123."桜の会"についての素人的考察125.趣味のこと ~114誇張表現=真実という話~

2019年12月18日

124 趣味のこと  ~113上達が頭打ちになる理由~

さて、例によって、素人が分かったように書きますが、
こんなものも気づいてみれば実は簡単な話で、高音が
出せないとか、速いテンポが苦手とかいう以前に、最
も上達を阻害する原因は、ずばり、歌の場合なら、自
分が”ある程度歌えている”と思っている意識以外には
ないでしょう、ということです。

理由も全く簡単で、自分でいい、できていると思った
ことはそれ以上追求するすべがないからです。

これはなにも素人のことだけを言っているのではあり
ません。プロになっても同じことでしょう、結局は。

どういうことかというのに、例によって、視覚で見え
る話に置き換えると、

たとえば、バッティングなら、素人が動画でプロのス
イングの速さと自分の現在のスイングの速さを見比べ
れば、誰でも圧倒的に違うということが視覚を通して
瞬時に判断でき、

したがって例えばスイングの速さという明確な目的意
識をもって上達の追求ができますし、その人がプロで
も目指しているのなら、なおさらでしょう。

そしてもちろんプロになれても、こんどはプロ中のプ
ロ、すなわち超一流プロと比較して、その違いを埋め
るべく努力するという方向になるでしょう。

それがもし、素人の人から「あなたのスイングすごい
ね」と褒められて、「俺って、結構いけてるんだ」と
思ったが最後、バッティングとてそこで上達は止まる
でしょう。

しかし心配しなくても、バッティングの場合はそうは
なりません。

というのも、まさに視覚によって、他者との違いを見
続けることができるからです。

もちろん、素人に褒められてうれしくないわけはない
でしょうけど、動画を見れば、視覚によっているため、
超一流との差が、どこまでいっても一目瞭然なので、
そんな驕った気分になれることの方が珍しいわけです、
なりたくても。絶えずそういう気分を引きずりながら、
上達を目指していくとなるでしょう。

そこはピアノでも同じでしょう。素人の人に「ピアノ
すごい上手やね」と褒められたとしても、指の動き
視覚で捉えらるから、凄い人と自分を動画で比較すれ
ば、「俺はすごい」とはそうそうは思えないわけです。

ところが歌の場合は声の違いが当たり前のことながら、
現在のところ視覚的に捉えられないうえに、肝心の自
分の声がお客さんが聴く、あるいはお客さんに聴こえ
るのと同じ声では聴けないので、超一流との差を、も
ちろん感じてはいても,視覚的に差を捉えた場合ほど、
明確ではない、もっと漠然としたものなわけです。

その証拠に時期尚早の本気の高音練習があるわけで
しょう。視覚的に差が捉えられる分野では、いきなり
超一流のようなことを、勧められたって素人はしませ
ん。いきなりやれば、体を壊すことが誰にでも直感的
にわかるからです。フィギュアの4回転とかですね、
頼まれたって素人はやりません。

ところがその危険というのはやはり視覚的に見た場合
でないと適切に評価できないのでしょう。

歌の場合、日本ではほとんどの人が合唱を経てきてい
るため、まあそれで十年間もやっていれば、かなり歌
える
のは確かでしょう、まわりの素人の人からもそう
言われるでしょう。
「歌、上手ですね、とか、素晴ら
しいですね」とかですね。しかも子供の時から言われ
るわけだから---。

で、そのときに視覚的判断が使えないので、バッティ
ングのようには「一流の人と比べたら、まだまだです」
とは素直に、あるい心底からは思いにくいわけです。

だって違いはあっても、どの程度の違いか、聴覚頼り。
しかも自分の声はお客さん目線?で聴けるわけではない
ので、判断自体が甘くなるのも避けられないと。

そこで、「俺はもうかなり歌えている」との判断から、
「あとは高音ぐらいだな、残されているのは」となる
から、それに高音は、喉の感覚から自分ができないこ
とも自覚できるので、一生懸命そこを練習することに
なるわけでしょう。

しかも、その上、オーディションだの、歌の試験だと
なれば、それこそ難しい曲を避けては通れないため-
試験なんだからー結局、頭がそこから抜けきることは
まずないでしょう。

まあ、どの分野でも超一流の人はいるから、例えば歌
だったら、高校生ぐらいで国歌を歌って大勢の人に聴
かせることのできる人材とか、ごくまれにいますが、
そんな人は第一、これを読む必要が全くないわけです。

だから、最近分かってきたのは、自分が誰に向けて書
いているのか
はこれまであまりはっきりしなかったけ
れど、どうも(というのも変ですが)、

合唱の経験を経て、それなりに歌えて、しかも声がい
いとされる人-プロまでは行けるはずでしょう、もち
ろん、プロの中にもいろいろレベルがあるでしょう
が、-なのに低迷している人向けだということに気づ
いてきました。

またそんな人が多いようです。そこそこ歌えているの
にもう一つという。

で、私からすれば、もう一つも何も、自分がまさにあ
る程度歌えているというその意識が邪魔しているので
あって、それ以外の理由はあってもこれより大きいも
のはありません


結局、自分の悪いところに自分で気づいて(自覚して)、
少しずつ修正していくしかないのに、失敗の自覚がで
きるのは高音域だけで、いつまでたっても、それ以前
のいわゆる中低音の充実がなされていないことが自覚
できないため、-だって苦しくないのにダメなんだと
は思いにくいでしょー高音域へ突っ走ってしまうから、
できないし、体というよりも喉を壊します。

他に喩えれば、重量挙げで、たとえば70kgが持ち上
げられれば、素人から見れば、既に力持ちでしょうが、
「かなり持ち上げられる」からといって、「次100kg、
持ち上げよう」とはおそらくならないでしょう。

もちろん推測ですが、たとえば5kg刻みで時間をかけて
徐々に重りを増やしていくというような中間段階を必
ずいくつも経るでしょう。

重量挙げだと、頼みはやはり視覚触覚でしょうが、
重いのをちょっと持ち上げようとしてみれば、無理
だとわかります。腰にきそうですしね。決して実際
に持ち上げるところまではやらないでしょう。

75kg、80kg、85kg---とかですね。一定期間その
重さでやって、十分に筋力が育ってから、要するに
間をかけて
やるでしょう。

さて、いろいろ書いてきましたし、こんなことはいく
らでも長く書けるので、この辺で結論的に、では歌を
上達させる基礎とは何かといえば、現時点では私は
だと捉えています。

一つは以前に専門家である発声教師が語られていた
①遠くの人に向って呼びかける練習、
まあ野球でいえば遠投ですよ。それも徐々に伸ばして
いきます。ちなみにまさか野球で遠投をしないという
選択肢はないと思いますが---。

まあ、でもこれはある意味わかりやすいです。それは
大ホールで一番後ろの人に聞こえるように歌うという
のとイメージが一致しているからです。抵抗が少ない
でしょう。したがって差がつくのは、おそらく②の
②低音練習
でしょう。そしてこの低音練習はやっていくといかに
重要かというのが分かってきます

というのも、他の重要だとされている練習法が全部同
じもの、あるいは同じことを目指した練習法であるこ
とが分かってくるからです。

それは、私の実践では、
指にやさしく息を吹き吹きかける練習ストローで息
を細くする練習
(強い)ハミング練習、そして実際
に音を出す低音発声練習は、全部同値な練習法だと思
われます。

どれぐらい重要かと言えば、私の認識では、このうち
のどれ一つも練習に組み込んでいなければ、それは
歌唱練習をいくら熱心にしていても、歌の練習をして
いないに等しい
、したがって頭打ちの状態である事ま
で歌を聴かなくてもわかります。

そしてこれらが同じことを目指している練習法だとい
うのは、結局、指にやさしくというのは、ストロ-と
同じように結果的に細く息をすることで、また低音練
習はこれも実際にやってみれば誰でもわかると思いま
すが、音を下げていけば行くほど、喉が無理やり開け
られ、しかも顔面への圧力が高まってくるのを体感で
きると思われますが、その感覚はストローで息を細く
していく感覚がと少なくとも酷似しています。

そして、最後にそのストローで細くしていった極限形
すなわち口を完全に閉じて音を出そうとする感覚がま
さに強いハミングだと捉えられるからです。

ですから、基礎をやっているといっても、どうやって
いるかが重要なのであり
、いわゆる鼻歌で使う(弱い)
ハミングでは何年練習しても、声が強くなったりはし
ません。

つまり、は「ハミングは基礎だからちゃんとやってい
る」とか、『発声の基礎入門』というタイトルの本を
ちゃんとさらったとか、基礎を何年やったとかも、
式的な
ことは本当はどうでもよいわけです。

問題は基礎というけど、規格に合った結果が出るよう
な方向で練習してきたかどうかだけです。

個人的には私は上のこと、すなわち諸練習の同値性に
気づいてから、上達が加速してきたのを感じますが、
従ってハミング一つでも、これから深めていけそうな
気がしていますが、初心の段階ではそういうつながり
もわからないだろうから、併用してそれらの間の関係
を探るような形で練習すればよいのではないかと提案
します。

まあ、私の場合は実際に出している声を聴くために、
低音発声練習が主でしたけど。

まあ、基礎ちゃんとやらなければ、初心者が(そのレ
ベルの)走りで、軽く何年走り続けても決して速くは
ならないだろうし、

また初心者が今日からいきなり心を込めて走っても、
決して人を魅せるような走りにならないことは、こう
いう視覚に訴える分野ではそんな馬鹿げたことを考え
る初心者はいないと思いますけどね。

あるいは音楽関係で言うなら、昨日・今日初めてピア
ノを弾き始めた人が、軽くピアノを弾いていて、それ
で何年も続けたから、自動的に見違えるほど、うまく
なっていたなんてことがあり得ますかね?って話です。

どの分野でも人間がやっている以上、何らかの方向で
追い込む練習なしには上達はないと思いますが---。

だから逆に言えば、軽い練習しかしていないのだか
ら、薄い声しか出ない、まして高音は出せないのはむ
しろ自然、必然の結果で、むしろ軽い練習しかしてい
ないのにいつの間にかものすごい声になったという人
がいるなら、それを動画にアップされれば、それが本
当なら、世界的な有名人になれることは間違いないで
しょう。




















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