2017年06月03日 22:59

最高の癒やし 多頭飼いの勧め

最近立て続けに多頭飼いのご相談を頂きましたので多頭飼いについて・・・

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当店では犬にも人間にもメリットの大きい多頭飼いをお勧めしています。

ぜひ、多頭飼いライフをお楽しみください





�@いつも一緒の安心感

  お留守番の時でも仲間が居れば安心。

�A犬は犬同士

  人間との遊びとは違った犬同士の遊びを思いっきり楽しめる。

�B究極の癒し

犬同士が仲良く遊んでいる姿は、飼い主にとって至福の時となります。




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子犬を迎えるタイミングは一般的には、なるべく年齢が若い方が慣れるのにも早いとされています。



またある程度頭数が多いほど自然と群れ社会が確立するため子犬は先住犬をまねて自然とマナーを覚えていきます。



子犬から迎えるのであればまず心配はありません。

特に当店でお譲りしている子犬はきちんと社会期を親元で過ごしていますので安心です。




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2匹を仲よくさせるには?

2匹が一緒に暮らしていくには、まずは、先住犬に「新しい犬が群れ(家族)の一員である」と認識させなくてはなりません。

その過程で、ある程度の妥協と順位の決着がつけば、争いは減るはずです。

では、具体的にどうすればいいのでしょう?





◆基本的に先住犬を優先にする



ご飯や散歩、ブラッシングなど、犬に接するとき、声をかけるときなど、すべて先住犬から。



◆徐々に慣らす



犬同士が許容できる距離を、徐々に縮めていくようにします。必ず犬の安全を確保した状態で。





◆競争心をあおるようなことに注意する



ひとつのボールを追わせたり、片方のみをひいきしたりしてはダメ。順番をつけることは必要ですが、一方に与えた楽しみは、両者に与えるようにしてください。



◆たのしいことは2匹一緒のときに行う



相手の犬がいるときには、何かよいことがあると関連づけさせ、相手の存在が不快ではなく、好意となるように認識させます。



◆リーダーの権限を行使する



群れの中での喧嘩を絶対許さず、徹底させることが大切です。破ったら、その犬に合った制裁(罰)を与えましょう。ただし、これは飼い主がしっかりとリーダーとなっていること、犬をコントロールできることが条件です。絶対に無理はしないでください。



◆初めてのご対面



最初に犬を会わせるときに行う方法ですが、子犬はサークルに入れてまずは安全を確保しましょう。

無理と焦りは禁物です。日常の中で、これらをつねに意識し、犬と接するようにしましょう。お互いの存在を意識させながら、おやつを与えるなど、複数の項目を組み合わせると行いやすいかもしれません。





2頭目を迎えたい理由はなんですか?



先住犬がシャイなので他の犬と仲良くできないから慣れさせる意味で2頭めを飼いたい?

1頭だと寂しそうでかわいそうだから?愛犬の遊び相手として?





犬の性質上、心配しなくても比較的なかよくなります。

ワンちゃんと遊ぶ楽しみを先住犬が覚えるのでより良い関係が築けて2頭め、3頭目を飼ってよかったとの声がとても多いです。

しかし先住犬との相性は子犬のうちからでは残念ながらなかなか推測できません。



よく先住犬との相性を見てから購入したいと申される方がいますが店頭でいきなりあった子犬と相性が会うかどうかなどは到底判断できる事ではありませんし、ペットショップに先住犬を連れてきても普段と違う環境で他の犬の臭いが沢山するわけですので先住犬は興奮するか怯えてしまうかのどちらかです。

そのような状況で何を基準に判断できるのでしょうか?犬の相性を見てから決めるのは物理的に不可能だと考えます。
中には、自分の愛犬に『どの子にする?』と選ばせようとする方さえ居ます。気持ちはわかりますが、無謀にも程があります。





犬の相性より飼い主様が次のわんちゃんを迎える意思がしっかりある事が重要です。



その上で先住犬のお友達にと考えるのであれば一緒にお散歩を楽しめたり遊べるような大きさの子を選ぶ、または、室外犬の先住犬が居て今度は室内で飼育したいという場合には飼育方法はまったく異なりますので、初めて迎える気持ちで(初心に返り)室内犬を飼育する為の知識を持ち迎える事が大切です。 基本的に犬は群れで生活する動物ですので、ほとんどの犬は仲良くできています。 (飼い主様の心配は無用に終ったパターンがほとんど) しかも迎える側が子犬であればますは心配は必要なく問題はほとんど皆無です。 飼い主様が犬の習性を理解した上で飼育するという事が最大のポイントとなります。





子犬を迎えるときにはいくつかポイントをチェックしてください (上記でご説明した内容と重複しまうが今一度ご確認を・・・)





�@先住犬と子犬をはじめて引き合わせるときに子犬にきちんと1回目のワクチンが接種されて免疫ができてからにしてください



先住犬は外でいろいろな雑菌や病原菌を足や体につけてきます。免疫のない子犬には脅威となることもあります。



�A子犬に十分免疫ができて先住犬との初対面で先住犬と子犬のゲージの位置を近くに置くことからはじめてください



ゲージはもちろんそれぞれの分2つ用意してくださいね!



�B子犬と先住犬がはじめて遊ぶときには特に気をつけます







子犬はとてもしつこいので先住犬が嫌がるときがあります。 嫌がっているときに無理に遊ばせようとすると子犬を嫌いになってしまい怖がるようになります。

必ず飼い主が居る所で行います。犬だけで遊ばせては絶対いけません。

大好きな行事(おやつ、お散歩)を子犬と一緒に共有することにより子犬といることが好きな時間になってくれます。

二匹が仲良くしたら、おやつをもらえるといういいことがあると覚え込ませるのです。

基本は様子見で徐々にならすということです。



�Cご飯を食べさせる時やお散歩時のリードをつけるタイミングは先住犬をかならず優先です



犬は上下関係の厳しい世界にいます。 後輩である子犬は常にあとまわしが鉄則です!

今まで飼い主様の愛情を独占してきた先住犬にとって子犬は常にライバルです。 子犬を可愛がる以上に(いつもの倍以上)愛情を先住犬にも与えてください。



先住犬と子犬がなかよくできるかどうかは飼い主様にかかっています! ルールを守って仲良くできるように見守ってあげてください。





迎えたら同じサークルで飼育してもいい?





飼育の仕方はそれぞれなので、そのご家庭のやり方で構わないのですが

子犬を迎えたらトイレトレーニングをの為にサークルの中での飼育が基本となります。

また、当店でもサークル内で排泄するように徹底しています。



当店でのやり方を移行していただく事で完璧なトイレトレーニングが出来ます。

その為、子犬を迎えたら子犬のスペースをご用意して頂きたいです。

これはトイレだけでなく、食、便などを管理する上でとても大切です。



トイレトレーニングが完璧になるまで個人差はありますが、リビングで離れていても確実にサークルに戻って

排泄できるようになるまで平均半年です。

それを考えれば、確実に出来るまで、失敗したら初歩に戻りながらトレーニングを続けて行くのが好ましいです。



子犬の場合はまだ警戒心がなく、誰にでもすぐになつきますし問題ありませんが

先住犬が高齢の場合、今まで暮らしてきていきなり小さくてよく動き回る子犬が周りをつきまとったら

戸惑うのではないかと思います。



年齢が近い場合は(先住犬が1歳未満なら)、適応性が高く慣れるのも早く行動に差がないので

トイレトレーニングが済んだらすぐに一緒でOKですが

年が違うと子犬との生活のペースがまるで違います。

基本的に犬はお互いにそれぞれ安心して暮らせるハウスがあったほうがいいと思います。



もし、先住犬がとても面倒見が良く、子犬を負担に思わずに受け入れるようなら一緒でもいいと思います。

ただ、先住犬の今までのペースが崩れ体調を崩すようなら、一旦離したほうがいいと思います。





高齢犬の場合、今後、病気などで安静が必要になる事もあると思います。

その時に子犬が大きくなっても先住犬の傍を離れずに十分な療養ができなかったりする場合があるかもしれません。



同じケージで育てるとお互いの犬に過度な依存感情が芽生えます。特に子犬から一緒に育った場合

過度な依存心を作ることになり、常に傍にいたがり傍にいないと心理不安に陥るケースがあります。年齢を考えても当然子犬より早く年をとります。

そのとき、介護でどうしても一緒のサークルに入れられない場合、お互いに過度なストレスが発生しますね!

そのような事を考えて、別々が好ましいです。



当店では40頭の犬、すべて個々のサークルで飼育しています。管理の為はもちろん、やはりお産などで必ず1頭のケージで過ごさなければならない時が来るからです。

また、子犬の指導にも1頭でも依存する事なく自分のサークルで休むことができる指導も行なっています。



過度な接触よりは個体管理をしながらメンタル面でも適切な飼い方が個々のサークルで飼育する事だと考えております。



ご家庭それぞれの考え方があります。3頭の犬が同じケージで寝ているご家庭もありますし、

一部屋を犬専用にして6頭の犬を飼育しトイレもベットも兼用というご家庭もあります。

なので本当に、そのご家庭の事情に合わせた飼育が一番いいと思います。

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犬は適応力があるので、犬に合わせるのではなく人間の生活に合わせることが基本です。

なので、飼育スペースの確保が難しいのなら、一緒でも悪いのではありません。

また、スペースが無い場合、サークルを重ねてお使いのご家庭もありますよ



トイレも先住犬が排泄している所にマネしてすぐにする場合もあります。

沢山飼っているご家庭ではトレーニングしなくてもマネをしてできるようになったという事も良くあります。



トイレのしつけもそれぞれのやり方があります。2頭目、3頭目をお迎えの方は先住犬の時、

ご自分でトレーニングされた事と思いますので

絶対にこのやり方をしてくださいということではなく、やりやすいようにしてください。



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新しい子を迎え入れるのことで心配事も増えますが、多頭飼いの魅力もたくさんあります。何事にも変えがたい幸せな時間を手に入れる事になります。人間と同じでワンちゃんにも色々な性格があり、多頭飼いをすることによって新しい発見をする面白さもあります。成長の早さも、成犬になったときの精神年齢も違います。多頭飼いによって、犬社会を見学できるので一緒に暮らしていて楽しいでしょう。また、仲良く遊んだり、一緒に寝ている姿を見る時はワンちゃん好きの飼い主さんにとっては至福のひとときになる事間違いないでしょうね!みなさまのDOG ライフが今よりも楽しく明るい未来でありますように・・・・








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