埼玉県鴻巣市の知的障害者更生施設「啓朋学園」の入所者と保護者計21人が、寄付金をだまし取られたとして、運営する社会福祉法人「翌檜(あすなろ)会」と金子俊也・元理事長に約6400万円の返還を求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志=かねつき・せいし=裁判長)は25日付で、金子元理事長側の上告を棄却する決定を出した。約4400万円の返還を命じた2審・東京高裁判決(09年8月)が確定した。

 1審・さいたま地裁は08年10月、翌檜会が97~01年に設備改善などの名目で集めた寄付金約1億7000万円のうち、約7割にあたる約1億1700万円が不適正に使われたと認定し、原告の寄付金の約7割を損害額と判断した。2審は寄付金全額が損害に当たると認めたが、原告側が控訴しなかったため1審の損害額が維持された。

 寄付金を巡っては、約780万円を着服したとする業務上横領罪で金子元理事長の有罪が確定している。【銭場裕司】

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