2018年5月6日、ほぼ何処に出かけることもなく黄金週間が終わろうかとしているちょっと憂鬱な昼下がり、何気なく眺めていたネットに『iMac誕生から20周年』という文字を発見。

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 "Say Hello to iMac"

1998年5月6日、「彼」がこの世界に初めてその姿を現した日
あの当時の驚きと興奮が鮮やかに甦り、そして「そうか!もうそんなに時間が経ったのか・・・」という懐かしさと寂しさの入り混じるなんだか不思議な感情が湧き上がりました。

1998年の初春、当時働いていた会社の異動で私の名刺の肩書きが「メイキャッパー」(※マネキン人形の顔を彩色する仕事)から「ディスプレイデザイナー」へと変わり、慣れない(というか初めての)デザイン作業=即実践/現場という日々。
事務所では1台のMacを3人で共用という状況でしたが、当然デザイン未経験の新参者にその使用権はほぼなく、「何か少しでも早急に技術を身につけないと・・・」と焦る私の目の前に、ボンダイブルーの半透明ボディを纏った「彼」が突然現れたのです!
そして衝撃の発表会から約4ヶ月後、自費で購入したiMacを自分だけの専用機として事務所に持ち込み、ドラフター(製図台)での製図作業からMacによるDTP環境への転換期を共に乗り越えて・・・

と、無駄に超個人的な前フリが長くなりましたが、今年はあの革命的な初代「iMac」の発表から20年(はい、私Apple信者です。)、そして自分自身がDTPに携わるようになって約20年という節目の年だったのでした。(笑) 
※「iPhoneのApple」のイメージしか知らない方達には、当時のAppleが身売り寸前の瀕死状態だったなんてとても信じられないでしょうね・・・

さて、そんな「戦友」も現役引退して約10年、今は収納スペースの片隅で静かに佇んでいますが、久しぶりに眺めてみてもやはり素晴らしいデザインだ・・・(はい、Apple信者ですから。)


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電源周りの問題で流石に起動は出来なくなっており少し寂しい気分ですが、あの当時必死に学んだイラストレーターやフォトショップのスキル習得の経験が、20年後の自分の基礎を造っているんだなあとしみじみ感傷に浸りながら2018年の黄金週間は過ぎ去っていきましたとさ。(完)

【人生の役に立つかどうかは判らないApple的トリビア:其の壱】
ところで、「iMac」の名前に含まれる『i』の意味をご存知でしょうか?
発表当初挙げられていたのは以下の5つでした。
・internet(インターネット)
・individual(個人的な)
・instruct(教える)
・inform(知らせる)
・inspire(ひらめかせる)
現在の『i』も同じ意味だとは限りませんが、その後の「iPod」「iTunes」「iPhone」「iPad」など、Appleの製品であることを象徴する目印のようになっていますね。

【人生の役に立つかどうかは判らないApple的トリビア:其の弐】
「iMac」という名前に関してもうひとつ、当初スティーブ・ジョブズ氏のお気に入りは別の名前だったという裏話があるそうです。
iMacの開発中のコード名は「C1」でした。
そして正式名称の最終決定直前まで、ジョブズ氏が考えていた名前は・・・

ジョブズ氏:「その名前は『マックマン(MacMan)』だ!」
開発チーム(心の声):「えっ!パックマン?」→『マックマン(MacMan)だ!』
開発チーム(心の声):「えっ!ウォークマン?」→『マックマン(MacMan)だ!』

ネーミングを依頼された広告代理店チームの一押しは「iMac」でしたが、
ジョブズ氏は、「ダメだな。マックマンの方がいい」と直前まで譲らなかったとか。
最終的には「iMac」という名前が正式採用され、その後の大ヒットでApple復活と快進撃の切っ掛けとなった訳ですが、もしそのままだったら・・・(笑)
いやいや、私はもちろん「MacMan」でも買いましたよ!(はい、Apple信者なので。)


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