2010年07月

2010年07月23日

「長妻大臣と語る『みんなの年金』意見交換会」のこと

「厚生労働省年金局・日本年金機構では、これからの年金制度や、
年金の加入者や受給者に対するお知らせや手続、相談などの
サービスに関する国民の皆様からの率直なご意見を賜る場として、
「長妻大臣と語る『みんなの年金』意見交換会」を開催いたします」
…ということで、7月24日(土)に東京の厚生労働省で
意見交換会が開催されるようです。
「長妻大臣と語る『みんなの年金』意見交換会」を開催します

すでに参加申し込みの期限は過ぎていますし、
そもそも東京での開催ですので、参加の予定はなかったのですが、
この「意見交換会」の目的が何なのか、考えてしまいます。
「パブリックコメント」がむしろパフォーマンス的要素が強いのと
同じ意味合いの会なのではないかと穿った見方をしてしまいます。
というのは、この内容が長妻大臣との直接の意見交換ではなく、
グループ単位で議論をしてその結果の発表という形を取る
ということなので、おそらくは本当に有意義な意見よりも
マスコミなどで取り上げがちな内容となることが
容易に想像できるからなのですが…。

大臣になって以来「ミスター年金」を返上し続けている長妻氏が
年金についてイニシアティブを取り戻したいのかなぁ?
次の内閣でも厚労大臣をしたいのかなぁ?などと考えてみたり(笑)。

いずれにしても、年金制度の根本的改革を早急にしなければ
手遅れになりかねない状況なのは多くの方が御存じですし、
もし消費税を増税して社会保障目的税にするのなら
年金制度をはじめとした社会保障をどうするのかを
明確にしなければならないでしょう。
小手先の誤魔化しではない本当の改革を正しく行っていただきたい
と強く願います。


puugami at 14:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 年金