2015年05月

元泉館の後は入れるものならもう一度入っておこうと閉鎖が決まった不動の湯に向かう。
GOLDWINGを停めて川沿いを歩くとすぐに不動の湯閉鎖の張り紙があった。
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閉鎖は明日6月1日からなので不動の湯に向かう。

不動の湯は過去何度か来たことがあるが、今回は満員だった。
仕方なく入浴できるまで待つことにした。


当初は私と同じく閉鎖が決まったから最後の入浴に集まった人たちかなと思ったが様子がおかしい。
10数人いるがどうやら全員仲間のようだ。
驚くのは胸を露わにして全然隠さない女性が数人いる。
男性の一人は背中一面に刺青が入っている。

ゆっくりお湯を楽しむというよりも大きな声でぺちゃくちゃしゃべり続けて飲み会のような雰囲気だ。
終いには背中一面刺青の男が立ち上がって股間の一物を手でぶらぶらさせながら女性の一人の顔に近づけて喜んでいる。
女性も笑いながら喜んでいる。


なるほどこういう連中が不動の湯が閉鎖する原因か。
確かにこの状態ではまともなカップルや家族連れはとても入浴できないだろう。しかもまだ昼前だ。
日中これなら、新聞に書かれているような夜の「みだらな行為」は想像するに恐ろしい。
いわゆる露出狂が温泉の名を借りて、自分たちの欲望を発散させているようだ。


だが、それでもやはり閉鎖ではなくきちんと法律か条例で対処すべきだろう。
町が管理しているのだからルールは町で決めることができる。


以前岡山の混浴露天風呂でやはり露出狂の男がいて、入浴客が男性の時は湯船も入らず背中を向けて座っているが、女性が入浴して来たとたんに股間を見せびらかすように女性の前を何度も行ったり来たりして湯船には浸からなかったが、地元の人たちにこの男は追い出された。当然だろう。


マナーやルールを守らなければきちんと罰則を設けて入浴規制を実施したらどうだろう。
前に日記にも書いたが、こういう連中はたとえ不動の湯が閉鎖されてもどこかで同じ事を繰り返す。
そうやって全ての混浴露天風呂が閉鎖されてはたまったものではない。
被害を被るのは露出狂たちではなく、純粋にお湯を楽しむカップルや家族連れの方だ。


結局、私も今日の入浴はあきらめた。
私同様にしばらく待っていたが状態を観てあきらめて帰った人が数人いた。

渋滞もなく快適な東北自動車道を西那須野塩原ICで降りる。
400号線を塩原へ向かい、途中もみじラインに入る。
元泉館に行く脇道は分かりづらく、ナビがあったのに一度行きすぎてしまい、
Uターンしてやっと見つけた。

脇道に入って3キロほど行くと「秘湯の宿 元泉館」がある。
駐車場にGOLDWINGを停め、フロントで料金を払う。

ここの日帰り入浴は8:00~20:00までやっているので非常に便利だ。

一度入口を出て右手に行くと日帰り客用の湯船に向かう入口がある。
湯船に浸かるとぬる湯。ここは私の考える露天風呂ではない。
完全に天井があり、一面の壁がないだけだ。
http://gensenkan.com/
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天井はあるものの湯船を見下ろすと渓流が流れ、せせらぎの音が眠気を誘う。
ここは紅葉のシーズンに来たら湯船の前が紅葉一色になるのだろうか?
もしそうなるのなら是非その時期に来てみたいものだ。

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お湯はぬる湯で緑色の濁り湯だ。
湯温はこの時期は長湯できるからいいが、冬もこのままだと身体が温まらないだろう。加温するのかな?
ゆっくりするにはいい露天風呂だった。

雨に予報が快晴の朝。
早速、準備をしてGOLDWINGに跨る。
目指すは栃木だ。
7時過ぎに出発したため首都高も空いている。気温は既に25℃。
順調な流れは東北自動車道に乗ってからも続いている。


蓮田SAのフードコートで朝食。
蕎麦かなと思っていたらメニューに豚汁定食とあった。
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ご飯・豚汁・納豆のみの素朴な日本の朝食だ。
だが、この組み合わせなかなかいけた。
朝食にはちょうどいいかも。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150530-OYT1T50010.html?from=ytop_main9

栃木県塩原温泉にある「不動の湯」の閉鎖が決まった。

読売新聞によると十数人の男女が定期的に訪れて「みだらな行為」をするためだそうだ。
もちろん皆がいいお湯を楽しむための場所で「みだらな行為」は言語道断だが、対処法が相変わらず日本的だ。

悪いことをしているのは特定の十数人であり、定期的に来ているのなら条例を作るなりして徹底的に取り締まるべきだ。
二度と塩原温泉には行きたくないと思うぐらい厳しく処罰すればいいと思う。

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たかだか数十人のために99%のまともにお湯を楽しみに来ている人達を排除するというやり方は一番簡単だが最悪の方法だ。
寸志のみで基本的には無料のため、こういう連中が集まりやすいのだろうが、結局は他の場所に行って、そこも同じようなことになりかねないので、やはり場当たり的な臭いものには蓋ではなくきちんとした対策が必要だろう。


私も過去に何度も行ったことのあるいい露天風呂がこんな話で閉鎖されるのは悲しい。
もちろん一番悪いのはみだらな行為をする連中だが、このレベルの対策で終えているようではまともな観光客も逃げるだろう。
私は正直この対策を聞いて塩原町内会にがっかりした。


兵庫をドライブ中に目前を走っていた珍車?
私は車には疎いので車種はよくわからないが、デザインを見ても年季が入っているのはよくわかる。
それでも立派に走っているのだから大切に手入れされているのだろう。
こういう乗り方はいいね。
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2016年、南アフリカのヨハネスブルク。
犯罪の増加に手を焼いた警察はテトラバール社が開発したスカウトというロボットを警官の代わりに現場に投入し、劇的な犯罪抑止効果を上げる。

だが、テトラバール社でスカウトの開発をしたディオンはそれだけでは満足せず、自分で考え判断し行動する人工知能(AI)の開発に密かに取り組んでいた。
ある日、ディオンはやっと開発した人工知能を組み込むために廃棄処分予定のスカウトを1台会社から盗み出すが、スカウトの活動の妨害を図る犯罪者たちにディオン自身が車ごと誘拐されてしまう。
そして人工知能を組み込まれた新たなロボット:チャッピーが生まれる。

だが、人間よりも正しく判断・行動すべく育てる予定のチャッピーを育てるのは犯罪組織だ。

犯罪組織からチャッピーを取り戻そうと試みるディオンだが、生まれたばかりの人工知能には少しずつ犯罪者の教えが入りこんでいく・・・
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地球上での宇宙人の特区を描いた映画「第9地区」や犯罪者や貧困者のみが地球に住み、富裕層はスペースコロニーに住む世界「エリジウム」を描いた二ール・ブロムカンプの第三弾。

物語の展開は「ロボコップ」そのもの。出てくる悪役のロボットもロボコップの悪役ロボットとそっくりで少しオリジナル感が薄い。

だが、今までの映画で描かれた(「2001年宇宙の旅」「ターミネーター」)完全なはずのロボットがふとしたことがきっかけで人間を裏切ったり、最初から人間の的だったりという作りとは一線を画し、生まれた時は人間と同じくまっ白な状態で、その後の教育によってよくも悪くもなるというロボットは初めてだ。

そして善に導こうとする者、悪に引きずり込もうとする者、わが子のように可愛がってくれる者、人間たちの綱引きのなかで揺れ動くチャッピーが一番純粋な人間だ。

ストーリー展開には安直過ぎる個所がいくつかあるが、それでも人間とは何かを考えさせてくれる映画だ。
哲学者デカルトの言った「我思う、ゆえに我あり」という言葉がこの映画への的確な表現だろう。

最後にこの映画は日本のソニーピクチャーズによって暴力描写が削除されている。
ソニーピクチャーズは監督の了承を得たと言っているが監督は「この映画はひとつのバージョンしかない(修正版はない)」と言っている。

この監督の前作「エリジウム」が日本でPG12に指定されて12歳以下は「保護者の助言・指導が必要」となり、実質上12歳以下が見れなくなったことの二の舞を恐れたのだろうが、これは作品に対する暴力行為だ。
利益を第一に監督の了解もなしに作品に手を加えるのは文明人の行為ではない。野蛮人の行為だ。
何より監督と観客に対しての裏切り行為でもある。

ソニーピクチャーズは北朝鮮を描いた映画「ザ・インタビュー」の時も北朝鮮に脅されたらすぐに上映中止にし、オバマ大統領から「テロに屈している」と名指しで非難されたら慌てて公開するという非常に恥ずかしくもみっともないこともやっていた。
どうやらこの会社では「正しく判断する」ことができる人材がいないようだ。それこそチャッピーに教わったら?(笑)

ランチ後は予約した新幹線を待つためにJR新大阪駅2階のスターバックスJR新大阪メディオ店へ向かう。
以前は新幹線ターミナル内のスターバックスをよく利用したが、今は広いここばかりになった。

オーダーしたのは季節限定の「フルーツ・オン・トップ・ヨーグルトフラペチーノwithクラッシュナッツ」
スタバの商品名は本当に長い。誰かに紹介しようと思っても一度オーダーしたぐらいでは覚えられないだろう(笑)
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さてこの商品、アーモンドをブレンドしたヨーグルトフラペチーノにオレンジ・ストロベリー・白桃・黄桃の果肉入り。
その上にジェリーとホイップクリームがトッピングされている。
クリーム以外は見た目もあっさりだが、味もヨーグルトクリームと果肉の酸味がほど良くホイップクリームと合って美味。
あまりアーモンドの味は感じれれなかったが、以前飲んだアーモンドミルクも美味しかったのでこれからアーモンド関連のドリンクが増えるのかな?

関西から東京へ戻る際にJR新大阪駅でのランチは1F味の街にある「串カツ酒場 どん」

ここでは豚しょうが定食(東京で言う生姜焼き定食)をオーダーする事が多いのでこの日は焼肉定食をオーダー。
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やはり大阪の味は甘め。
だが、この料金ならコスパはいいだろう。
ランチタイムのメニューは定食のみだが、昼間でも串カツはオーダーできるのだろうか?
一度試してみるかな?


いちご狩りの帰りに立ち寄った讃岐うどんの店「讃岐めんこい」
いちごをたらふく食べたのでしばらくいちごはいいなと思っていたが、いちごは思ったより消化が早く、1時間後には昼食OKとなった(笑)
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この店は飛び込みで入ったが、メニューの一部を除き、システムは丸亀製麺とほぼ同じ。
あとはお好みのメニューがあるかだろう。
新興のチェーン店かなと思ったが、ネットで確認してもここしかないので独立店舗のようだ。
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私がオーダーしたのはおろしぶっかけにかき揚げ天、イカ天、鶏天。
丸亀製麺と同じくセルフなのでおろしぶっかけの丼を受け取ったら後は好きなトッピングを皿に盛るだけなのであっというまに完了。
席に着いたらあっという間に完食。ごちそうさまでしたー。
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GWの花三昧の翌日は兵庫県丹波市のあぐり丹波でいちご狩り。
予約もなしで行ったがすんなり受けてくれた。

3人分の料金を払って説明担当らしき女性から説明を聞く。

入口から入って奥に行けば行くほどいちごはたくさんあるからと聞いて入口から入る。
やはりビニールハウスなので中は蒸し暑い。この日は曇り空で前日のような快晴でなかったのが幸いだ。

面白いもので説明担当の女性から奥にたくさんあると効いていたのに目の前に美味しそうないちごがあると手が伸びてしまう。
ふと、上を見ると列ごとにいちごの種類が違うのに気付く。
いかんいかん、この食べ方では一種類のいちごしか味わえないと思い奥に進む。
http://www.gyosai.net/
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3種類あるいちごを食べ歩き、後半は一番美味しいと思ったいちごばかりを食べていた。
十分にいちごを食べまくったが当分いちごはいらないな(笑)


最後の写真は土産で持ち帰ったもの。
これだけあって目方売りで450円だったかな?
やはり安い。
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昼間の花三昧の後は大阪のお好み焼き店で夕食。
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とはいえ、私は実はお好み焼きはあまり食べないので、お好み焼きに行く時にはいつも焼きそばばかり食べている。

この日も同様で
①なんこつの塩焼
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②ホルモン焼
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③ずりのニンニク炒め
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④ミックス焼きそば

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⑤偶のとん平焼
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・・・と見事にお好み焼きが入っていない。
もちろん連れや子供たちはお好み焼きを食べていたが、私はお好み焼きなしでも十分食事として楽しめるから問題なし(笑)

「花のじゅうたん」からほんの数分歩くと「永沢寺」がある。
そしてここには1月から10月ぐらいまで季節を変えて花を展示している。
看板は「花しょうぶ園」となっているが、私が行った時(5月2日)は「ぼたん園」としてやっていた(5月15日閉館)

入口を入ると大きな園内は水ばしょうのための敷地になっており、田んぼのようになっている。
そして一番奥のビニールハウスが「ぼたん園」だ。
http://www.shobu.co.jp/
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花には疎いので知らなかったが、牡丹は「花の王」または「百花の王」と呼ばれているそうだ。
色とりどりの美しい花が競うように咲き誇っている様は「花の王」と呼ばれるのもわかるような気がする。
この園では冬牡丹は1月から見ることができるそうだ。
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食後はこの日の目的地である「花のじゅうたん」へ一直線。
途中、片道2車線無い道路があったため不安を覚えたがナビ通りだし・・と思っていたらちゃんと着いた。

この日は快晴だったのでポカポカ陽気で蝶も舞う芝桜の庭園をのんびりと回る。
本当に絨毯のような芝桜だが、ここで寝転んだら追い出されるだろうな(笑)

http://www.hananojuutan.jp/
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ここ「花のじゅうたん」の開園時期は4月中旬~5月中旬なのでもうそろそろ今年のシーズンは終わるようだ。

薄紫の花がメインだが、ピンクや白い花もあり、コントラストが見事だ。
ゆっくりと園内を巡った後は出口近くの売店で苺の果肉入りのソフトクリームを堪能した。
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私にとってのGWは5月2日からだったが、この日は新幹線で新大阪まで行き、迎えに来た連れの車で兵庫県三田市にある「花のじゅうたん」に向かった。

途中、昼食で立ち寄ったのが「そば処 大正庵 三田店」
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そして私がオーダーしたのが「お造り天ぷら定食」
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まあ単純に刺身・天麩羅・蕎麦がセットなので色んな味が楽しめるので選んだだけである。

私はこれでどうにか腹には溜まったが、連れは「割りこそば3色」をオーダーしたので、それで足りるの?と思っていたら、やはり追加で「鶏の唐揚げ」をオーダーした(笑)

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