『香港経済日報』

2012年09月20日

日中経済戦争は諸刃の剣

今回の反日運動は、当然ながら香港のメディアにも大々的に取り上げられています。僕の読んでいる「香港経済日報」は比較的中立なので、事実を伝えるだけで特に偏った論調はみられません。

では港民は。僕の感覚だと、香港人は表面上は親日嫌大陸、でも心の奥底はわかりません。ずいぶん前に書いたような気がしますが、2005年の反日運動があった頃のこと。当時ドラ一家が住んでいたアパートメントの管理人となぜか反日運動の話しになってしまい、普段は日本人にとても優しく気の良い香港人のおじさんが、その時は豹変してガーっと「日本はずるい」「コイズミはけしからん」と僕と嫁さんにまくし立ててきて驚いたことがあります。あー、これが本心だったんだなぁって。

赴任前に香港駐在経験のある上司から、「香港人は基本日本人に優しいが、歴史的に恨みを持っている世代も間違いなくいるので留意するように」とアドバイスをもらっていたことをその時思い出したものです。あれから7年経ちますが、今でも忘れられない出来事です。

で、今朝(正確には昨日朝)の経済日報一面は次のような感じでした。やはり一面ぶち抜きです。
一面その中で興味深い記事はこちら。
「経済戦争になったら、どちらの国が耐えられるか」と。
■北京の学者は「諸刃の剣」と。「中国経済後退下、中国の耐久力は日本より必ずしも強くはない」。
■人民日報は「日本は経済倒壊20年のリスクを冒した」。
■商務部アナリストは「日本の耐久力は劣る。日本は経済危機に陥る。日本企業が中国市場を失うことは世界を失うことに等しい」。
■社会科学院研究委員は「中国は多く日本の技術に頼っている。もし核心の部品が入ってこなければ産業はズタズタになる」。「経済制裁は日系企業の撤退に繋がり就業に打撃、最終的には中国経済に影響する」。
■ドイツビジネスデイリーは「欧州経済にも影響する」。
■日本共同通信社は「熱狂的な反日デモは世界にチャイナリスクを宣伝し、中国への投資見直し、東南アジアやその他新興国市場への転出を加速させる」と警告。

という様々な意見を淡々と紹介しています。ま、こんなもんでしょう。

あと、「吉野屋」を運営する0047合興集団が、「吉野屋は愛国的香港系民族企業。中国社会の発展に貢献しています」と広告を打ったことや、0538味千拉麺が「100%香港資本」ということを強調したなどが紹介されています。


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q1w2e3hk at 01:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年09月17日

QE3恩恵銘柄一覧

QE3、出ましたねぇ。

QE3、つまりQuantitative Easing(量的金融緩和策)。簡単に言うと、

金利が果てしなく低いため低金利政策を採れない
⇒国債などの購入を通じマネーサプライを増やす
⇒通貨の価値が弱まる
⇒インフレの可能性が高まる
⇒株が騰がる、商品価格が騰がる
⇒USドルペッグの香港市場も巻き込まれる
⇒1142シベリアンマイニングが買値に戻る
⇒ヤレヤレ売り

ということが予想されます。(注:後半部に願望入り)

早速今日発売の「Money Times」で、恩恵期待銘柄が取り上げられてましたのでご紹介します。
クリック拡大下さい↓

QE3恩恵



面白いのはQE1時の上昇幅。数倍銘柄がゴロゴロしてます。QE1(2009年3月〜)は'08年の大暴落後でしたので、その回復力も目覚ましく単純比較はできないとは思いますが、夢よふたたび・・・


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q1w2e3hk at 23:35|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2012年06月22日

Samsoniteよお前もか・・・

食の安全や企業統治の問題で、株価がドカンと下がるのはもう驚かなくなりました。
2319蒙牛、1068雨潤、0589PORTS etc..

こうなったらもう、欧米の老舗有名ブランドでないと安心できませんねと、いつかブログで書いた気もしますが、それでも安心はできないようです。今度は1910 Somsonite(新秀麗)ですか・・・

  <6月20日の経済日報より>
samsonite香港の消費者委員会による検査で、同社のAmerican Touristerシリーズ「Tokyo Chic」の取っ手部分から、発ガン性物質PAHが検出されたとのことです。一部は基準値の1800倍とか。


対しSomsoniteは、「んなことあらへん。外部機関に測定させたけど全然やんか。怒るでまったく。やけどしゃーない、消費者も不安がっとるやろうし、アジアで売ってる全てのTokyo Chicを回収して、取っ手を交換するさかい安心してや」という主旨の対応をしているようです。

写真の方は、Somsoniteのアジア太平洋・中東地区総裁・Ramesh Tainwalaさんで、記事にも「very angry(非常憤怒)」と載ってます。

真相はわかりませんが、いずれにしても、現地で最初に報道された15日にこのように株価も急落しています↓
chart 1910





株って怖いですねぇ。何を信じればよいのか・・・

じゃあ、株やめたら?
⇒あり得ません! というか、事故に売りなし、もしかして買い場?? (←完全病気)


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q1w2e3hk at 00:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年05月21日

Qさんが遺してくれた

心に残る名文ですので、自分メモとしてもぜひ遺しておこうと思います。

【2012年5月19日付『香港経済日報』より】
追悼文











【ハイQさんより】 (無断引用すみません)
hiQ読者の皆様へ

長い間 ハイハイQさんをお読み頂いていた皆様に
悲しいお知らせをしなければなりません。

5月16日(水)父 、邱永漢が心不全の為この世を去りました。
88歳の米寿を迎えても 尚、少年のままの好奇心と冒険心一杯で
世界中を走り回っておりました。

「これからアジアの国々は酷い目にあう。
大変な事になるだろう。
でも、それも面白いね。」

これが最期の言葉です。
退屈が何よりも嫌いだった父はやがて訪れるであろう経済混乱の中に
胸ときめく新しいチャンスを見出していたようです。

4431回に渡る父の夢と遊びとお話にお付き合い頂いた皆様に
心より御礼を申し上げます。

長女 邱世賓


Qさん街角







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q1w2e3hk at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月06日

史上最低の応援

1868 真明麗(Neo-Neon)。どこかで決戦が始まったようで。ちょうど今朝の経済日報別冊『Money Daily』誌でPickUPされていましたので、ま、とにかくご紹介しておきましょう。


1868昨年11月から2月までの大鍋底を脱出、250日移動平均線付近でフラッグを形成し地固め、50日線は既に100日線を上抜け、短期目標2.5HKD、損切り1.9HKD。

LED照明や一般照明、舞台照明等。ユーザーは欧米亜、中国内地。小売店やホテル、カジノ等の娯楽施設等。広東省とベトナムに生産拠点。

昨年上半期の売上比率は、LED装飾灯52.7%、LED一般照明灯25.5%。地域別では内地17.8%、米国41.9%、欧州23.4%、アジア太平洋&中東13.3%、残りはロシア他。

下半期に入り米経済回復、需要回復、内地「十二五」での「低炭素経済」主導で更なる発展。LED照明浸透率は2015年に20%目標、政策支持でLED生産過剰圧力も緩和、都市化加速有利。下半期業績はV字回復を予想。




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以上、記事のご紹介まで。他意はございません。。


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q1w2e3hk at 23:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年02月10日

勝利管道 注文書わんさか

Qさん銘柄(というと「そんなのない!」と怒られそうですが)は、買わなくとも気にはなるものです。

その中の一つ、1080勝利管道についての記事が、昨日の『香港経済日報』別冊に出ていました。

タイトルは「勝利管道定單滾滾來」、
定單=注文書、滾=わき上がる(滾る(たぎる)として日本語にもあり)
とロボット通訳が申しております。

勝利






要約しますと、
■「十二五」で政府が石油パイプラインを重点項目に。オーダー急増し、1080勝利管道も昨年11月にPOSITIVE PROFIT ALERTを発布。
■2010年と2011年上半期は、政府の緊縮財政政策によりパイプライン建設工事が延期、受注激減していた。しかし2011年下半期以降は状況変わった。
■勝利の株価は下がりすぎ、下値リスクは限定的。最近は真の大反発展開中。
■当面の目標は1.1HKD。抵抗線突き破れれば1.5HKDに挑戦。しかし0.76HKDを下回ると損切りを。
■執行董事などの経営幹部は率先して自社株買い中。将来の利益増に確信。
■昨年9月の低迷時にも、経営幹部は共同で発行株数の16.89%、4.19億株を0.7HKDで購入。下半期には売らない、1年後も20%以上は売らない、3年内にも50%以上は売らないという条件付き。
■昨年下半期に新工場稼動開始で生産キャパ大幅増。それでも今年は注文の全ては作りきれない。
■2012年度純利益は2.03倍の2.49億人民元と予想、株価への刺激は甚大。

どうです、ベタ褒めですね。ホルダーの皆様の御参考になれば嬉しいです^^



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q1w2e3hk at 22:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年02月09日

ちょこっとメモ 医薬銘柄一覧

香港経済日報社刊の『Money Times weekly』に、医薬銘柄一覧が載ってましたので、メモとして無断貼り付けしておきます。

医薬銘柄一覧

←クリック拡大ご参照下さい。




右の数字は時価総額と、先週金曜日の前日比増減率。
これを見ますと、Qさんもご注目の0460四環医薬は、比較的時価総額が大きな会社だったのですね。


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q1w2e3hk at 21:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年02月02日

ボロ株フリークの皆様、

耳寄りな情報ですよ!
今朝の『香港経済日報』紙に、次のような魅惑の記事がありました。
ぜひクリック拡大してご覧下さい。

ボロ見出しボロ一覧







要約しますと、「大型株が高値に張りついているので、資金がボロ株に流れている」とのことです。本当?? 久々チャートを巡回し、出来高急増マグマ溜め込み銘柄を発掘したいと思います!


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q1w2e3hk at 23:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年10月08日

瑞年国際大暴落、でも光りが・・・

昨日、▲26%もの暴落の目に遭った、アミノ酸サプリメントの2010瑞年国際。暴落のきっかけは、Morgan Stanleyによるレーティング引き下げとのことです。

需要低迷、08年リーマンショック以降売り上げ目標未達、今後3年の売上見込みは予想比△30〜60%、純損益は△45〜70%に留まる、とのことで、目標株価を7HKDからなんと72%減の1.9HKDへと引き下げ。「Over Weight」から「Under Weight」へ。

これはホルダーの方にとって厳しすぎますね・・・

でも、今朝の『経済日報』の記事には、次のことも載ってました。

王福才主席が傘下の福瑞投資を通じ、速攻自社株買い。248.5万株×2.165HKD=538万HKDのお買い物、と。この王福才主席はここ半年、実に9回も静かに自社株買いを行い、平均購入単価は約3HKだそうです。相当自信があるとみました!

*翻訳完璧ではないかもしれませんので、正確には記事↓をご確認頂ければと思います。

瑞年増持








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q1w2e3hk at 10:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年10月07日

蒸発

今朝の香港経済日報より。ご覧の通りです。

株価下落で内地富豪創業家の資産大蒸発とのこと。
別に中国に限った話しではないので、一喜一憂してどうするという気もしますが、香港人は株に対しては短気(短期)ですから。

蒸発







手抜きですみません。。


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