January 10, 2006
Peter Gabriel「Peter Gabriel IV (Security)」

今日は一風変わった感じのアルバムを紹介します。
ワールドミュージック系ポップス?プログレ?
・・・となんだかジャンル分け不可能な曲が詰まっています。
けっこう存在感的には孤高のアルバムかもしれません。
だからといって、難解なわけでは決してありません。
これでもか、これでもか、というくらいにこだわって作りこんである中に、
絶妙のポップセンスが感じられ、けっこう聴きやすい音になってます。
ひとつひとつの曲の中に、無限に広がってゆく空間を入れ込んだような感じです。
そして、それぞれの曲が、聴いてる人に深いイメージを持たせてくれます。
僕が感じたのは、ジャケットの色使いもそうですが、
全体的に青というか、エメラルドグリーンというか、
だけど空でも海でもない、人智を超えた何か、そんな感じのイメージでした。
もちろん、あなたがこれを聴いた時にはまた違った色が思い浮かぶかもしれません。
そんな風に、想像力をものすごく刺激する音なんですよ〜。
ヘッドフォンで聴くと、ものすごい広がりを感じます。
ホームシアターで聴いたら、それこそ映画以上のスケールを味わえるかも。
この感想文だけ読むと、ちょっと難解に思われる方もいらっしゃるかもですが、
全然難解じゃなく、マジで聴きやすいです。
Tears For FearsやEnyaなどが好きな方には絶対にオススメです!