鳩山首相は29日夕、閣内で意見対立が激化している郵政改革法案について、「亀井郵政改革相と原口総務相の談話にのっとって進めていきたい」と述べ、亀井氏らが24日に発表した「最終案」を基本に調整を進める考えを示した。

 さらに、30日夜に開く全閣僚参加の懇談会で「そういった方向を確認していきたい」と語り、ゆうちょ銀行の預入限度額の2000万円への引き上げなど「最終案」の骨格部分は修正せず、議論の調整を図る意向を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は今回の混乱について、「(最終案が)既定路線のように感じられてしまったかもしれないが、検討過程の中で大臣としての案が提示された。それをベースにしながら、これからしっかりと最終的な案を作っていく」と述べた。

 一方、仙谷国家戦略相は29日夜、放送衛星BS11の番組収録で、ゆうちょ銀行の預入限度額を2000万円へ引き上げることについて、「改めて議論してもらわないと、その金額は『ちょっと、ちょっと』という感じだ」と述べ、修正を求める考えを改めて示した。

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