January 10, 2006
Tears For Fears「Shout」

これも、ものすごく不思議な曲です。
時に和風に、時にアフリカ風に、とにかくなんだか原始的な感じのするメロディが、
時に歌で、時にシンセで、ゆったりと流れてゆきます。
曲が進むにつれて、どんどん音が増えていき、最初はけっこうシンプルなんですが、
ラストにはもう宇宙空間のような広がりを見せてくれます。
スピードのある曲じゃないんですが、疾走曲以上にぐいぐいと、
それでいてムリヤリにではなく、聴き手を引っぱっていってくれる感じです。
気がついたら体ごと、この曲の世界に包まれてるような感覚になれます。
サビのメロディはクセになりますよ〜。
電車を待ってるときとかに、不意に口をついて出てきたりしますもん。
Shout, shout, let it aloud♪
These are the things I can do without♪
Come on, I'm talking to you, come on♪って。