1/31発売のスミレのサブブランドSoiree(ソワレ)のデビュー作「サルテ」をプレイしました!

スミレといえば、「僕と恋するポンコツアクマ。」など、楽しくてエッチな物語を生み出すブランドですが、Soireeはダークな物語をテーマとしたブランドの様で、サルテHPのイメージイラストだけでもその空気感が伝わってくるというものですね
サルテ001
実のところ、このイラストだけで結構色々想像できてしまうところがあったりもするんですよね、複数の糸に釣られているサルテ、HPのSTORYから読み取れる部分と照らし合わせるだけでもサルテが他人に、そして運命に翻弄されていく物語という感じがします
次に、2本の照明が舞台上から交差しているのにその中心にサルテが居るわけではない、本来スポットライトが照らすべき人物ではないけどその近くに居るのがサルテである
最後に右側に同じくスポットライトが当たらないもう1人の役者がいる、影の方向からしてサルテを見つめる者であり、立ち位置はサルテと逆でありながらスポットライトの中心に近い位置にいるそれなのに影しか映らない者

この感想を書いているときには既にクリア後のため、後付けで色々言えてしまうのですが、初見のときでも色々意味深だとは思いました
糸に吊られていることとスポットの中心に居ないサルテってのはすぐにわかりましたが、影の人物の件は最初は気づけなかったです

ミドルプライスのため、物語自体はそこまで長くはありませんが、かなりエロくダークな雰囲気が活かされている作品でした
内容はネタバレになってしまうので後述しますが、凝縮されたサルテの物語は一見の価値ありです、あとモブ達に輪姦されるプレイがお好きな方は是非プレイすべき、多いしエロいです

では、ここからはネタバレを含めた感想を

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物語は、記憶をなくした状態のサルテ、実は既に死の淵に立ったサルテが謎の舞台で自分の死の直前を振り返りながら、記憶を取り戻す物語ということで・・・どっかで聴いたな、このフレーズ

まぁそれはいいとして、途中途中でBADENDへ分岐する選択肢があるのでそれを避けながら真相へたどり着く、この途中下車式の分岐と物語の空気感も含めて2011年に発売された「
無限煉姦 ~恥辱にまみれし不死姫の輪舞~」(Liquid)を思い出しました

物語の最初からサルテは王国の王女であり、国の劇団の主演女優であると語られていますし、物語中では最後の方までサルテ=王女を前提にした演出で、最後のネタバラシでやっと影武者ということが明るみになってくるわけです
私はプレイ前にHPをそこまで良く読んでいなかったのですが、サルテの人物紹介に
「頭も要領も良く、演劇も王女の役割も上手く両立している」とあります
演劇は役割でわかるんだけど、王女の役割って本当の王女だったら言い方がちょっとおかしくなりますかね、役割じゃなくて役目になるだろうから、実はここだけで正体がバレるんじゃないかと・・・
作中も最後の最後まで全く真実が伏せられているというより、あちこちに見え隠れしているピースがり、大体は予想ができるのでその辺を考えながらプレイし、物語の演出を楽しむ作品ですね

それにしても初めの10分ぐらいしか平和なシーンは無くてあとはひたすらに凌辱されまくり、Hシーンは全部で19もあります
ミドルプライスとしてはこれでもかという量ですが、サルテとサロメの絡みの2シーンを除くと全て兵士たちに犯されるシーンばかりという、このシチュ好きには堪らないですが、一方で物語全体を見ると少しだけ見てみたいシーンが他にもありました

物語がサルテの人生という舞台であるから、そのメインではないところはバッサリと切れているのが潔いと言えば潔いですね、例えばジャンとのシーンなどが一切入っていなかったり、ガルニエとのシーンなどは1枚絵のみでHシーンではありません
ちょっと見てみたかったのはマリーの真相、娼婦としての顔だったり、BADの分岐の方ではもう少しシーンの幅が出せる部分はありそうかな?と思ったところもありましたが、演出意図的に不要と言えば不要なのでそこは納得です

真相へのピースの撒き方について、ちょっと謎だったのは「歪形」の1シーン、サルテとガルニエが深夜の廊下で密談しているシーンでサロメの部屋から出てくるジャンの一言
サルテ002
物語上では、この時点ではサルテの正体はまだ明確でなく、序盤から進んできた王女の凌辱劇に違和感を撒き、真相の一端をピースとして提示するのがこのシーンの役割だと思うのですが
「サルテの恋人だったはずのジャンが、誰か別の人物と逢瀬を重ねている」
個人的にはここで明かされる情報としてはそれだけで十分であって、「サロメ」という名前が出てしまうと、直前にサルテがガルニエと密談している部分と併せて、ここまで見てきたサルテには別の顔があることだけでなく、サルテとサロメという名前の類似性から、サルテ自身が王女ではないということまで一気に想定が繋がってしまう
ちょっとこのシーンはその辺の情報が出過ぎている様にも感じました

また、真相の中でちょっと微妙なのはクルーンの正体、彼(と言っておきます)は最初から仮面で正体を隠しているため、彼の正体が一体だれであるのかという点は、仮面によって隠された情報によって、それを知ることができるのが大事だと思います
なので、仮面を外した瞬間、髪の毛まで変わって出てくるのがサルテというのは、ちょっと演出として微妙な点かな、と思いました
まぁ彼の髪の色が最初からサルテと同じだったら、仮面で隠す意味もほぼなくなってしまうので、そこは別人を装う必要があるんでしょうけど、髪の毛の色まで一気に変わってしまうとそれは最早変身であって、仮面の意味が無くなってしまう
あの仮面をとるシーンでは、例えばあの髪の毛がカツラであって、仮面とともにカツラも外すとか、物理的に隠していることを壊さずに正体を明かすような演出があると個人的には好みだったかも
あ、胸に関してはまぁサラシでも巻いてたってことでクリアで!(この世界設定にサラシがあるのかは謎ですが)

ジェヴォーダンの犬のシーンについては、夢の中のシーンでもあるので、非現実的な黒靄の犬という見せ方で良かったですね、ボイスの部分で正体が何がしかの人間であることと、あの体勢からそれが女性であることは概ね想定できることなので

と、いくつかのシーンについては、個人的な好みの違いもありましたが、全体的には後半がやや駆け足な感じではあるものの、単なる凌辱抜きゲーではなく、物語の真相を追う舞台としてその演出を楽しめる作品であったと思います
サルテを演じる御苑生メイさんの演技は流石としか言いようがなく、凄くハマり役でした
サルテ004
サルテもサロメも最高です、Sな面も兵士に犯されて壊れてしまうところも

Hシーンの傾向としては、兵士(Mob)姦特化はそれで良いとして、もうちょっと器具を使うシーンとかが入るとバリエーション出て良いかもですね
私は堕ちるシーンの方が好きなので、BADで壊れたあとの1シーンとかの方が好みでしたが
サルテ005
でも凌辱され続けても折れないサルテの気丈さこそが彼女の一番の魅力ですね

この物語はサルテの人生を演じる演劇であり、この舞台を演じ切るサルテの生き方なんかを見てると、例えば初見でBAD選択肢を全部回避できた場合、つまりサルテとして舞台を演じきった場合のみ、最後の演出が変化するとか、そんなものがあっても良いのかと思ってしまったりしました
中々リスキーな仕掛けになるので、まずそんなことは無いのでしょうけど、ちょっとそんなことも思いつつ、本作を堪能させてもらいました

ブランド処女作として、ミドルプライスながら濃いHと真相を探る物語が楽しめる良い作品でした
また、楽曲・BGMなど作品のダークな空気感に合っていて、濃密な空気を最後まで感じられました
Soireeさんの今後の作品に期待したいところです
簡単ではありますが、サルテの感想でした