大手製薬会社、ファイザー(東京都渋谷区)の調査で、大多数の人が目薬を誤って使用している実態が明らかになった。

 同社は2月、病院で複数の目薬を処方されたことのある40~60代の男女1200人にネットで調査。その結果、目薬を一度にさすのは1滴が66.5%で正しい用法が多数を占める一方、2滴以上が33.5%に上った。2滴以上と答えた人の79.4%が「正しく点眼している」と回答した。

 点眼後の行動として、「目をパチパチさせる」「しばらく見開いたまま」など適切でない人が94.2%。「しばらく目頭を押さえながら目を閉じる」という正解は、わずか5.8%にとどまった。また複数点眼の際、5分以上の間を空けない人は37.2%だった。

 調査結果について岐阜大大学院の山本哲也教授(眼科学)は「2滴以上なら効果が大きいというのは誤解。点眼後はまぶたを閉じ、鼻などに流れないよう目頭を軽く押さえて。複数点眼時は、最初の薬を吸収させるため5分以上空けてほしい」と指摘している。

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