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House de Organic 益城町視察
House de Organic定例会の翌日
 
熊本地震の被害の大きかった益城町を視察しました

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4月の地震から半年たちましたがまだまだ被害の大きかった建物は
 
解体されずに残っています
 
TV、雑誌等で被害の大きさは知っていたのですが
 
目の前の現実を見るとまさに声が出ませんでした
 
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします

 
建築をやっている者としてあまりにも無残な建物の姿は
 
見るに見かねるものが有りました
 
古い建物だけではなく築数年しか経っていたい建物も
 
1階部分が潰れていたりと地震のすごさが伝わってきます

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この建物はそんなに被害を受けていない様に見えますが
 
危険建物として赤紙が貼られています
 

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何故?裏に廻ってみるとなんと地盤がずれている
 
信じられない地盤の変動です
 

まさに周辺一帯の地盤が動いているのです
 
どんなに耐震等級を高めても地盤が動いてしまったのでは
 
どうすることもできないですね

 

そして周りには少しずつではありますが
 
新築の建物が建ち始めていました
 
これだけ地震で地盤が動く場所に建物を建築したらいつか同じことが
 
起きるのにとも思いましたが
 
次に大きな地震が来るのは数百年先の事なら
 
慣れ親しんだところがやっぱり良いんですね

 


愛媛も過去に大きな地震があったのかと調べてみました
 
松山地方気象台より) 

西暦(和暦) 地域(名称) マグニチュード 県内の主な被害(カッコ内は全国での被害)
 
1649.3.17 
(慶安2年) 安芸・伊予 7.0 宇和島、松山の城の石垣が崩れる。
 
1686.1.4
(貞享2年) 安芸・伊予 7.2 安芸では死者あり、家屋全壊多数。伊予でも被害が生じた。
 
1707.10.28
(宝永4年)  (宝永地震) 8.6 死者12人、負傷者24人、御城下の家々破損。 
 
1854.12.24
(安政1年) (安政南海地震)8.4 死者2人、家屋全半壊1,000棟以上。
 
1854.12.26
(安政1年) 伊予西部 7.4 (安政南海地震との被害区分が出来ない。)
                    伊予大洲、吉田で家屋倒壊。
 
1857.10.12
(安政4年) 安芸・伊予 7.3 今治で城内破損、郷町で死者1人、家屋全壊3棟、
                    宇和島・松山・広島などでも被害。郡中で死者4人。
 
1905.6.2
(明治38年) (芸予地震) 7 1/4 負傷者17人、家屋(含非住家)全壊8棟。
 
1946.12.21
(昭和21年) (南海地震) 8.0 死者26人、負傷者32人、住家全壊155棟。
 
1968.4.1
(昭和43年) (1968年日向灘地震) 7.5 負傷者3人(高知・愛媛で被害多く、負傷者15人、住家全壊 1棟、半壊 2棟、道路損壊18ヶ所など。小津波があった。
 
2001.3.24
(平成13年) (平成13年(2001年)芸予地震) 6.7 死者1人、 負傷者75人、家屋全壊 2棟。

【参考文献】 地震調査研究推進本部地震調査委員会 
        「日本の地震活動-被害地震から見た地域別の特徴-<第2版>」


見てみると結構大きな地震が来ていますね 
 
昭和21年に南海地震が有りすでに70年経過してます
 
ニュースでも南海地震の事は取り上げられていますので
 
いつ来るかわからないもしもの時に
 
対応できるよう備えておかなければなりませんね


社長写真高岡でした



コメント(0)2016年11月29日まじめな話 

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