民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で起訴された民主党の石川知裕衆院議員(北海道11区)は10日、離党する意向を固めた。近く小沢氏と会談して最終判断する。

 民主党筋によると、石川被告は9日夜、民主党幹部に電話で離党する考えを伝えた。小沢氏に近い民主党議員は10日朝、「世論の反応は厳しい。石川氏は自発的に離党を申し出るだろう」と語った。

 石川被告は9日に地元の北海道帯広市で記者会見した際は、議員辞職や離党に否定的な考えを示していた。しかし、仙谷国家戦略相が9日の記者会見で公然と離党を促すなど、党内では石川被告の自発的離党を求める厳しい声が強まった。連立を組む社民党には、議員辞職に値するとの意見もあり、離党しない場合、与党の結束がゆらぎかねない事態になっていた。

 こうした事情を踏まえ、石川被告は事件をめぐる政治的、道義的責任を取る形で離党せざるを得ないと判断したと見られる。

 自民、公明、みんなの党の3党は石川被告に対する議員辞職勧告決議案を衆院に提出している。民主党は、衆院本会議での採決を拒んでいる。与野党は10日昼の衆院議院運営委員会理事会で決議案の取り扱いを協議したが、結論は出なかった。民主党執行部は石川被告が離党した場合、この問題に一定の区切りを付けたい考えだが、先行きは不透明だ。

 小沢氏の政治的、道義的な責任問題が改めて焦点となる可能性がある。

 石川被告は10日午前、保釈後初めて衆院に登院した。

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