第8話はさやかが絶望して魔法少女から魔女となってしまうお話なのでした。
魔法少女はやがて魔女になるのではないかと各所で言われてましたが、それが本当だったと判明した回でした。
そしてそれこそがキュゥべえの狙いというのも恐ろしいもの。
さやかは絶望して壊れて暴走状態。
ただまぁ、まどかへの言い分に関しては分からないでも無いかもしれません。
酷いことを言っているという自覚もあるのが悲しいところでしたけど。
キュゥべえが弾丸で大量に撃ち抜かれても、体にはスペアがあったというのは若干驚いたもの。
もっとも、魔法少女は魂本体をソウルジェムに移し替えているというのなら、キュゥべえの体が飾りのようなものでも何もおかしくは無いですよねぇ。
むしろ、いちいち新しくすることが資源の無駄であるという程度の意識だというのが怖い怖い(笑)。
少しでも無駄にしないためになのか、蜂の巣にされた今までの体を喰って取り込むところは普通に恐ろしかったです。
いよいよほむらの正体もほぼ明らかに。
ループしているのではないかと言われていましたが、それが正しいとして、ループの質がどういうものかが気になっていました。
結局、これは並行世界でも何でもなく、完全にループで良いということなのですかね。
そして操っているのはほむら本人、周りの人は一切自覚無しで。
まさしくセーブデータからリセットしてやり直すというイメージでとっているのですけど、それでいいのかどうか気になります。
誰かの幸せを願った分、誰かを呪わずにはいられない。
呪うなら自分のみを呪うというのが、他人の幸せのために生きるということかなーと思いますし。
結局、さやかに関しては、誰かのためだけに魔法を使うという覚悟が足りなかっただけかなと思ってしまいます。
厳しいことだとは思いますし、実際に行動を起こす前にここまで考えてから動けというのは無理な話かもしれませんが・・・。
もっとお気楽な考えの人や、他人がどうなろうが何だろうが知ったことではないという人なら、絶望するということは無さそうなんですけどねー。
キュゥべえの狙いが魔法少女から魔女を作り出すことなら、こういう思考の人達はそもそも魔法少女の対象外なのでしょう。
魔女となる程に心を痛めうる可能性があるからこそ魔法少女になれるとしたら、何という皮肉なものでしょうか。
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キュゥべえの最後のセリフが黒くて素敵、こういうの良いですねぇ(笑)