ハウツー大学受験・再受験・仮面浪人

大学受験・予備校・勉強法・仮面浪人のノウハウ等を提供していきますが、突き詰めて人生についても考えていきます。受験にせよ人生にせよ、「自分の頭で考え続ける」というのが重要です。各記事は単独で読んでも分かるようにしていますが、最初の記事から順に読んでいただいた方が次の記事もすんなり読めるし有機的に知識を吸収できます。2016年3月から始まってます。予備校に通ったり、宅浪したり、大学に通ったり、仮面浪人したり、バイトしたりの大阪在住理系受験生でした。

春に知り合った予備校生に夏期講習はとらないでいいよとめちゃめちゃ説得したところ、結局8講座くらいとったみたいなんですが、つい先日「やっぱり言うとおりにしてとらないほうがよかった、、、前期のテキストの復習が全然できません、、、今からでもキャンセルします。」といってきました。同じように思っている人がいたら今からでもまだ間に合います!自分の勉強のために、自分のために、無駄な時間は排除して自分の時間を確保しましょう。キャンセルした分の浮いたお金は合格した後の焼き肉代にするか、不合格後の参考書代にしましょうね。
そして、それを聞いて改めて強く思ったのが、人にアドバイスを聞くのはいいんですが、聞いただけで終わりってなるなら無意味だなあと。意見を聞いた後、でも自分はこれこれこう思うから言う通りにはしないっていうなら全然構いませんが、とりあえず先輩に話だけ聞いてその一瞬だけ納得や感心してその後に全く繋がらないってのは、まさに勉強した気になってるだけってやつですね。参考書を買って勉強した気になる、授業を聞いて勉強した気になる、アドバイスを聞いて勉強した気になる。これらに共通するのは、自分で実際に行動してないってことです。自分が、確かにその通りだ!これは良い!と思えるものであれば実際にやってください。参考書に書いてある解き方がいかにもテクニカルで自分にはあわないと感じたら使わなくてもいい(本当は参考書に書いてあるくらいのものは実戦的なものばかりなのでぜひ使いこなしてほしいですが)です。とりあえずふーんとなんとなくその解き方を覚えるだけで実際の場面で使いこなせることがないのなら、もはやその解き方を覚える必要はなかったじゃないですか。逆にこれは便利だと思えるんならしっかり理解して使いこなせるようにして、実際の試験でも使ってください。勉強した甲斐があるでしょ。人に勉強法を聞いといて、結局今までと同じ勉強法を続けるんならそもそも聞く必要はなかったじゃないですか。自分の勉強法が正しいか知りたいってことで聞きまわるのはいいんですが、改良したいと思ってアドバイスを求めて、でもやっぱりそのアドバイスは忘れてそのまま同じやり方で続けて後になって、あの時言われたことを素直に聞いとけばよかったなってなるのは不合格する人の典型例です。不合格した後にそう気付く人も非常に多いです。良いと思えることはどんどんアクティブに遂行しましょう。実際にやるかやらないかの主体性は、受験においても人生においてもとっっっても重要です。
以上が夏休みに関連して付け足したいことです。無駄だと感じる講習なら、実際にキャンセルしちゃいましょう。それでは。

夏休みは受験の天王山と言われています。ここでしっかりと勉強できれば合格に大きく近づけます。
もちろん冬休みも関所ですが、総合的に見て夏休みが最も差がつく時期でしょう。直前になるとみんな同様に勉強して差がつかないので。

まずは予備校生に向けて。言うことはもう一つしかありません。

夏期講習は絶対に取るな!自分の勉強をしっかりやれ!

それに尽きます。すこし言い過ぎではあるんですが、特に理由がないのであればとらないでいいです。お金と時間の無駄です。ペースメーカーにするとか、一限目にとって朝から勉強するためとかならまあいいでしょう。進路アドバイザーに勧められたからという理由では絶対取らないように!!!むこうも商売なので、「講習取らないと合格できないよ」とか「みんな取ってるよ」とか訳の分からない理由をつけて勧めてきますが、取ったからと言って合格率があがるかはわからない(もちろんあがるかもしれないが)です。以前も記事に書きましたが、予備校は合格の保証をしてくれないので、自分で合格率を上げなければなりません。(参考記事①予備校選び
予備校に行く意味はあるか。そして受験に必要なもの)自分で合格率をあげるとはどういうことか。このブログを読み続けている方ならもうおわかりでしょう。自分に足りないものを見つけ出し、自分で問題を探して強化する。それだけです。普段から弱いなと感じてる部分があるならそれをやればいいです。わからないなら、例えば春までに解いた問題で正誤チェックをしてますよね、その内正答率の悪い分野を苦手分野として補強すればいいです。あるいは各分野において自分がどれくらい精通してるか考えてみてもいいです。”あの分野にはこういう典型問題があって、それには背景としてこういう基礎知識が必要だ。そして発展問題としてこんなんがあって、類題がこうで。自分はその問題を初見ではこれこれと考えたんだけどそれは甘かった。”みたいな感じで想起します。要するに糸として体系的に繋げれているかで、自分の精通度・理解度がある程度わかります。
もしもうすでに講習を申し込んじゃった人は、キャンセル可能であればしちゃいましょう。めちゃめちゃ嫌な顔されて渋られますが、「親にキャンセルしろといわれた」とか「経済的理由で」と言えば仕方ないってなるでしょう。”自分は何を言われても絶対にキャンセルする”という姿勢で「必要ないと考えた」と言ってもいけるかも。

これだけ講習を勧めないのにももちろん理由があります。ここではK塾を想定して授業時間を90分として考えます。基本的に、90分の予習、90分の授業、90分の復習が1サイクルですよね。これについて考えていきます。まず第一に、復習が90分では絶対に足りません。
これまで何度も行ってきた通り、血肉となるまでやるには何周もしなければならないので全然足りませんね。第二に、90分の復習では足りないなら丁度カツカツで終わったばかりの前期の復習もまだできていません。前期のテキストを何周しましたか?ちゃんと血肉としましたか?できてないのに新しいことやっても意味ないです。もちろんちょっとずつ新しいことやらなきゃいけないですが、復習をそっちのけでやるのはダメってことです。第三に、一つの講習を取るととりあえず90分×3×5日=1350分=22.5時間勉強することになり、かなりの勉強時間を取られていることなります。勉強してるんだからいいじゃんってなるかもですが、(繰り返しになりますが)つまりそれだけこれまでの復習ができないってことです。そして自分でやる勉強とやらされる勉強では質が全く違います。この22.5時間で講習に時間を割くくらいなら参考書をやった方がはるかにいいです。これだけで参考書の一分野はしっかり勉強できます。そもそも問題を通しての学習内容は講習も参考書も大差ないのと、なにより参考書はすでに活字で丁寧な解答が全て書いてあるので、講習で無駄にどうでもいいわかりきった説明をきいたり、ノートを取るのに時間を取られたり、変に分からなくてついていけなくて時間を無駄にするよりも自分のペースでずっとスムーズに 学習できます。わからないとこだけ聞きに行けばいいです。90分の授業時間の分がそのまま復習の時間に充てれる(答え合わせの時間分とかで厳密には多少ズレるが)ので、この効率の良さが参考書学習の強みです。90分×2で2周分復習ができるって言っていいでしょう。苦手分野を講習で補強すると言うのも愚かです。講習のテキストの問題数はとても少ないのと、無難な問題セレクトではあるがそれが限界というか。それよりチャートのその苦手分野を全問やったり一対一やったり、本当の事本事項から自分でじっくり読んで考えてやる方が底力がつきます。一回の講習で15000円くらい払って22.5時間浪費するくらいなら、参考書一冊1000円で買って、一分野を2周する方がよくないですかね。(余談ですが、一対一の旧課程版ならアマゾンで1円で売ってます。僕は同じものを二冊(計2円)買って、一冊はしっかりやる用。もう一冊はぶっち切ってバインダーに挟んで電車の中とか隙間時間にやる用にしてました。コピーしたものをバインダーにはさんでもよかったんですが、コピーは1ページ10円もかかって高いんでしませんでした。一対一は全部やりましたが分野によっては1円じゃないのもあったかも。)とはいうものの、どうしても受けたい講習とかで、じっくり集中して授業も消化し、復習も何度もし、自分の力がついたっていうんなら文句はありません。センター過去問も全て解いたっていうならセンター演習の講習とってもいいと思います。まだ何年分か残ってるのに取るのは論外ですが。結局のところ、これ以上自分では勉強できないってとこまで行ったなら講習受ける意味はあるし、まだ自分でやれることがあるのに講習をとるのはおかしいだろってことです。


次に、宅浪生・仮面浪人生に向けて。

性格が勉強習慣に強く影響します。必ず対策しましょう。

朝しっかりと起きたり、静かでないとこで長時間勉強したり、何かとストレスが多かったり、地味に厄介なことが多いです。侮ってはいけません。きちんとできる人は多分本当に苦も無くできるんでしょうが、できない人にとっては地獄です。仮面浪人でバイトする必要がある人なら早朝のバイトしたり、宅浪で家にいるのがしんどい人は色んなとこを巡ったりと、適切な対策が必要です。特に仮面浪人は一番大事な時期です。唯一無二のまとまった勉強時間がやっとできる(センターは後期の期末試験中で、2月からやっと冬休みってのがほとんど)ので、夏休み中にある程度の完成を目指しましょう。重要な科目、例えば数学ならチャートまたは一対一を完成(10周くらい)させるとかです。宅浪生は基本的に今までとは特に変わらないので言うことはありませんが。
仮面浪人でも宅浪でも、勉強場所の確保について話しときます。大学は勉強場所超多いです。大学の空き教室、空き棟のラウンジ的なとこ、図書館、図書館前ロビー、食堂、学生会館、などなど探せば実はたくさんあります。誰でも入っていいんで宅浪生も使いましょう。提携を結んでる大学なら他大生でも合法的に図書館使えます。肩書きによっては入れなかったりしますが、基本的に怒られたりはほとんどないので積極的に探して勉強場所としましょう。大学以外なら、市営図書館とかカフェとかスーパーのフードコートとかですかね。一時間ごとに勉強場所を変えると良いと聞いたことあるので、集中力を保つためにいろんな場所行くのもいいかもです。
とにかく、勉強習慣とか環境が大事ですね。根性だけではなかなか乗り切れないこともあるので適切な対策というのを意識してください。


夏は勝負の時期ですが、夏が終わると結局ほとんどの人が「全然勉強できなかった」と言います。夏休みは長いですが、無限ではないので何でもかんでもやり切れるわけではありません。最低限完成させたいことを計画の柱として、まずはそれを優先しましょう。それができたんなら一応は勉強したと言ってよいでしょう。夏休みの前と後で、何が変わってどのくらい志望校に近づけたかを浮き彫りにしてください。なんとなくはっきりしないまま夏休みが終わったならアウトです。常に自分を客観的に見ながら分析して、着実に勉強を進めていってください。それでは。

大学で何を学びたいですか?会社に勤めるのはどうしてですか?何がしたくて今の環境に身を投じたのですか?
一般的、常識的にどうこうではなく、あなた自身は何を考え、何を成し遂げようとしていますか?
なんとなく成り行きで。とか、無難な道だ。とか、キレイに生きたい。と言う人は多いでしょう。



あなたには、学びたいという意志がありますか?



大学再受験とか、社会に出てからやっぱり大学に入るって人がいますよね。
彼らは「学びたいから」と言います。それに対してほとんどの人は「ふーん、そうなんだ。物好きだなぁ。自分は関係ないけど。」と思います。
「学びたい」ってどういうことなのでしょうか。単に知的好奇心を満たしたいということなのでしょうか。私はそうではないと思います。「学びたい」という言葉は、重層的な意味合いを持ち、人間としての尊厳、根源的な要素、みなぎる気概等を一言に凝縮した非常に深い言葉だと思います。

以下の記事を読んでみてください。私がとても好きな記事です。(とりあえず①を読んでもらえれば大丈夫です)
①「勉強をやり直したい大人のための大学受験のすすめ
②「31歳からの大学院進学
③「数学苦手でも宇宙に行きたくて・・・

①を読んでもらったことを前提にします。この人は京大に行ったみたいですね。ただ純粋に、学びたいというためだけに。見栄を張りたいとかいう理由の人なら、公文で小学生と一緒に勉強なんてできるはずないじゃないですか。彼は、まっすぐに自分と向き合い、自分に足りないものを冷静に分析し、それを埋めるために行動に移し、真剣に取り組んだ。そして進学後も、教授はもちろんのこと、年下の学生達からも刺激を受けて、彼らの知性や人間性を謙虚に吸収していった。なぜそんなことができたかって?それは、学びたいからです。

「学ぶ」というのは、人間の最も基本的、基盤的、根源的な行動だと思います。(ちなみに根源的欲求として、自由になりたいというのもあると私は考えていますがそれはまた別の機会で)
上を目指すとか、新しい世界へ踏み込みたいという行動のほとんどは、実は学びたいという意志に帰着するということです。そして、学んで人生の幅を広げたいということです。

知らないものに触れたり、完成度が高く刺激的なものに触れることで、脳内や体全身に何らかの影響を受け、微弱な変革が起こり、自分自身が高められていくということを、意識してか無意識にか分かっているから、学びたいという気持ちがふつふつと沸き起こるのです。そして、学べば学ぶほど、自分は知らないことがあまりにも多いと分かり始め、さらに謙虚に学び続け、常に成長する人生を歩んでいくわけです。
「学ぶ」というのは、「自分の小ささを自覚し、少しでも大きくなろうともがき、能動的に吸収しながら成長を続けて実り豊かな人生を送りだす」ということだと思います。ここまで話を聞いた皆さんは、大学で何を学びたいですか?自分が選んだ今の環境で何がしたいですか?改めて考えてみてください。

そして、学びたいという意志があるなら、すでに謙虚さはついているのでどんな所でも学べます。
たとえ年下の後輩であっても、自分とは違う人生、自分が知らない人生を送っているので、学べることはたくさんあります。理不尽で嫌いな上司であっても反面教師にして、”自分はこんなことはしないでおこう”という風に学べます。さらには、この理不尽さはどこから由来しているんだろう。どんな背景を背負ってどんな思考回路をしているのだろうと人間観察の対象となります。人の数だけ思考回路があり、それと自分の思考を比較して違いを分析すれば、それだけで自分の頭は鍛えられますし、得るものがあります。どんな物でも、自分から観察・分析しようと思えばいくらでもできます。万物が学ぶ対象です。お金がなく、習い事ができなくても、現代なら本を読んだり動画を見たりして勉強できます。予備校に行かなくたって、参考書で勉強できます。参考書が買えなくても、教科書を完璧にすれば十分学べます。友達に借りたり図書館に行ってもいいでしょう。学びたいという強い意志が自分を突き動かして、アクティブに行動できます。もちろん、環境によっては限界があるのも確かで、より良いものをたくさん学べる場へと自分から出向くのも大切です。
逆に、学びたいという意志がなければ、予備校に通ったとしても得るものは少ないです。大学に行っても、ただ卒業して就職するだけになります。会社に入っても、ただ金を稼いでるだけになります。どんな場所でも、好奇心と洞察力をもってすれば、考察の対象となり何かを学べますが、それがなければ時間を無駄にして、何も生まない人生を送るだけです。何も考えずに、無難にキレイに生きるのはとても楽ですが、虚しくもあります。

さらに、多くを学び、知識がつき、人間的に大きくなったなら、次のステップとして、その自分の人間性を発信していくのがよいです。それは、自分がそうだったように、他人に何かを与えて何らかの影響を与えるということなのですが、形は何でもいいです。底知れぬ優しさ、寛大さ、といったものでもいいですし、私の場合は、できるだけ多くの人に発信していきたいというのもあって、自分の個性や人間性を凝縮した何らかの新しいモノを創りたいと考えています。具体的に語ると長くなるので今回はやめておきましょう。

学ぶのには、学歴も、生まれ持った知能も、年齢も、見栄やプライドも、環境も、周りの意見も関係ありません。いつから始めたって遅くありません。自分では何も考えずに、何らかの意見や価値観に縛られっぱなしで、のうのうとダラダラ生き続けるよりは、自分と向き合い一からやり直した方が絶対良いです。もちろん責任は伴いますが、自分で考え、謙虚で強い意志があればなんとかできます。私は生活費を稼ぎながら大学に通っているため週6~7でバイトしていますが、それでもなんとか合間に自分のやりたい勉強をしたり、こうやってブログを書いたりしています(”文章”も新しく創るモノの形態の一つとして磨いています)。学びたいという強い意志があるからです。新しいモノを創るための技術の習得や勉強は、ワクワクドキドキしてたまりません。そして、そのモノを創るにあたって多くの知識や教養も詰め込みたいので、日々の生活の中から様々なことを観察したり考察し、吸収してます。自分だけでは思考が偏るので、もちろん人とも関わりながらね。私は今の生活が充実してると感じている一方、まだまだ物足りないとも思っています。もっともっと面白そうなものに首を突っ込んでいって、自分を高めていきたいです。今回の記事を読んで、自分を省みたり、人生について考えてみたり、大学に行く意味なんかを見直すきっかけにしてください。それでは。

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