2011年03月30日

魔法少女まどか☆マギカ 第9話

第9話はキュゥべえの狙いが明らかになるお話なのでした。
エントロピーの法則に反してエネルギーを取り出そうというのが狙いなのだそうで、ある種の発電所がわりとは凄い話ですねぇ。
微妙にSFちっくなもの、キュゥべえの考えはよく分かりますけど世界のために死ねというのを受け入れるひとは限られていそうな気がします。

魔法少女が絶望により魔女となるときに発生するエネルギーは、エントロピーの法則に反するものなのだそうで。
それを回収するのが狙いということで、魔女を作り出そうとする理由は納得。
そして、自分達の種族は感情を持たないが故に、自分達においてそのエネルギーを生み出すのが不可能であるのは納得。

生物は基本的に(本能的に)利己的なものだと思いますし、感情が無いというキュゥべえ達の種族は真に利己的だと思います。
だからこそ、例えば地球の人間という種がどうなろうと、地球そのものがどうなろうと、意に介したことではない。

世界のために犠牲になってと言っていますが、世界のためというのはどう考えても“キュゥべえ達の種族が際限なく繁栄することのできる世界”のためなのでしょう。
小さい場所に閉じ込めれば生物はいつか増殖不可になるラインに到達しますし、まして宇宙規模・おそらく地質学的な時間スケールでの未来を睨んだ上でなら。
エントロピーの法則によりエネルギーそのものが徐々に減ってくのは、ただでさえ限界のあるかもしれない宇宙のサイズを、さらに狭くすることになるのだと思います。
少なくとも、永久機関以上のものを作らない限り、無限の未来にはエネルギーは無限小まで落ちているのでしょうから。

そういう意味で、キュゥべえ達の種がまさに無限に近い将来にわたっての種としての、際限ない繁栄を考えた場合、キュゥべえの選択は本当に合理的。
個体単位ではなく種としての将来を考えるような生物種の存在には感動すら覚えました。

ただ、人間にとって見た場合は完全に厄介以外の何ものでもないですよね(笑)。
そもそも世界のため、宇宙のために犠牲になれというその“世界”は人間のための世界になるとは思えませんし。
それでも何かに役に立てるならと、犠牲になる人はいるかもしれませんが。

私は合理的な考え方は大好きですが、それ以上に自分の幸せが全てだと思ってます。
将来どうなろうと、そんなことは知ったことではありません(笑)。
合理性は今を最大限素晴らしく生きるためにあるもので、種よりも個体単位でみたいですねぇ。

というわけで、キュゥべえ達の種の思想は存在自体は大いに納得ですが、まったく共感は出来ないもの。
まぁ、世間一般の人達や、まどか達は私とはまた違った視点からキュゥべえの思想を嫌っていそうですが(笑)。


さやかの復活に関しては、実際のところキュゥべえの言うことは嘘では無い気がしますねぇ。
当面は、キュゥべえ自身はそんなものは実現可能性がほぼ0に等しいものとして、全てはまどかを魔法少女にするために動いているみたいですけども。
杏子に言った通り、前例が無いだけで将来起こらないという確実性は無いわけですから、何かもの凄いきっかけがあれば、起こりうるのではないかなと思います。


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魔法少女がどんな状況においても絶望しなければ魔女にはならないのですかねー。
そんな呆れるほど強い精神力か、呆れるほどの無関心人間かがいるかどうかは知りませんが(笑)

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魔法少女まどか☆マギカ (第9話)【マンガとアニメの感想録とか】at 2011年03月30日 23:23