


舌のマッサージをする際に注意するのは、「嘔吐反射」である。
よく医者でのどの様子を見るために、ヘラのような器具(舌圧子)を突っ込まれると「おえっ」となる、アレである。
新生児は舌のもっと前の方(舌先から三分の一の位置)で嘔吐反射が起こるため、舌の先の方をマッサージするようにする。
生後6ヶ月〜9ヶ月になると嘔吐反射は舌の後ろから三分の一の位置で起こるはずなので、舌先から三分の二の範囲をマッサージする。
(わざと反射を起こさせないこと!)
赤ちゃんの様子を見て、不快な様子を見せたら指を前の方へ移動させる。

レッスン7)赤ちゃんの頬を内側からマッサージする


massage14
赤ちゃんに指を吸わせ、親の指が口の中にあることに赤ちゃんが慣れたら、赤ちゃんの頬の内側をなでることを始めてもよい。
今度は「頬のウォーキング」である。
図は、赤ちゃんの口を前からのぞいたところ。
小幅に、しっかりと、しかしやさしく、頬の奥から前の方向へ頬の内側をなでながら奥へ進む。唇の端のすぐ内側あたりから始め、だんだん奥へと進んでいく。頬の内側の部分を網羅するつもりで。左右それぞれの頬を2回マッサージしてもよい。

このマッサージによって、外側翼突筋(あごを開くのに使う筋肉)、内側翼突筋(あごを閉じる筋肉)、そして頬筋の内側(唇を使うことと、適切な口腔内圧を作るのに必要な筋肉)をマッサージしていることになる。これらの筋肉は母乳を飲むとき、ほ乳瓶を飲むとき、飲み込むとき、高さの違うあごの細かい動きと唇の動きを支えるところである。
また頬筋は最終的には頬を歯茎にあてた状態で保つことで、適切な口腔内の圧力を保つ働きもしている。

適切な口腔内の圧力というのは、母乳を口の中へ運ぶのに重要なものである。
赤ちゃんは頬脂肪体sucking padというものをもって生まれるが(咬筋と頬筋の間のスペースにある、脂肪の塊)、これは生後は発達しない。生まれつき頬脂肪体がよく発達していない場合は、頬筋がその代わりを務める。
頬筋を内側からマッサージすることは、赤ちゃんの頬筋への意識を発達させる助けになる。
頬の内側をマッサージすると、少し抵抗を感じることがある(赤ちゃんが頬を指に押し付けてくる)。これが頬筋の働きである。
食べ物や液体を効率よく飲み込むため、また発話のために適切な口腔内圧力を保つには、この頬筋の働きを生涯保つ必要がある。
(頬筋のマッサージはバンゲード法にもあった。頬の固さを確かめるように、外と内から頬を指で挟んでもみこむようなマッサージ)

<注>


赤ちゃんに歯が生えたら噛まれるので^^;小さなブラシを使って口のマッサージをしてもよい。
(口のマッサージははみがきなどと一緒に習慣化するとよい)
probe
著者のお気に入りはARK's probeというものである。
(私ももっている。Talk Tools社から購入したもの。talk tools社については後述)
http://www.talktools.com/arks-probe-pkg-of-3/

国内では、こんなものが。
【追記】モアブラシ(口腔内ケアに使われている。マッサージに適していそう)
http://www.oralcarestore.jp/shopdetail/001000000002/order/

シリコン歯ブラシぴから
http://www.fine-revolution.co.jp/commodity/baby/entry-193.html
指サック状歯ブラシもよいようだ。
http://item.rakuten.co.jp/bodyeco/d-kakoh-love-001/
赤ちゃんが口の中のブラシの感触を楽めるようなものを選ぶ。

レッスン8)赤ちゃんのためのあごの体操(あまり理想的でない食事パターンを身につけてしまった場合の対策となる活動)


赤ちゃんの舌と、頬の内側をマッサージしている間に、赤ちゃんの歯茎の奥(後に奥歯が生えてくるあたり)で止めてみて、赤ちゃんに歯茎で噛ませてみる。
赤ちゃんには咬反射(こうはんしゃ)という、奥歯付近に硬いものが触れると噛みしめる一定のリズム運動をするという反射が備わっていて、後にものを噛む動きへとつながっていくとされている。
赤ちゃんが軽度のあごの弱さや、あごの動きのアンバランス、あるいは頬脂肪体の発達の未熟をもって生まれた場合には、その代償としてあごを安定させるためにほ乳瓶や乳房を噛む場合があるという。
(乳首の保護のためのブレストシールドなどという製品が販売されているゆえんである)

うちの子も、オーラルプレイスメントセラピーの訓練を始めたばかりのときは、噛むことなしにはストローが吸えなかったし、シャボン玉も噛まずに吹くことはできなかった。あごが弱かったのでその代償に噛むことで吹いたり吸ったりする活動を支える必要があったのだと思う。

乳房を噛む赤ちゃんの場合も、ブレストシールドが最善の策というわけではない。赤ちゃんに、噛まなくとも口を安定できるようにしてあげることが必要なのである

そこで、この時期には赤ちゃんに、奥歯の生えてくるあたりの歯ぐきで指を噛ませる活動をさせる。
(親の指を前歯付近でかむことはまだ教えたくない)
この活動はあごにとって好ましく、多くのメリットがあるという。
あごを開け閉めする筋肉の発達を助け、またこれにより舌が奥に引っ込むことを奨励することができる。
またこの動きは正しい飲み込み方のパターンを身につけさせるために必要なものであり、後の発話にも必要な動きである。

massage10
「あごの体操」をするとき、親の指をそのまま噛ませたのでは生まれて数カ月の赤ちゃんの小さなあごにとっては太すぎる。
(つまり赤ちゃんの顎が開きすぎた状態になる)
これは赤ちゃんには不快なことであり、赤ちゃんの顎を傷つける可能性がある。
そこで、親の指を噛ませるときは、人差し指の爪の両側にある、細い肉の部分の厚さを噛ませる。(爪は噛ませない。爪の厚さまで含むと、高さがありすぎて赤ちゃんのあごが開きすぎる)
図は親の人差し指を正面から見たところである。ピンクの部分が赤ちゃんの歯ぐき。このように、指の、厚さの薄い部分を噛ませるようにする。

親の指の側面(上に述べた部分)を赤ちゃんの奥歯の上に置き、しっかりと、しかしやさしく、指の肉の部分で赤ちゃんの歯茎を押す。(赤ちゃんに咬反射を起こさせる。上下どちらを刺激しても起こる)。そして赤ちゃんが何回噛めるかを見る。

このように奥歯の生えるあたりの歯茎をしっかり、しかしやさしく押して刺激すると、咬反射により赤ちゃんは繰り返し噛む。この活動は赤ちゃんの硬口蓋が高く、狭く形を変えようとする傾向に抵抗することができるため、硬口蓋の形を維持する助けになる可能性がある。
この方法は、赤ちゃんを相手に訓練を行っている言語療法士Sara Rosenfeld-Johnson とLori Overlandのふたりが開発したものである。
(↑オーラルプレイスメントセラピーを開発した人。うちの子がやっているあごの訓練活動も、奥歯で訓練ツールを噛むという内容になっている)

1秒に一回くらいのリズムがおそらく自然だが、そのリズムを乱さずに自然に何回噛めるかをみる。
赤ちゃんが左右ともに5回ずつ噛むことができたら、ここから始める。
赤ちゃんが片側の方が多く噛め、もう片側の噛める回数が少なかったら、両側同じ回数ずつ噛ませるようにしていく。
赤ちゃんが簡単にできるようだったら、回数を増やしていく。
連続して左右各12〜15回ずつを1セットとして、全部で3セット噛めるようになることを目標にする

この上下の顎の体操は赤ちゃんのあごが成長するにつれてやり方を変えながら続けて行うことができ、よい顎の動きを身につけさせる助けになる。話すとき、食べ物をかじるとき、飲み物をすするとき、顎は上下の動きを必要とするからである。
・・・ということで、以下に親の指以外のものを使った(おもちゃを使った)あごの運動の紹介をする。

<お口のおもちゃを使ったあごの体操>


赤ちゃんのあごの発達の大切さについては前々回述べた通りである。
(あごが安定すれば、舌や唇も適切に動けるということ)
最もあごが成長するのは生後1年の間であり、2歳になるまでにはあごが安定するという。

適切な食事法に加えて、適切なお口のおもちゃ(噛むおもちゃ)を与えれば、赤ちゃんは顎が適切に発達する助けになる運動を自然にやるものである。
また今日では適切な時期に歯が生えない赤ちゃんが多いというが、それも著者によれば噛む経験が不足していることからきている可能性もあるということだ。
(ダウン症の子は一般に歯が生えるのが遅いと思う。うちの子も1歳過ぎに初めて生えてきたが、前々回の話では、ダウン症の子でもこの運動をすることで少しでも歯が早く生える助けになったり、歯の生える順番が正常に近づく助けになるということだった)

著者の目から見ると、赤ちゃんが適切に噛む助けとなるような商品が市場にはほとんどないという。
赤ちゃんが噛むおもちゃでよいものを選ぶには、次の点を考慮するとよいようだ。
・赤ちゃんが持つことができ、のどを詰まらせることなく口の中で探索することのできる、安全なもの
・赤ちゃんのあごの大きさに合っていて、奥歯のあたりで噛んだときにあごを開きすぎることのないもの
(顎をあけすぎると顎関節に負荷(ストレス)をかけることになる。赤ちゃんに顎関節の痛みや不快を感じてほしくはないのである)
・硬すぎないもの。噛むのが大変だと、赤ちゃんはすぐに噛むのをやめてしまう。しかし、より硬い表面のものを好む赤ちゃんもいる。赤ちゃんがなにを好むかを見ることが大事。また好みは赤ちゃんの口が発達するにつれて変わってくることがある。
・おもちゃの一部が、かじるとはずれたり、とれたりしないこと。
・口で遊ぶことが承認されている製品であること。

著者のおすすめはchewy tubeやTri-chews, ARK's Grabbersである。ARK社の製品は米国FDAで認可されている材質、香り、色を使っている。ゴムやフタル酸エステル類を使っておらず、鉛もポリ塩化ビニルも含まれておらず無害である。
tool01
我が家でもtalk toolsで買って使っている。
これがうちにあるchewy tube。(赤と黄色)。
赤の方がやわらかいので、あご訓練用には赤の方が先になっているが、直径は黄色の方が小さいため、赤ちゃん用には先に黄色を使うことが勧められているようだ。(後述)

tool02
こちらがうちにあるARK's Grabbers(紫と緑)。紫の方がやわらかく、緑が4種の中で最も硬い。
4つとも、うちは1年以上使っているがいくら噛んでもまったく歯型や傷がつかず、耐久性は抜群である。(今日撮った写真だけど、きれいなのがおわかりいただけると思う)
このツールを使った訓練をしてから、うちはイ段とエ段の発音ができるようになり、また今では吹き口を噛まなくても吹くことができるようになっている。
http://www.talktools.com/bite-tube-set-4-pack/
4本セットで31.50ドル(本日のグーグル参考レートで 2,444円)。

tool03
こちらはTri-chewという製品。3辺にいろんなざらざらがついており、口の中の感覚が楽しめるようになっている。
我が家にはない。小さい子用かな?
http://www.talktools.com/beckman-tri-chew/
9.25ドル(本日のグーグル参考レートで717円)。

【追記】ARK's Grabbersは、日本の発達障害サポートショップ「FLY!BIRD」で購入することができます。こちら
(かむかむナインという商品名)


上記製品はアメリカでも一般のお店には売っておらず、買えるところが限られている。
本にはいくつか載っていたが、2つだけあげると
ARK Therapeutic Services, Inc.
http://www.arktherapeutic.com/
Talk tools
http://www.talktools.com/
である。
上記製品は、それほどお高い商品ではないと思うが、日本から買うと送料の方がずっと高くなる。
両者とも香港に代理店を持っているが、私が問い合わせたところ送料は香港からの方が高かった。^^;(香港ドルと米ドルのレートの違いによるもの?)
日本に代理店がないのが残念だが、個人輸入代理店にお願いして輸入してもらうと英語のやりとりも不要である。(手数料はかかるが)
「個人輸入代理店」で検索するといくつか出てくるので、手数料の安いところで信頼できそうなところを選ぶとよいと思う。(あるいは個人輸入代理店経由で共同購入するといいかも?)
自力で購入を試みる方は過去記事TalkTools製品の購入を考えている方にをご覧ください。
足りない商品があったときはメールすると国際宅急便なのに送料無料で送ってくれるし、質問にも答えてくれるし、ちゃんとしたところだと思います。(現在ひとりでカスタマーサービスを切り回しているため、いろいろな面で日本の会社のようにはいかないと思いますが)

●活動5ー1:月齢ごとのお勧めのお口のおもちゃ


月齢ごとのお勧めのお口のおもちゃが紹介されていた。
上記のおすすめのおもちゃが手に入らない場合は上の選び方のガイドラインを満たしたものを使う。
この月齢区分は個人の口のサイズと発達に基づいており、年齢や知的発達で区分してはいないということだ。
サイズが大きすぎたり、噛むのが難しすぎたりするものではよい結果は得られないということで、合ったものを選ぶこと。
(いつこのおもちゃを使い始めたか日付をいれ、子供の好みについてメモをとるとよいそう)

(1)新生児〜生後2カ月(全般的な口遊び)→自分の手、親の指
(親の人差し指の爪の横の肉の部分を奥歯の生えるあたりで噛ませる。目標は左右それぞれ12〜15回を1セットとして3セット)
(2)生後2〜3か月(全般的な口遊び)→ARK's Baby GrabberとBeckman's Tri-Chews by ARK(親の手を借りて)
自分の指を噛んだり、親の指を噛んだり((1)と同じように)、口のおもちゃを親が手伝って歯ぐきの奥歯の生えるあたりで噛ませる。
目標はそれぞれ12〜15回を1セットとして3セット)
(3)生後3〜4カ月(全般的な口遊び)→(3)に同じ(親の助けと、監視下に)
(2)と同じ。
(4)生後5〜9か月(口で探って識別する)→(3)の2つに加えて、黄色のChewy Tube, ARK's Soft Grabber(紫とやわらかいもの)その他赤ちゃんの口のサイズにあった口のおもちゃ(親の監視下に)
自分の指や口のおもちゃ、目の粗い布巾(チーズクロス)に包んだ食べ物やsafe feederに入れた食べ物を親の監督下に奥歯でかませる。(詳しくは6章で)
※ちなみにsafe feederというのはこんなもので、赤ちゃんが窒息するのを防ぐため、このようなバッグに食べ物を入れてしっかり締め、口に入れてやるというものらしい。
http://www.ed-cetra.com/baby-safe-feeder.html
(5)生後9〜12カ月(本当の口遊びが始まる)→黄色と赤のChewy Tube、P's and Q's、ARK's Grabberその他適切なサイズの赤ちゃん用の口おもちゃ、赤ちゃん用のラッパとシャボン玉(親が見本を見せる)
口のおもちゃ、目の粗い布巾(チーズクロス)に包んだ食べ物やsafe feederに入れた食べ物を親の監督下に奥歯でかませる。以下同じ)
※ちなみにP's and Q'sというのはこんな製品。
http://www.talktools.com/chewy-tube-ps-and-qs/
(6)生後12〜18カ月(本当の口遊び)→(5)と同じ。(親の監視下に)赤ちゃん用のラッパとシャボン玉(親が見本を見せ、やらせる)
(7)生後18カ月〜24カ月(本当の口遊び)→ラッパとシャボン玉(親や他の人たちと)、黄色と赤のChewy Tube、P's and Q's、ARK's Grabber(親の監視下)

●活動5ー2 口おもちゃの導入の仕方


(1)口おもちゃを赤ちゃんの口の前に置き、探索させる。
(2)おもちゃを親と一緒にもたせる。(口と手の関係を忘れずにー4章の内容)
(3)前歯の生える歯ぐきの表面でおもちゃを噛ませる
(4)かみかみさせながら前歯付近の歯ぐきから奥歯の生えるあたりの歯ぐきまで誘導していく。
(5)このプロセスをやって遊ぶ。赤ちゃんは自然に噛みたがるから。(反射により)
(6)噛むようになったら、左右各12〜15回奥歯のあたりでかませるようにする。
それを1セットとして3セットやらせる。
(7)赤ちゃんが噛まなかったり、目標回数まで噛みたがらなかったりしたら、赤ちゃんの好きなようにさせる。
赤ちゃんがはじめ左右2回くらいしか噛みたがらなくても、それは自然なことである。
もっとスキルが高くなると、もっと噛みたくなる。
徐々に、自然に、赤ちゃんは回数を多く噛めるようになるものである。
親は忍耐強く待ち、親子とも活動を楽しめるようにする。
(8)片側のあごの方がもう片方より弱いように思えたら、弱い方のあごの噛む回数を多めにしたくなるものだが、弱い側は疲れるのも早い。そこで回数は左右同じでよい。赤ちゃんは片側でばかり噛みたがるかもしれないが、それは自然なことである。
(9)口おもちゃに振動があるともっと赤ちゃんが噛むことに興味をもつ場合がある。振動を出す口おもちゃはたくさんある。振動するおもちゃをChewy Tubeの持ち手にとりつけ、全体が振動するようにしている親もいる。
ARK社は振動する口おもちゃやブラシを製品化している。
<注>振動する口おもちゃは、てんかんのある子には使わない。疑いがある場合は医者の許可がなければ使わないこと。
振動は内耳の前庭器と脳に直接届く。
また赤ちゃんが振動に中毒になるのもよくないので、最終的には振動なしで赤ちゃんが噛むことに興味をもてるようにするとよい。
(10)噛むとき、噛み合わせに注意する。
上下のあごの動きはよいが、左右、前後にスライドしたあごの動きは好ましくない。少し練習してもこの動きが改善されない場合は専門家(OTやSTの先生)に相談して評価やアドバイスを受けるとよい。
(11)赤ちゃんが口おもちゃを噛む動きは食べ物を噛む動きとは違う。
(12)これは遊びの時間ということを忘れずに、赤ちゃんの口の中や口周りのやりとりは楽しいものであることが重要である。
(13)赤ちゃんのコミュニケーションに耳を傾け、赤ちゃんに主導権を握らせる。
(14)この活動は週に3〜5回行う。

このように口おもちゃで遊ぶと、赤ちゃんは舌を刺激の方向(噛んでいる方向)へ動かすことを学ぶ。すると赤ちゃんの舌があごとは独立した動きをすることを学ぶ助けになる。左右への舌の動きは口の中の食べ物を配置したり集めたりするのに非常に重要なプロセスである。
また、口おもちゃを奥歯のあたりで噛むことでその付近の意識が発達し、舌を引っ込めることを学ぶ。これは正しい飲み込み方のために重要な動きである。また、舌を調節しながら引っ込める動きは聞き取れる発音には重要である。
また、あごを上下に動かすことで、あごを調節しながら開閉することを学んでいるし、あごと舌の筋肉を適切に鍛えることにもなる。
*       *       *
うちの子もバンゲードは生後2カ月くらいからやっていたのだけど、やはりあごの体操が欠けていたな〜と今振り返ると思う。
この本によるとそれをやっていたら硬口蓋の形はもっとなだらかになっていたかもしれない。
硬口蓋の形は、鼻音がうまく出せないことと関係あるのかな?とちょっと思った。
(軟口蓋の使い方だとは言われてますが)。
いずれにせよ、特にミルク育児の場合は、こうしたあごの体操をやった方がいいということである。

次回は、歯ぎしりと、ラッパとシャボン玉についての予定です。

上の4種のあご訓練ツールには、英文マニュアルがついています。
購入希望する方や、買う前にマニュアルを読んでみたいという方は、メールください。
(マニュアルを私用に訳したものをメール添付で差し上げます)

5章 お口のマッサージとあごの体操など その1 

発音向上のために目次はこちら


Nobody Ever Told Me (or my Mother) That!』by Diane Bahr, Mr. CCC-SLP
(タイトル訳:「誰も教えてくれなかったこと〜ほ乳瓶から呼吸まで、健全な発話のために必要なこと」
を読んでいくシリーズ続き。
(よい発話(発音)のために、赤ちゃんの時期から口の発達を助けるための本)

5章は、お口のマッサージと顎の体操について書かれている。

<お口のマッサージ>


ベビーマッサージなどは有名だから、マッサージをすることのメリットについてはよく知られていると思う。
母子の絆を深めるとか、消化機能を高めるとか(お通じも含め)、リラックスさせて睡眠の質を高めるとか、本人の、身体の部分への意識を目覚めさせるとか(だから運動能力を高めるとか)、いろいろ言われている。

うちも生後2カ月くらいから2歳くらいまで(歩けるようになるまで)は、
『ダウン症児の赤ちゃん体操―親子で楽しむふれあいケア 』(藤田弘子著/メディカ出版)
『新版ダウン症児の育ち方・育て方』(安藤 忠/学習研究社)

に載っていたベビーマッサージを適当に組み合わせて、赤ちゃん体操と共に毎日やっていた。

(指導者がいなかったので本を見ながらテキトーに、だけど)

ここに載っているのはそうした全身マッサージに加えてするとよいとされる顔、あご、口のマッサージ法である(別名オーラルマッサージ
著者は医療言語聴覚士の資格のみならず、マッサージ師、ベビーマッサージのインストラクターの資格ももっているようだ。

●目的
オーラルマッサージの目的は、マッサージを通してこれらの器官の意識を高めること、また赤ちゃんが求める口からの情報を系統的に与える方法だということだ。
(前者は「フィードバック・ループ」を形成する、ということだろう。
これは唇や舌など、自分の身体の部分が今どう動いているか、そこを動かすとどんな感じがするか、その関係を脳に刻むことである。ダウン症の子は口腔内の感覚が低下しており、このフィードバック・ループの形成が不十分なことが多いようだ。
うちの子も、普段自分が舌を出していても自分では気づかない。鏡を見て視覚的なフィードバックを与えると気がついてひっこめたりするのだ。フィードバック・ループが十分に形成されていれば、本来ならば鏡を見なくても自分の口の状態がわかるはずなのである)
赤ちゃん時代に家庭でできること」を参照。

しかし、マッサージはよい食事法と実際の発話を促す活動(2章、6章、7章)の代わりにはならないことに注意。

●取り入れ方
・時間帯

オーラルマッサージは、食事や声のやりとり遊びをする前にお口の準備をさせるのに使うことができるということで、できれば食事の前に毎日の習慣として行うのが望ましいという。
(私も、オーラルプレイスメントセラピー(ラッパ、あごの訓練ツール)を行うときは朝食前とおやつの前として習慣づけている。食事の一部に組み入れることで母の私が忘れないのと、子どもの方も「これをやれば食べさせてもらえる」と思うからか、従順にやるからである。遊びの間にもっていっても、うちの子は絶対にやらない)

マッサージの基本は、赤ちゃんの機嫌がよいときに行うことだそうで、もしも食事前にあまりに空腹で機嫌が悪いときは少し食べさせて、一休みしている間にしてもよいということだ。
遊びの間の休憩時間や、赤ちゃんと声のやりとりを楽しんでいるときにやってもよいらしい。

・対象となる子
またオーラルマッサージは生後すぐから2歳までの間にやってもよいし、2歳を過ぎてからやってもよいということだ。特によだれを垂らしたり、2章にあげたようなささいな心配のある子供たちにはやってあげることが大事だという。
また母乳をあげていない場合は、母親が食事の時間に組み入れて一日に何回かオーラルマッサージをすることは非常に大事であるとしている。

少し大きくなったら、このマッサージを歯磨きの習慣と一体化することができるという。
大人でも、自分の歯磨きの時間に舌のブラッシングをしている人が多いと書かれていた。
(私自身は舌のブラッシングはしたことがないのだが、非常に有効な風邪予防だと聞いたことがある)

・誰と
赤ちゃんに母乳をあげていると、母親が抱っこすると赤ちゃんはおっぱいがもらえることだけを考える傾向があるので、オーラルマッサージは父親がやってもいいという。
父親と赤ちゃんとのコミュニケーションを築く助けにもなり、いろいろ利点があるという。
また両方でする場合は、マッサージをするときにいつも赤ちゃんをタオルや毛布の上に乗せていると、赤ちゃんは自分がタオルの上に乗せられているとこれから食事タイムではなくマッサージタイムなのだと区別できるようになる。

・心構え
著者によると、マッサージも食事も、ダンスのようなものと考えるとよいという。
親自身も、パートナーであるということだ。
本に書かれていることと少し違っていてもよい、親としての本能を信用して、自分と自分の赤ちゃんにとって一番うまくいく方法を見つけてもよい、ということである。

<マッサージのやり方>


1回分は短い時間で、簡単に行う。(1分〜3分)

詳しいやり方が以下に続くが、母親が圧倒されないように、わかりやすく8つのレッスンに分けてある。(それ全部が終わると1分〜3分かかるということ)
1レッスンごとに数日かけて、ゆっくり学ぶようにということである。

レッスン1)オーラルマッサージをするのに最適な赤ちゃんの姿勢を見つける


赤ちゃんと顔を向かい合わせること、お互いが快適な姿勢であることが大事なのである。
massage02
こんな風にあぐらをかく格好で毛布の上に座り
足でO型を作って足先を合わせる。

massage03
こんな風に足の裏を上に向けて、足をくっつける。
※実際は、清潔な靴下をはいて行ってください!

massage04
足の裏のやわらかいところに、赤ちゃんの頭をすっぽりのせる。
赤ちゃんの頭以外の部分は床の、親のO型にした足の中におさまっている。
また赤ちゃんのあごは引き気味にし、顔を少し下向きにする。
(首の伸ばし過ぎを防げる。頭と首と体が後ろに弓なりにそっていたら首を伸ばし過ぎ)

こうして親と赤ちゃんとでお互いの目を見ることができる。
著者のお気にいりはこんな姿勢だが、それぞれ各自で見つけてもよいということだ。

レッスン2)親も子もマッサージに慣れる


・身体から始める
通常は、はじめから顔や口には触らないものだそうである。
顔や口は敏感なところなので、最初からそこを触ると嫌がられることがあるということで、身体の方から慣らしていくのである。
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はじめは、赤ちゃんに話しかけながら、優しく赤ちゃんの腕をにぎったりはなしたりしてみる。
赤ちゃんに許可を求めるのもよい。
(「○○ちゃん、腕にさわってもいい?」)
動作をしながら、それをことばにして赤ちゃんに伝える。
「○○ちゃんの小さい腕にさわっているのよ。いい気持ちでしょう?」

マッサージの歌を作って歌いながらやってもよい。
たとえば、著者はThe Farmer in the Dellのメロディーを使って替え歌を作っているそうだ。
↓こんなメロディーです。
http://www.youtube.com/watch?v=Z4ndeZMorUI
替え歌の例としては・・・
「うでにさわるよ、うでにさわるよ、○○ちゃんのかわいい、うでにさわるよ」みたいな感じ?(「うで」にいろんなことばをあてはめていく)

慣れてきたら、もっとしっかり触るようにしてもよい。
「しっかりと、しかし優しく」というキーワードがこれから何度も出てくるが、赤ちゃんがわかる程度にしっかり深く押しはするものの、赤ちゃんが不快にならない程度に、という意味である。

触っているときに赤ちゃんがどう感じているかは、しぐさや表情や声の調子でわかるので、赤ちゃんからのサインをよく見聞きしながら進めるのが大事
赤ちゃんからのフィードバックはコミュニケーションであり、それを尊重すること。もし腕を触られるのをいやがったら、別の、赤ちゃんが好む部分を触る(足とか背中とか)。
また、撫でられるのが嫌いな子には、慣れるまで押したり離したりというものに変えてみる。
好きな部分だけマッサージして終わってもよい。

オーラルマッサージについても、こうでなければならない、というものにとらわれすぎずに、親子ともに楽しむことを優先にやっていくのがよいようだ。

・過感受性と感覚低下のある子には

以前「オーラルプレイスメントセラピー講演DVDその1」でも紹介したが、特に口の中や周りにひどく敏感な赤ちゃんもいれば、口の中のものをあまり感じないように見える赤ちゃんもいる。

ダウン症の子は後者が多い(感覚低下)と言われ、うちもそうである。
(だからなんでも口に入れたがる)
ダウン症に限らず、筋肉の低緊張の子によくみられるものだそうで、もう少し大きくなると、食べ物の意識(口に入っているという感覚?)をあまり示さなかったり、顔に食べ物がついていたりよだれをたらしていても気づかなかったりする様子でわかるそうだ。
そこでこうした(感覚低下の)赤ちゃんのの口や口の周りに触れるときはもう少し強めにする必要がある(よりしっかりと、時間は長めに、しかしそれでも優しく)。

口の中や周りにひどく敏感な赤ちゃんは、消化器系の問題があることもある。(慢性にもどしてしまう子や、お腹が痛いことなど)
あるいは、食事と不快感を結びつける学習をしてしまったことも考えられるそうだ。
専門家の中には、口の中の感受性の高さは、以前の口にまつわる身体の記憶(細胞記憶とも訳される語)に関係があるかもしれないと考える人もいる(たとえば出生時に赤ちゃんの口が詰まっている場合にした吸引などがトラウマになっていたり)。
いずれにせよ、敏感な子には、より時間をかけて、注意深くやる必要がある

さて、レッスン3〜5では、いよいよ顔のマッサージに入る。
顔のマッサージは食事法の助けにもなるし、過感受性の子や感覚低下の子のどちらにもメリットになるということだ。

身体のマッサージと同様、顔のマッサージでも歌を続ける。

●顔や口のマッサージの注意点
・クリームやローションについて

著者は使っていない。必要ならば注意して使ってもよい。
赤ちゃん用の、無香性のものを選ぶこと。

・手
手は清潔に、爪は短く切る。
顔の前に全身をローションなどを使ってマッサージしている場合は、一旦手を洗う。

・手袋
感染症がある場合など、親の指から赤ちゃんの口へ汚れやバクテリアを運びたくなければ手袋をするとよい。
赤ちゃんの顔に発疹があったり、唇がひび割れていたりする場合や、親の手指に傷口があったりする場合も手袋をするのが望ましい。
(赤ちゃんの顔に発疹があるとき、マッサージをしてはいけない場合があるので医者にたずねること)
療法士が赤ちゃんの口に触れる時は常に手袋をするべきである。
ゴムアレルギーのある子もいるので、非ゴムのパウダーのついていない手袋を著者は使っている。(薬局などで入手)

レッスン3)赤ちゃんの顔をマッサージする


massagete
親指をあかちゃんの顎の骨のラインか、胸に置いて固定し、軸とする。指であごを押し上げないこと。
中指と人差し指を使ってマッサージしていく。
(唇のマッサージは人差し指だけで行う)
(写真はカメラを構えているため片手だが、実際は両手で行う

massage06
最初は赤ちゃんの耳たぶの内側、顔の両端である。ここは咬筋(こうきん、またはそしゃく筋)がある。あごのラインと頬骨の間である。この咬筋は口を閉じるのに大事なところである。
中指と人差し指で、顔の中央(鼻と唇の方向)に向かって円を描きながらマッサージする。
円を2・3回描いたら指を肌から離し、赤ちゃんの頬へ移動する。
赤ちゃんの頬は頬筋でできており、ここは赤ちゃんの唇を動かすのを助けるところだ。
2・3回円を描いたら、指を離して、唇へ移動する

皮膚の上に指をすべらせるのではなく、赤ちゃんの皮膚とその下にある細胞を押すように、「しっかりとやさしく」
途中必要なだけ動きをとめてもよい(3回〜5回)

レッスン4)赤ちゃんの唇をマッサージする


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親指はレッスン3)の位置のまま、人差し指を使って、唇の真ん中へ向かって小さな円を描きながら、唇の上の部分(赤くないところ)を端から真ん中へ、また唇の下の部分も端から真ん中へとマッサージする(両手を同時に使って)。

ここでもレッスン3)と同じく、皮膚の上に指をすべらせるのではなく、赤ちゃんの皮膚とその下にある細胞を押すように、「しっかりとやさしく」円を描く。
ここには口輪筋があって、唇を動かす筋肉をマッサージしていることになる。

次はピンク色の唇の部分をマッサージする。
massage08
上と同様、親指はレッスン3)の位置のまま、人差し指を使って、唇の赤い部分を真ん中へ向かって小さな円を描きながら、上唇の端から真ん中へ、また下唇の端から真ん中へとマッサージする(両手を同時に使って)。


レッスン5)赤ちゃんのあごの下をマッサージする


赤ちゃんのあごの下は、ミルクなどを飲んでいるときに一生懸命動く筋肉なので、ここをリラックスさせてあげるマッサージである。
口の下には顎二腹筋の前腹、オトガイ舌骨筋、顎舌骨筋があって、これは口を閉じるのに必要な筋肉であり、子供が大きくなったらものを飲み込むときに喉頭(のど仏。声の出るところ)を持ち上げるのに使うところである。
赤ちゃんの舌の根本は口の床の真上にある。
massage09
親の利き手の親指を赤ちゃんの顎または顎骨に置く。
人差し指の腹を使って、やさしく、小刻みに赤ちゃんの顎を前後になでる。
あごの先近くから始め、あごと首の境目の方に向かって。境目の部分はなでないこと。なぜなら赤ちゃんの非常にもろい喉頭がこの奥にあるから。


次回はいよいよ口の中に指を突っ込みます!
*       *      *

レッスン8まであり、残りは口の中や舌のマッサージ、レッスン8はあごの体操となっている。

上に書いたように、ここで紹介するマッサージは、こうでなければ、と決まったものではなく、親の勘や子どもの様子で自由に変えてもいいもののようだ。
以前、バンゲード方式というマッサージ法を紹介したが、これと組み合わせてもよいのだと思う。
バンゲード方式とは、共通する部分もあれば、違う部分もある。
バンゲード方式にあってこのマッサージ法にないものは、歯茎のマッサージ。
このマッサージにあってバンゲード法にないものは、咬筋、頬筋、舌のマッサージ、あごの体操である。
(バンゲード法の舌のマッサージは口外法といってあごの真ん中のやわらかいところ(舌の真下)を押し上げるものだったけど、このマッサージは指で直接舌をマッサージする)
また、これを読むと、うちの子は感覚低下なので、マッサージをするときはいくぶん強め(あくまでいくぶん、だけど)にすればよかったんだろうと思う。

バンゲード方式Iによる口の機能訓練

親の会の講習会で教わったバンゲード方式についてご紹介。
言語を話すために唇や頬などがうまく使えるようになるよう、刺激を与えるもの。

行う上での注意点は
?必ず順番を守ること(刺激が強いマッサージの後に弱いものをやっても効果がない。刺激弱→強の順になっている)
?1回5分以内
?一日1〜3回行う

*会場では、衛生上手袋をはめてやっていた。家では薬用せっけんで指先をよく洗ってからやっている。
*お子さんに指を噛まれた人も何人かいた。^^;ある程度月齢が進むと嫌がられて噛まれることもあるため、なるべく早めに開始してそういうもんだと慣れてもらうといいそう。
私はそれを聞いて、3ヶ月に入った頃から1日1回だけやっている。
口に指を入れるとにこにこします。^^;
<訓練の仕方>
↓間があいてますが下にあります

















ban01 1.口唇訓練(1)

写真のように、上唇の上の部分をゆっくり、少し厚めにつまんで放す。
ban02 下唇の下も同様にゆっくりつまんで放す。各1回。
ban03 2.口唇訓練(2)

唇の内側(唇と歯ぐきの間)に写真のように口の端側から指を入れ、くるっと回し、真ん中ですっと出す。左右行う。

下唇についても、同様に端から指を入れ、くるっと回し、真ん中から出す。左右行う。各1回。
ban04p
3.口唇訓練(3)

唇の下に、指をハの字にあて、唇がめくれないように気をつけながら上に押し上げて縮める。左右1回ずつ。
ban05p
ban06p 下は、指を直線に下唇にあて、まっすぐ下へおろす。一回。

ban07p
4.口唇訓練(4)

唇の上の部分に指をハの字にあて、歯に向かって軽く押し付けながら下へ向かってゆっくり下げる。左右1回ずつ。

ban08p下は、下唇の下に直線に指をあて、歯に軽く押し付けながらくっと上にあげる。1回。


ban09p
5.口唇訓練(5)
2本の指でオトガイ部分を軽く2回ほど叩く。


ban10p

6.頬訓練(1)

口の中に指を入れ、中から頬の中央を外側へ向かってふくらませる。左右1回ずつ。

ban11p

7.頬訓練(2)

口の中に人差し指を入れ、頬の内側から人差し指で、外側から親指で、硬さを調べるようにゆっくり上下にマッサージする。左右1回ずつ。
ban12p
8.舌訓練(口外法)

あごの下の、飲み込むとき動く柔らかい部分に親指をあて、まっすぐ上に押し上げる。1回。

ban13p

9.歯肉マッサージ(ガム・ラビング)

唇と歯ぐきの間に指を入れ、歯ぐきの前面を、中央から端側に向かって4回ずつこする。(絶対逆に真ん中に向けてこすらないように)
上中央→右端 4回、上中央→左端 4回、下中央→右端 4回、下中央→左端 4回。


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3人の子持ちです。
ダウン症をもつ末娘の子育て記事と翻訳関連の記事がごちゃまぜになっています。^^;
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